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人生でいちばん大切なものが”健康”と考えている人は少ない?

誰しも1度は考えたり、質問されたりしたことがあるのではないかと思うこの質問「人生でいちばん大切なものは何ですか?」そう聞かれてあなたは何と答えるでしょう?

私も以前、心理学系のセミナーで聞かれたことがあります。その時は「人生において大切に思うものを10個あげてください」という問いだったのですが、私は真っ先に”健康”と書いたことを覚えています。

そして、同時に考えていたのは、誰だって1番は健康に決まってるじゃないか! そう思っていました。しかし、その考えはあっさりと否定されました。その場でそれぞれが発表したのですが、見事に大切なものはみんな違っていたのです。

ただ、”健康”と答えた人たちでさえ、よく聞くと実はまるで違うものを求めていることに気がつきました。そして、望んでいるものが違うのですから、自ずと手にするものは違ってきます。

今日はこのあたりのことをしっかりお伝えしたいと思います。これを読んでいただければ、本物の健康を手にするために必要なことがわかっていただけると思います。ぜひ最後まで読んでみてください。

人はステージに応じて求めるものが違う

いろんな場所で問われる「人生でいちばん大切なもの」は人それぞれ違いますが、どの調査結果を見てもベスト3はほとんど同じ、以下のような結果です。

  1. お金

  2. 健康

  3. 家族 or 自由な時間

他にもいろいろな意見がありますが、直接これを聞く機会があってその根拠を聞いているとわかるのは、人はその時々の人生のステージで大切なものが変わるということ。

経済的に困っている時は何よりもお金を望むに決まっていますし、大病でもしたら以降は何よりも健康を望むと答えるでしょう。このどちらとも手にしている人なら家族や自由な時間を求めるのもよくわかりますよね。それには何の不思議もありません。

そして、それぞれに対して熱心に求めることで人は望む人生を手にしていくのだと思います。

多くの人が望む健康とは

何を求めるにしろ、本気で望めばそれなりに手にできるものも多いかと思うのですが、”健康”だけはその捉え方にズレがあるため、真の健康を手にする人は少ないように思います。世の中の健康志向も同じく、どんどんズレが大きくなっているように感じます。

それは、多くの人が望む健康=病気にかからない、なのです。

引用元:厚生労働省委託「健康意識に関する調査」の概要

そのために何を食べたらいいとか、どのくらい運動すればいいとか、どのくらい睡眠をとるといいとか、最近はそういう情報ばかりが溢れています。すべては病気にならないための情報だと言わんばかりに。

そして、人はいつも健康に対して心配ばかりする傾向にあります。

引用元:厚生労働省委託「健康意識に関する調査」の概要

結局、巷にあふれる健康情報で人はさらに健康に対する不安を煽られているようにも感じます。

カラダを想うだけでは事足りない

一般的には健康はカラダが病気でない状態と捉えていることは明らかです。ここでもうひとつだけアンケート調査の結果をご覧ください。

引用元:厚生労働省委託「健康意識に関する調査」の概要

漠然といつも健康不安を抱えている人たちが、何に対して不安に思っているのかというアンケート結果です。すでに持病がある人はここでは一旦傍に置き、突出して多いのが「体力が衰えてきた」と「ストレスが溜まる・精神的に疲れる」の2つです。

体力の衰えはカラダのことですが、病気ではないですよね?そして、もう一つのストレスに関しては、あきらかにカラダではなく精神的な側面です。特に日本を背負っていく20〜39歳の層では突出して多いのです。

つまり、この2つにより意識を払って日頃の生活を送ることで「心身の健康」が手に入るのです。直接的には、体力面に対しては適度の運動、ストレス対策としてはいろいろな手段が考えられますよね。

ここでもう1度よく見返してもらいたいのが先ほどのこのデータです。

引用元:厚生労働省委託「健康意識に関する調査」の概要

この表には健康感を得るために不可欠なものが並んでいるわけです。半分から下を見るとどうでしょう?

  • 不安や悩みがないこと

  • 家庭円満であること

  • 幸せを感じること

  • 前向きに生きること

  • 生きがいを感じること

このアンケートは複数回答可とあります。この上記5つの数字を足すと65.1%になります。1位の病気がないこと63.8%を超えてしまいます。

まとめ

人が健康であることは、冒頭の質問「人生でいちばん大切なものは何ですか?」の回答ベスト3を含め人それぞれ、多くのことを満たすことで得られるものなのです。

もちろん、その中にカラダの健康も含まれます。ただ、決して病気でないということが健康ではないということ。

だから、私は人さまのカラダと向き合う仕事をしていますが、決して何かを治すことを目的にはしておらず、もっと大きな枠組みで目の前の方がしあわせな人生を送るためのお手伝いをさせていただいています。

そして、こうしてnoteやX(旧Twitter)なども通じて、より多くの人の真の健康に何か少しでもお役に立てればと思いこれからも発信していきます。

もし、気に入った!と思っていただけたら、スキやコメントいただければ嬉しく思います。

日本中をもっと健康にしていきたいと思います。

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