事実を事実として見られると、ネガティブになりにくくなる
こんにちは。亀井ひろかずです。
モチベーション改善カウンセラーとして、「誰でも簡単にネガティブを解消できる」セッションを1400人以上と実施したりしています。
日々セッションをしていて感じますが、ネガティブになりやす人ってある共通の傾向を持っています。それは、
事実と真実を混同している
ということ。
先日こんなツイートをしました。
こちらを深掘りしていきます。
事実と真実は違う
事実と真実って同じようなものと思われがちですが、実は全く違うものです。
簡単に説明すると、
事実:起こった出来事
真実:出来事に対しての解釈
といったイメージ。
ですので事実は1つでも、100人いたら100通りの真実があり得るということになります。
ネガティブになりやすい人は事実と真実がごちゃ混ぜ
ネガティブになりやすい人の傾向を、事実と真実の違いを踏まえた上で見ていくと、この2つがごちゃ混ぜになっていることが非常に多いなと感じます。
人の感情って、起こった出来事に対してではなく、出来事に付けた解釈に対して動きます。見方を変えれば、事実には良いも悪いもなかったりするんですよね。
例えば、会社の上司から怒られたとします。この場合、
事実:上司から仕事上の問題点の指摘を受けた
真実:上司は私のことを嫌っているから、あんなに厳しく怒った
となります。
あるいは、朝から雨が降っていたとします。この場合、
事実:今日は朝から雨が降っている
真実:今日は憂鬱な一日だ
といった感じ。
「いやいや、極端すぎるだろう!」と思ったかもしれませんが、多かれ少なかれ私たちは同じようなことをしてしまっています。
この真実の解釈がネガティブな方向に振れやすい人が、ネガティブになりやすい人なんですね。
事実を見極めるコツ
ここまで読んで下さった方はお気づきかもしれませんが、ネガティブを減らすには「事実だけ」を見るようにすることが大事になります。
なぜならば、上記の通り事実には良いも悪いもないから。
事実を見極めるには、「実際に何が起こったのか?」を客観視するクセをつけることがポイントです。
その際、上記の真実で書いたような予測や推測、主観は一切不要。事実ベースで起こったことを把握するようにして下さい。
事実を事実として見られるようになると、起こった出来事が意外とどうとでも解釈できることに気づけると思います。
すると、これまで大問題だと感じたような出来事が、大したことじゃないなと感じられるようになりますよ。
ぜひ試してみて下さい。
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