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宮沢賢治『雨ニモマケズ』の現代における価値について探ってみた(ミニ記事)

宮沢賢治の『雨ニモマケズ』は、皆さんも教科書で、読んだことがあると思います。

僕も読んで、覚えるよう先生に言われたことがあります。

この記事では、『雨ニモマケズ』のタイトルに既に表れている価値について、述べていきたいと思います。


まず冒頭に、「雨」が出てきますね。

これは、何かしらの困難と読み取ることもできますが、皆さんにとって、感じ方は様々だと思います。

ですので、それを大事にしてください。


続いて、「マケズ」という言葉があります。

これは、困難に負けない、立ち向かう意志のようなものが表れています。

しかし、ここでも皆さんの感じ方が大切です。

皆さんは、どう感じるでしょうか。


最後に、「ニモマケズ」とカタカナ表記で書かれていますね。

これは、淡々と困難に強い意志で立ち向かうことが表現されているように感じます。

ここで大事なのは、淡々と、という箇所です。

この部分は、賢治の悟りの境地のようなものが感じられます。


これらの価値から、『雨ニモマケズ』は、現在のコロナ渦において、強く内からの励ましを促してくれる、と思います。