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私にできる唯一の事、忘却の闇から亀井水を語りなおす

見出し。17世紀の屏風絵「四天王寺住吉大社屏風」四天王寺蔵、に描かれた、亀井水。画面左が明治時代に失われた影向井。右が亀形水盤。

人類は、たいがい大切なことを忘れる。そして、屁理屈ばかりひねりだす。

水防碑。大阪市北区、桜の宮橋のたもと。寺田寅彦の名言。

🐢災害は忘れたころにやってくる

これは自然災害や疫病について語ったものでしょう。似たような言葉に。

🐢歴史はくりかえす

人間は何度も愚かな過ちをおかす。


最大の災厄は、戦争と、戦争を誘因する社会と政治の空洞化です。

空洞化した社会を、災害、疫病が襲う。

忘却と形骸化。自己欺瞞と一体の自己過信。嘘と幼稚な詭弁。

虚脱感。

私の拠り所となる仕事。たしかな事実認識の事例を呈示する。

たったひとつの歴史遺産を、忘却の闇から救い出す。その基点を見失わないこと。

人間の武器は知性と創造力だ。しかし、それは自己欺瞞のためにも利用できる、両刃の剣なのです。

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