美味しい話 コロナが過ぎたら絶対に行く!! 02 北海道紋別郡雄武町 出塚食品株式会社 本店 弁当
北海道紋別郡雄武町 出塚食品株式会社 本店 弁当
雄武町に行くには車が無いとどうしようもない。まあ北海道はそんなのが当たり前なんだけど、なんとか公共交通機関を乗り継いで行けないことも無い。
東京羽田からオホーツク紋別空港まで夏期は1日1往復ANAが飛んでいる(はず)、一度冬季に紋別へ行くときに羽田からの直行便が無くて、丘珠か新千歳で飛行機を乗り換えて紋別空港往復をした記憶がある。
紋別空港からは無料のバスで紋別市内のバスターミナルへ。ここで北紋バス 雄武高校入口行に乗り換えて1時間強で、雄武町の「道の駅おうむ」に到着。オホーツク海を眺めながらの小旅行。こうしてたどり着いた道の駅おうむの直ぐ横に出塚食品株式会社本店がある。
ちょっとややこしいのは、紋別市には「出塚水産」があり、新千歳空港にも出店するなど手広く事業を展開している。この出塚水産で修行して独立したのが雄武町の出塚食品らしい。
雄武の出塚と紋別の出塚、さてどちらが美味しいか?これは食べ比べして自分で決めて下さい。
この出塚食品の本店で練り物を土産に買うのもいいのだけれど、ここのお勧めはおなんといっても弁当。とにかく安いそして美味しい。種類も豊富。こういう弁当売ってる店が近所にあればと願いたくなる弁当がずらり。オホーツクの海を眺めながら弁当食べる贅沢が堪能できる雄武町。
ちなみに雄武町の山の方に「旧上藻別駅逓所」という観光名所?がある
案内を引用すると
「郵便局、宿泊所、馬屋を兼ねた北海道独自の施設、駅逓。現存する 建物は道内でも僅か5ケ所、オホーツク沿岸ではここだけです。 駅逓奥には、かつて東洋最大規模の金山があり、最盛期には人口 1万4千人に達したゴーストタウン、鴻之舞が広がります。」
金山が賑わっていた頃の人々の暮らしを垣間見られる施設。ここのお勧めはなんと言っても蓄音機と昔のレコード。ここで広沢虎造全集を見つけてじっと眺めていたら、案内の人がレコードかけてもいいよと言ってくれて、しばしうっとり 虎造の世界に浸かる貴重な時間を過ごすことが出来た。
雄武町からバスで紋別に戻り、紋別から遠軽まで90分程度。ここでやっと鉄道の駅に接続。遠軽駅から石北本線で網走駅まで2時間弱。バスやら鉄道の待ち時間を加えると朝に雄武町を出発して網走には夕方到着。1日がかりの移動となるけれど、のんびりした移動もたまにはいいのでは。
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年間100日を日本各地に出向いて、地域の課題解決の相談にのっていた亀田武嗣(デジタルメディア研究所・主任研究員)による、足で探し、人と交流…
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