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美味しい話 コロナが過ぎたら絶対に行く!!  閑話6 ラーメンの話  いそむらのラーメン

ラーメンの話  いそむらのラーメンから

銀座8丁目 銀座SOVAXビルは今でも健在。このビルの地下1階に「いそむら」というバーがあった。もう時効だろうけど10代後半の頃からいそむらには行っていた。ニッカウヰスキーの営業部長さんに最初連れて行って貰って、それからたまに行くようになった。このバーやたらと食事が美味しい。特に美味しかったのがコンビーフサンド。未だにここのコンビーフサンド同等のサンドイッチに出会っていない気がする。
そしてラーメン。 普通のラーメンの量の半分ぐらいだったか、〆のラーメンの量。 やたらと美味しいラーメン。別に自家製麵でも無いだろうし、スープを極めるために様々な出汁が入っているとは思えない鶏ガラスープのラーメン。これは本当に美味しかった。 今でも同じ場所にバーがあってそこでもラーメンはあるようだ。

特にこの店のラーメンを食べたいという欲求は無い。贔屓のラーメン屋も無い。そんな中、時たま思いだして食べたくなるのが支那麵はしごの排骨担々麵。渋谷には同じような排骨担々麵を出す亜寿加があったが、再開発で閉店し、その後別名で排骨担々麵を出す店が出来たそうだ。

排骨麵は昔から好物のひとつで、40年ほど前に初めて食べたのが銀座4丁目にあった東芝ビルの8階、レストラン四季。正式名称はファミリーレストラン四季だったとのこと。フランス料理のコックドール、天ぷら和食の天一、そして中国料理 金鶏菜館が合体して和洋中華が楽しめるレストランだった。
この四季で初めて排骨麵を食べた。担々麺ではなくて醤油味の澄んだスープの排骨麵。 レストラン四季ももうない。
なんだか正統派ラーメン屋にはまった記憶が無い。

町中華の五目そばや広東麵は結構食べている。細い麵でアツアツのが溜まらなく美味しい。高級中華店ではなく、町中華の麵。
ちょっと変わった麺料理の部類に入るか、銀座アスターのセロリー麵。これは汁麵、焼きそば両方好物。
以前JR中野駅北口にあった味噌ラーメンのお店、あそこも好きだった。普通の味噌ラーメンと辛味噌ラーメン。焼き飯も美味しかった。一度小火でお店が閉まってその後に再開したが、いつのまにか閉店してしまった。トッピング無料券、結構持っていたが使っておけば良かった。

地方にも贔屓のラーメンがある。 
ラーメン屋ではなく青森県八戸市ニューシティホテル八戸 谷口板長が作るラーメン。これもあっさりした素朴なラーメンで、何度でも食べたくなる。そして長崎市の永楽苑、しいたけ蕎麦が美味しい。

元来こってりしたラーメンは苦手だったが、還暦過ぎるとますますサッパリ系のラーメンが好みになる。仕方ない。例外なのが排骨の乗った麵か。

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