一番良かった旅先次点 - アイスランド 前編
下記の記事で、私が経験した中で最も唯一無二性が高く、得難いラーニングジャーニーができた場所として米国のブライスキャニオン国立公園を挙げました。
本記事では、ブライスキャニオン国立公園と最後まで競り合ったが惜しくも次点に終わった「良かった旅先」として、アイスランドをご紹介します。
次点とした理由は、一国全体を挙げるのは「旅先」として広義すぎると感じたからで、逆に言えば魅力的なコンテンツの集合体でもあります。どうぞお付き合いください。
アイスランドの地理的背景
アイスランドは北緯63度から66度という、非常に高緯度に位置していますが暖流の影響により厳冬期の気温がさほど下がらず、オーロラ観測ができる土地の中では最も暖かい場所の一つです。
さらに、火山島であり地震活動、火山噴火などの天災も多いですが地熱発電資源に恵まれ電力が安価なことからアルミニウムの精製が盛んです。また、約35万人の人口に対し、2019年には約260万人の旅行客が訪れ、GDPの8%が観光業によるものという国でもあります。
これは乱伐と、その地理的条件により森林こそないものの豊富な自然観光資源に恵まれている同国ならではです。
また、プレートの真上に位置するアイスランドは、プレートの重なる「大地の裂け目」が見られる場所でもあります。
このあたり、地震国でもあり太平洋火山帯に位置する日本とよく似ているものの、よりむき出しの地球環境が見られる場所と思います。
その他、アイスランドに関してはVoicyパーソナリティでもある宮路秀作氏の記事が非常に詳しいので、ご参照ください。
アイスランド行きの動機
当時私は米国駐在をしておりました。米国からの旅先として、日本から行きにくいところの優先度は上がっていたのですが、その点アイスランドは抜群に条件が良いところでした。
アイスランドはその位置から、米国の多くの主要都市から北上するだけで到着でき、フライト時間はおよそ6時間強と近い。
また、オーロラは見てみたいが寒いのは嫌というものぐさ心的にも良かったです。
何より、これほど緯度が高いところであり自然環境が豊富なところに訪れるのは初めてでしたので、非常に楽しみでした。
行ってみるとやはり様々な学びがあり、本当に良かったです。もう一度、今度は娘を連れて行きたいと思っています。
ロシアーウクライナ戦争の余波で、日本から欧州を訪れるのは非常に遠回りを強いられます。アイスランドのレイキャビークは、その点位置的にかつてのアンカレッジのように日本発欧州行の経由地にもなりますし、アイスランド自体の魅力もあるので、日本から直行便が開設されることを願います。
「地球」を感じた場所
ありすぎるくらいあるので、次回記事にて紹介させていただきます。どうぞ次回も引き続きお付き合いください。ここまでご覧くださりありがとうございました!
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