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今、川崎Fは強豪と呼ばれても恥ずかしくないチームだと思うのだが、なぜ、サポーターである自分は心配なのだろう。

2020年Jリーグの前半戦が終了した。
(といっても未消化の日程を残すチームもあるのだが)
異常とも言える中での、
いつもと違うレギュレーションでの開催。
フロンターレは、そんな中で強かった。
本当に強いと実感できたのは、
新聞雑誌やネット上での反応に依ってだった。
そうなのだ。
強いチームに対しては、自分もこんな反応返してたなぁ。
そんな書かれよう、言われようを
自分が応援するチームがされて、
あぁ、本当に強いってこういう事なんだと、
再確認させられた。
ただ、それも今までの取り組み・積み重ねが
功を発揮して、現在があるに過ぎない。

その昔、
Jリーグの開幕は、横浜MとV川崎の一戦だった。
日本リーグを知っているもにとっては、
日産対読売クラブだ。
マリノスは後にフリューゲルスを吸収し、
未だ名門に恥じないチームであり続けているが、
ヴェルディは本拠地を東京に移転して、
低迷を続けている。
鹿島Aは降格知らずで、
今年の前半こそ最下位にいたが、
気が付けば連勝をして、上位にいるのは流石だ。
J2スタートだったJ磐田は、
一時期、所属選手のほとんどが日本代表だった時があり、
負け知らずだったが、今年はJ2で戦っている。
みんな歴史があり、繁栄と衰退の繰り返しなのだ。

思えば、フロンターレはスタイルが、
攻撃をベースにしている事と、
勝ち方が派手なせいか、
負けた時の悲壮感があまりないので、
どうしても忘れがちなのだが、
不遇の時期が長いチームでもあった。
J1へ昇格してもすぐに降格。
J2でも2番手が続き、
最終的には昇格に一歩及ばず。
J1に上がっても、
やはり、派手な勝ち方をするものの、
大事な所では、一歩及ばず。
リーグの順位はいつも2位止まり、
カップ戦は決勝まで進むが、準優勝止まり。

そんな時代を知ってるサポーターも多いせいか、
強く出る、
いわゆるマウントを取る言いようのファンが少ない。

リーグ2連覇、カップ戦優勝1回。
リーグ戦10連勝したら、
『俺たちは強い』
と言い切っても良さそうなものだが、
どこか、心配なのだ。

実際、
S大阪も、鹿島Aも負けずに勝ち点を伸ばしているし、
自分達のスタイルを貫いて独走を
信じれば良いのだが、
いかんせん、守備に自信が持てないのと、
いつかは『やらかす』のではないかと言う不安が、
いつでも付きまとう。

試合をしている選手は違うのだろうが、
サポーターの自分には、
勝者のメンタリティとやらが芽生える気配がない。
いつになったら、○島Aや○和Rのサポのように、
負けて帰る時も『オレ達は強い』オーラを
出せるようになるのだろうか。

以上、雑感。

それにしても等々力、行ってないなぁ。

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