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好きになる人はなぜか決まって同じ部活の女の子。(恋愛エッセイ#2)

こんにちは。こんばんは。

今日職場で五郎丸選手に似てると言われ、『それって男らしさめっちゃあるんじゃない?』とにやついたkamehiroshiです。

普段は恋愛小説読んだり、女子力高いと言われる成人男性です。


さて今回は中学校時代の話です。

中学生とか高校生のころって、好きになる人とか、気になる人が毎回同じコミュニティだったって方は割と多いのではないでしょうか?僕の場合はたった2人連続ですが、中学校のころがまさにそれで、同じ部活の女の子でした。


見事中学受験に惨敗し、親は寝込み(笑。当時はあんまり笑えませんでした。笑)、クラスでは『kameはなんで2月にあんまり学校に来なかったんだ?』『中学受験じゃね?しかも落ちたっぽくね?』と微妙な小学校の締めくくりを迎えた僕は、地元の中学校へ進学します。

中学校1年生になった僕は同じクラスになったEさんのことが好きになりました。Eさんは同じ小学校から中学に進んだ女の子で、とにかくかわいかったです。

僕の通っていた中学校には木琴部(文字そのまま木琴を演奏する部活)があり、地域でもなかなか珍しく、Eさんはその木琴部に入っていました。僕はサッカー部で、一足早く部活を終えた木琴部の集団が帰宅するのをグランドから見ると、Eさんの姿をその都度探していました。


中学生から高校生の恋愛に共通していることは、

『好きな女の子(男の子)を目で追ってしまうこと』

であると思います。


例に漏れず、僕もEさんを割と目で追ってしまっていたために、周りの友達にはEさんが好きなことはバレバレでした。笑

2年生に進級すると女神は突如僕に微笑みのみならず、満面の笑みも与えてくれました。Eさんとまた同じクラスになれただけでなく、同じ学級委員として過ごすという時間までプレゼントしてくれたのです。

こーいがはっしりーだっしたらぁーー。(福山雅治さんの名曲より)

まさにこんなテンションで僕は毎日過ごしていました。笑


あるとき、クラスの男子のなかで好きな女の子に告白する。という一種の流行みたいな時期があり、僕もEさんに告白することとなりました。『kameは絶対いい感じだから付き合えるよ。』と周りの友達に流されたのもあってか、当時の僕は流れにまかせ、告白をしました。(今思えば中学生もまだ子供ですね。笑)

お返事は、『ごめんなさい。』 でした。

実際Eさんは僕のことをよく想っていてくれて、好きな気持ちを抱いてくれていたそうです。しかし、当時Eさんと同じ木琴部のなかに、僕のことを好きな女の子がいて、彼女は相談を受けていたりしたため、友情を選んだとのことでした。

いやー、今となっては、ぜひkamehiroshiを選んでいただきたかった!笑

告白した次の日にEさんと会話をしたとき、Eさんの顔が真っ赤になっていたのを僕は未だに忘れることができません。

のちに僕はその木琴部の女の子から告白をされるのですが、まだEさんに未練がある僕はお断りさせていただきました。


半年ほど経ち、Eさんへの気持ちが落ち着いたころ、僕は同じ木琴部のAさんが気になり始めました。AさんもEさんと同じく、同じ小学校から進学しており、Aさんは小学校5・6年生のとき同じクラスの女の子でした。

ある日、『Aさんはkameのことが気になっているらしい。』との噂が僕の耳に入り始めました。


中学生から高校生の恋愛に共通していることその2は、

『【お前のこと気になっているらしいぞ。】などと言われると、無意識にその相手を意識してしまう。』

であると思います。

その日以来、僕がAさんを気にし始めてしまったのは言うまでもありません。


当時僕には同じクラスで同じ部活の不良の友達がいて、(僕は学級委員をやっていたので不良ではありません。笑)その友達がかなり僕の背中を押してくれ、Aさんに告白することにしました。

冷静になって考えてみれば、中学生や高校生のころは、単純ですぐにいろんな人を好きになり、なんだかとっても幼稚だったなと自分を振り返えるたびに胸がざわざわします。(笑)それが青春というものなのかもしれませんね。


Aさんに告白した結果は、『ごめんなさい。』 でした。

理由は『kameちゃんは友達。』でした。

『〇〇○らしい。』などと確実性のない情報をもとに動くと、図らずもこういう結果になるということを、14歳の僕は自然に学んでいたかもしれません。


同じ木琴部の女の子を好きになり、結果は2戦2敗でしたが、なぜ同じ部活の女の子だったのかなと思うと、やはり『好み』なのだと思います。

たったの2人の連続なので、『たまたま』という要素も大きいと思いますが、その『たまたま』のなかに共通する、明るくて、話ていて楽しいという『好み』が内包されていて、そこから木琴部という一つのコミュニティに繋がっていったのではないかなと思います。


恋愛には必ず『好み』があり、外見のような表に見える好み、性格のような内面の好み、をある程度みなさんお持ちだと思います。

僕のこの『好み』が形成されたのは、間違いなくこの多感な中学校2年生のときであり、普通に考えれば半年で2人に告白するなんて軽い告り魔だなと思いますが(笑)、自分の気持ちに素直に想いを伝える経験ができてよかった時期だなと素直に思います。


ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

次回の恋愛コラム#3は『なぜ恋バナは楽しいのか。』を書きたいと思います。







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