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「一番良かった旅先」を本気で考えた(結論)

上記の前編を受けての続編です。よく頂戴するご質問があります。
「今まで行ったところで、一番良かったのはどこですか?」
について一度本気で考えてみたの巻、結論編です。
宜しければお付き合いください。


前回の整理 - 必要条件「唯一無二性」

まずは前回のおさらいです。
私にとって旅は、ガチガチに旅程を組み、それをこなすものではなく臨機応変に五感で体験を受け止め、ラーニングジャーニーにするものだと整理できました。
ですので、そこで重視したいのは再現できない価値による学びということになりました。旅先には、その時にしか味わえない、他とは決定的に異なる「唯一無二性」があるか?ということを重視したい、ということに至りました。

旅先の解像度をあげていったり、一緒に行く人が変わればその時々の体験や学びが変わってくるのである程度どのような場所でも唯一無二性は確保できるのですが、とりあえず一旦それは横へ置いておきます。

最も再現できない「唯一無二性」は自然、と思い至りました。

「唯一無二性」=自然。では、その一番は?

結論から申し上げます。
現時点での私の推し。「一番良かった旅先」は米国・ユタ州 ブライスキャニオン国立公園です。

グランドサークルを旅した方でも、意外に行っていないという方は多いと思います。少し北東に外れているんですよね。
加えて、多くの方からの「どこやねんそれ」という声が聞こえるようです。

グランドキャニオンのパーキングから4時間半。遠いですね。

「私の一番」ブライスキャニオン国立公園

展望台からの景色

ブライスキャニオンを推す理由はいくつかありますが
・絶景を望むだけでなく、多様なトレイルロードが整備されていて様々な目線から楽しめること
・開業100年超のロッジなど、宿泊・飲食施設がある程度充実していること

が大きいです。実はこの2要素は、米国の国立公園ではある程度どこでも見られるのですがブライスキャニオンのトレイルが群を抜いて良かったんですよね。

トレイルを降りていく
トレイルの「底」へ到達

標高は2,000メートル以上ありまして、訪れたのは7月でしたが風は涼しく、また影も多くあり気持ちの良いハイキングができました。

時には車で野生動物と並走

難易度の低いトレイルもありましたし、娘がもう少し大きくなったら連れて行きたいと思います。いやー、思い出しても本当に良かった。

1916年創業のロッジ「Ruby’s Inn」も良かった

ブライスキャニオン国立公園にほど近いロッジ「Ruby’s Inn」に泊まったのですが、これもとても良かったです。

先ほど触れましたが各国立公園とも、歴史あるロッジがあることは多いのですが予約が取りづらく、価格が高いことが多いです。その点、ここは予約の面でも、価格の面でも難易度が低くその点が助かりました。

まだまだ続きは次回記事にて

次回記事では、惜しくも選外となった「良かった旅先」をお送りします。
宜しければもう少しお付き合いください。


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