詩の行についてのわかりやすい考察|ミニ記事
詩の行についてのわかりやすい考察をしていこうと思います。
その1:詩の行とは、何か。
詩の行とは、詩の段であり、強調や余韻を漂わすために必要なのではないか、と思います。
強調とは、詩の行の一段を、集中してみてもらう効果があると思います。
余韻とは、文を切り分けることで生まれ、行終わりでスパッと切れる想像力を育む効果があると思います。
その2:詩の行の数には、どんな意味がある?
詩はそもそも、ある一定の切なる感情を、一定のスペースに書き出すということだと思います。
そのために、シルクハットの中にある国旗を1つずつ取り出していく働きがあると思います。
行の数は、詩の切なる感情の規模であり、リズム感のある流れを表現するのに必要なものではないか、と思います。
その3:詩の行の効果とは
詩の行の効果は、強調と余韻。
そこにもう1つ何かひとこと付け加えるとすれば、次元の移動なのではないか、と思います。
つまり、とりあえず1行書いて、次の行に移るとき、瞑想状態で、考えを飛躍させるステップというか、リズムなのだと思います。
うまく言えたかどうか分かりませんが、これが一応、僕が考える詩の行に対する考察です。