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季語エッセイ『サングラス』vol.8

季語の説明

まあ、そのままサングラスですね。

これを他に説明できる人がいたら、天才だと思います。

さて、今回の季語はサングラスということで、今日はその苦い思い出をエッセイとして、したためておこうと思います。

通学制の大学時代の思い出

あれは、通信制ではなく、通学で大学に通っていた頃の話。

当時の僕は何を思ったか、サングラスを購入し、いかにも満足げであった。

そして、性格と人柄に合ってなさそうなサングラスを相棒に、○○通りに出かける、と宣言した。

意気揚々と出掛けていった結果、それ以降、二度とサングラスをかけることはなかった・・・。

そこから得た教訓

サングラスは、やはり僕のような人がかけるべきではない。

理想と現実の間に、それなりに差がありました。

それと、かけてみて一瞬思った。

なんかちょっと不安、だと。

人混みの多い中を、一人闊歩し、ラーメンなど食べたが、心は少しふわふわしていた。

なんかちがうなんかちがう警報みたいなものが、胸に鳴り響く。

やはり、僕は自然体のラフな格好で、のんびり生きていきたい。

しかし、心のどこかでいまだに、サンブラスとかセンスのあるファッションを望む僕がいる。

憧れだけが、今もさ迷っている。

いつかはあのファッションで、あのお洒落アイテムで、ほんとうの自分になってみたい、と・・・。


おわり。