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2024年フランス🇫🇷&ドイツ🇩🇪買い付けレポート

Aloha!カメちゃんです。


はじめに


今回も執筆します、買い付けレポート。

毎回執筆に1週間以上かけてるのでなかなかハードではありますが、皆さんが買い付けのスキルを身に付けるため今回も頑張ります。

今回行った国はフランスとドイツ

フランスはパリで、ドイツはシュトゥットガルトに行き、観光はもちろん買い付けも行ったので楽しみながら読んでもらえればと思います。

今回の渡航目的は主に7月に開催するイタリア&パリ買い付けCAMPの下見

前回はミラノ・フィレンツェ・ヴェネツィアで開催をしたのですが、さらに利益を狙うためパリを入れ込みました。

イタリアで利益を出ることはもう分かっているのですが、パリのアウトレットでもより成果を出してもらうために再度訪問しました。

観光も兼ねてるので、買い付け50%・観光50%といったとこでしょうか。

時間ができたのでふらっと行ったテンションです。

緊急着陸inアゼルバイジャン

Xで「行ってきます」と投稿したのも束の間、なんと機体トラブルでアゼルバイジャンに緊急着陸しました。

経由で行くと疲れるし遅延のリスクもあるので、関西空港→パリのエールフランス直行便で予約してたのにも関わらず、です。

30カ国以上行ったことがあり1年間の海外旅行が10回を超える僕でもこのトラブルは初めてでした。笑

電気系統?の不具合だったらしく、機長が「機内が焦げ臭いからバクー空港に緊急着陸するね」と英語で言ってたのは今でも思い出します。

最初「バクー空港」が分からず「どこだそれ?」となりました。

アゼルバイジャンは知っていましたが、その首都が「バクー」なのは知識不足でした。

実は離陸直後からフラグ立ってて、離陸して2時間後くらいに「電気系統の不具合でモニター使えません」と案内があり、残りの12時間以上はモニター映像なしで過ごさないといけなかったです。

わりと切迫していたらしく、着陸したら救急車やら警察やら関係者やらで物々しい雰囲気。

アゼルバイジャンは一度行って見たかった国ですが今日じゃなくて良いです。笑

一旦みんな降ろされて空港の制限区域内で待機してとの案内で、次の連絡を待ちます。
この時は気付かなかった。これから32時間も閉じ込められることを、、、

バクー空港に着いてエールフランスのサイトを確認すると、ちゃんと反映されています。

で、次のフライトの案内などは一切なく、エールフランスから「次の案内をお待ちください」とメールが来るのみで次の日になります。

普通はこの場合、航空会社がホテルを取ってくれて泊まれるのですが、その案内もなく仕方なく空港で寝るしかありません。

僕の寝床はこれ↓

僕はソファ確保できたので良かったですが、ソファもたくさんあるわけではないので椅子で寝る人や地べたに寝る人も多数。

乗客みんなこの空港で1泊したので、全部で300人くらいここで一夜を過ごしたことになります。

空港泊は学生時代ぶりだったので少しワクワクもしましたが、電気消えないし精神的に疲れたりとあまり眠れません。

ラウンジも夜は閉まるタイプなので入れませんでした。

結局次の便は翌日の夜中発。

この画像では21:45発と書いてありますが、実際に離陸したのは12時過ぎていたので32時間くらい空港で過ごしたことになります。

後から届いたエールフランスのメールには
・機体トラブルで緊急着陸した
・バクー空港はエールフランスが就航してないのでスタッフがいなかった
・ビザの問題で外出認められなかった
・代替機はすぐ用意できたけどスタッフが休憩しないといけないから次の便が遅くなった
・ごめんね、てへぺろ
の旨。

いやー空港に32時間はさすがにきつかったですね、、、

1番困ったのはエールフランスからの連絡がなかったことでした。

スタッフもいないしメールも来ないので、次の便の時間はHPで確認したくらいです。

しかもバクー空港はかなり小さいので回るお店もレストランもほとんどありません。

食料の調達が難しく、一応水やサンドイッチはもらえたのですが配給のアナウンスもなくタイミング逃すと貰えません。

これみんな怒ってました。笑

もちろんXでもみんな激おこ

せっかくだから空港楽しもうと思っても、ショップの数が少なすぎる、、、

「エルメスがあれば仕入できたのになー」と残念な気持ちも抱えつつ、ひたすら待機してました。

待機中に仕事すれば良い話ですが、
いつ出れるかという不安な気持ちやwifiが弱かったりと捗る環境ではありません。

32時間待機してようやくアゼルバイジャンを脱出してパリ🇫🇷へ✈️

パリの到着も夜中の4時で電車もバスも動いてないので、タクシーでホテルへ。

ヨーロッパ発着の便は遅延やキャンセルがあると「EU261」という法律があり、補償を受けられます。

もちろん僕も対象だったので帰国後申請しました。

そちらの内容は長くなるので記事の最後に記載します。

このトラブルで失った時間や労力は大きいですが、なんだかんだ補償が大きかったのでそのあたりも後ほど詳細書きますね。

パリ観光

パリ到着後1日目は観光

昼に起きたので街並み散策したり美術館回ったり公園でのんびりしたり。

セーヌ川もノートルダム大聖堂も行ったけど、この日は残念ながら曇り。

パリ買い付け

さあここからお楽しみの買い付け

まず行ったのはパリのアウトレット:La Vallee Village

いつもであればブランドごとに写真撮ったり利益出そうな商品紹介したりしてるのですが、今回はほとんど写真がないのでご容赦ください。

丸一日回って60万くらいの仕入れ

いやー今回の収穫は大きかった気がします。

利益率も高いしライバルも少ない商品をたくさん仕入れできたので、パリだけで旅費ペイくらいは稼げてます。

カードの請求分は656,587円ですが、免税があるので12%ほど返金されて、関税消費税も計算すると大体70万くらい。

もうすでにBUYMAやフリマアプリで出品して売れてるのでいい感じです。

当初は25万くらい利益出ればいいかな、という感じでしたが今の利益率キープできれば45万は利益出ます

どんなに低くても35万は利益出そうです

利益率は30%は超えます。

そして

今回改めて分かったヨーロッパ買い付けの攻略を教えますね。

大きく分けて3つあるのですが、一般公開はそのうち1つにさせてもらいます。

買い付けCAMP参加者には全てお伝えするので参加者の方は最後まで読んでください。

ヨーロッパのアウトレット攻略方法

1つ目は「セール時期」と「通常期」の仕入れブランドを変える、です。

ヨーロッパのセール時期はざっくり
・1-2月
・7-8月
の2つです。

※国によって異なるのでご自身で行く場合は調べておいてください。

上記のセール時期に行けばほとんどのブランドがセールをやっており、どのブランドも40%OFFとか30%OFFの値札が貼ってあります。

ただし
・GUCCI
・FENDI
・BALENCIAGA
などの一部ブランドはセール時期でも割引はありません。

セール時期の成功体験のイメージで通常期も同じように仕入れようとすると「あれ、全然利益出ない」となります。

1つブランドを紹介すると、Calvin Klein

このブランドはセール時期と通常期で大きく値段が異なります。

セール時期は半額とか60%OFFとかの商品がほとんどですが、それ以外の時期は割引がほとんどないので行かなくていいです。

ヨーロッパでアメリカブランド仕入れるの?」と思ったかもしれませんが、もちろん仕入れます。

アメリカ圏での買い付けに慣れている人であればどんな商品が売れるかすぐに分かります。

セール時期のCalvin Kleinはかなり利益出ます。

「セール時期はこのブランドに行って、それ以外の通常期であればこのブランドに行く」と自分の型ができればヨーロッパ圏での買い付けは利益伸ばせます。

「やっぱりセール時期の方が利益出るんでしょ?」と思う方もいるかもしれませんが、「そんなことはありません」。

通常期でも十分利益出るというのは今回はっきり分かりました。

今回の検証はわりと確信持ってます。

ヨーロッパのセール期間外でも利益は出ます。

と言っても初回から成果を出すのは無理ゲーなので、1人で買い付けするとしたらセール時期に行ったり通常期に行ったりとやってみるしかありません。

アドバイスとしてはいろんなブランドをリサーチしてみることです。

有名なブランド=利益が出る

というわけではありません。

おそらくですが、皆さんの中で利益が出るブランドは
・GUCCI
・BALENCIAGA
・FENDI
・PRADA
・BURBERRY
このへんだと思うのですが、これ以外にも利益が出るブランドはたくさんあります。

現に上記5ブランドは今回ほとんど仕入れてません。

アウトレットには他にもブランドはたくさんあるので、メンタル折れない程度にリサーチ挑戦してみてください。

攻略方法の2つ目と3つ目は最後にCAMP参加者向けに詳細を説明します。

La Vallee Villageで5万円分得する方法

ここでパリのアウトレットで利益を出す以外にお得な情報を2つ共有します。

買い付けして利益を出すことももちろんですけど、それ以外に絶対に得する情報もあるのでこれを読んだ方はラッキーです。

まず1つ目
買い物後にANAマイルをゲット】

ここのアウトレットは買い物が終わった後にサービスセンターをインフォメーションに持っていくとANAマイルがもらえるんです。

もらえるマイル数は大体合計ユーロ分もらえます。

例えば1,000ユーロ購入したとすると、1,000マイルくらい付与されるということです。

レシートの合計分付与されるので、買い付けした後はレシートを持ってサービスセンター立ち寄りましょう。

レシート別々に渡してしまったので、1630ユーロになってますが最終的に3800マイルももらえました。

ANAのサイトで確認しても反映されてます↓

買い付けする方は1回の買い物が大きいのですぐにマイル貯まって、2,3回買い付けするだけで大阪→東京往復分のマイルが付与されます。

毎回100万円くらい買い付けできるとハワイへの往復マイルも稼げてしまいます。

誰でももらえるサービスなので絶対にもらっておきましょう。レシートを提示するだけでOKです。

サービスセンターは1番奥にあるので駅からは真逆の方面になり、歩く距離が長くなりますが仕方ありません。

シャトルバスで行く方はバス停の目の前にあるのですぐに場所が分かります。

【アウトレット公式アプリの特典をもらう】

La Vallee Villageは公式アプリを出しており、そのアプリのQRコードを会計の際に見せると毎回スキャンしてくれます。

これをするとどうなるかと言うと、ランクが上がっていろんな特典を受けられたり、無料で商品もらえるのです。

公式アプリはこのマークのアプリ↓

サービスとしては、ハンズフリーショッピングが大きいです。

買い物した荷物を預けることができるので、重い荷物を持ったまた仕入れする必要もありません。

その他、嬉しいのが商品を無料でもらえる特典。

GUCCIなどの高級ブランドからはさすがにもらえませんが、過去に実際もらったブランドは「LANCEL」。

あまり有名なブランドではないですが、財布をもらって、5,000円くらいで販売した気がします。

仕入れは0円なので全部利益です。

これもやらない方がおかしいので、絶対にやっておきましょう。

会計の際にアプリのQRコードを提示しなくてはいけないので、忘れそうな時もありますが覚えておいてください。

以上2つがLa Vallee Villageで5万円以上得する方法です。

回数を重ねると5万円どころかそれ以上も得するので有効活用してください。

La Vallee Villageへの行き方

パリ市内からLa Vallee Villageへの行き方は2つあって、シャトルバスか電車です。

前回行った時はシャトルバスでしたが、今回は電車で行ってみました。

以下、比較です。

【シャトルバス】
金額:30ユーロ
所要時間:約1時間

【電車】
金額:10ユーロ(ホテルの場所にもよる)
所要時間:約1時間

これだけ見ると電車のほうが良さそうですが、電車で行くデメリットは駅からアウトレットまでの距離です。

駅からショッピングセンター内を通ってずっと歩くと10分くらいかかります。

しかも先ほど紹介したサービスセンターは駅の真逆に位置しているので、20分くらいは歩かないといけません。

重い荷物を持ちながらの徒歩はしんどいので結構疲れます。笑

少しでも節約したい人は電車、快適にいきたい人はシャトルバスにしましょう。

ドイツ買い付け

ここからはドイツの買い付けです。

ドイツにもいくつかアウトレットあるのですが、ヨーロッパ最大のアウトレット:メッツィンゲンに行くことに。

シュトゥットガルトから1時間くらいの場所にあるので、パリからの移動は高速鉄道か飛行機。

買い付けの場合荷物も多いので高速鉄道がいいと思います。

ただすぐに行ける距離ではないので、片道5時間ほど。

ホテルの場所にもよりますが、5時間以上かかる場合もあるので、時間に余裕がないと行くべきではありません。

メッツィンゲンアウトレット(OUTLETCITY Metzingen)はこんな雰囲気


平日ということもあり、前回行った時よりも人が少なかったです。

メッツィンゲンで泊まったホテルはモクシー(Moxy Outletcity Metzingen)

メッツィンゲンで仕入れる場合ここが良いですね。

アウトレットの敷地内にホテルがあり、インフォメーションセンターもすぐ隣にあるので何かと便利でした。

モクシーなので部屋のアップグレードなどはありませんが、立地が完璧なのでストレスなく仕入れできます。

仕入れた商品をホテルに置いて、また別の店舗で仕入れをする、、、というのもできるので楽でした。

部屋からアウトレットが見えるホテルは珍しい。

GUCCIも見えるのでなんだか縁起が良い。

シュトゥットガルトでは2日間確保しており
1日目:パリから移動、15〜19時買い付け
2日目:10〜15時買い付け、15時パリへ移動
の予定だったのですが、、、

2日目(5月1日)が祝日でアウトレットが閉まってました。泣

ドイツは「閉店法」があり、日曜日はアウトレットを含む小売店がほとんど休業するのですが祝日の存在は気付いてなかったです、、、

ドイツに買い付け行かれる方は日曜日と祝日はアウトレットが営業してないので気を付けて下さい。

祝日はこちらから確認できます。

ちなみにイタリアは日曜日もおそらく祝日も営業しています。

国によって法律が異なるのでややこしいです。

2日目に仕入れできなかったこともありドイツでの仕入れの量はイマイチでした。

GUCCIでこのadidasコラボの帽子など見ながら仕入れを行って終了。

一応リサーチしてみましたが売れてませんでした。笑

ドイツは2日目に仕入れできなかったこともあり、仕入れ金額的には伸びませんでしたが利益は確保できました。

やはり良かったです。大声で言えないですがパリよりも利益出ます。


免税

メッツィンゲンからパリに帰国してシャルル・ド・ゴール空港から帰国。

その前にやることは免税の手続きです。

ヨーロッパは免税が効くので商品代金の大体12%前後が返ってきます。

クレジットカードを通じて返金してくれるのですが、毎回微妙にパーセンテージは変わり11〜12%になります。(計算したら若干少ない時もある)

シャルル・ド・ゴールでの免税手続きはターミナルによって手続きの難易度が異なるので注意して下さい。

今回僕が搭乗したエールフランスはターミナル2Eだったのですが、ターミナル2だと手続きが楽でターミナル1だと時間がかかるんです。

免税手続きする場合、簡単に言うと2つの窓口に行く必要があり、ターミナル1はその窓口が別のフロアにあり時間がかかります。

※手続きする機械で赤が表示されて有人カウンターに行かなきゃいけないのはフランス以外で買い物した分がある場合で、第1ターミナルも人がいれば目の前でスタンプ貰えます。
ただ、そこが閉まってると確か5階まで行かなきゃいけなくて右往左往することになります、、

今回のターミナル2Eであればどの窓口が隣にあるので楽ですが、ターミナル1から出発する人は注意が必要です。

「免税」についてと手続き方法は以前公開した

【2023年5月最新】イタリア買い付けレポート(注意喚起あり)

でも詳しく解説しているので引用しながら追加説明します。

まず、イタリア買い付けレポートで説明した内容はこちら↓

ーーーーー
【免税手続き】

EU加盟国では対象店舗で154.95ユーロ以上商品購入すると免税を受けられることができ、私たちが行くアウトレットでももちろんその免税が可能です。

アメリカ圏には基本免税がないのでヨーロッパで買い付けをするといつも得した気分になります。

免税は手数料引かれて大体11〜12%前後の金額が現金もしくはクレジットカードを通じて返金されます。

ご存知の方が多いかとは思うのですが、ヨーロッパでの買い付けの際には絶対に行ってください。

流れとしては
1.買い付けする際レジにて書類をもらう

2.買い付け終了後TAX FREE LOUNGEにて手続きしてもらう

3.EU圏を出る最終国の空港でまずチェックイン

4.空港内のTAX FREEで手続き

5,預け荷物をチェックイン

6.後日カードで免税金額返金(現金の場合はその場で返金)

です。

それぞれ解説していきます。

まず1については日本人がレジに行くとほぼ100%「TAX FREE?」とか聞かれるので自分から言う必要はありません。パスポートを提出したら店員さんが書類をパパッと作ってくれるのでそれをもらうだけです。

※The Mallでは自分から伝える必要はなかったですが、ドイツのアウトレットでは自分から言わないとやってくれない店舗もあったので必ず伝えましょう。

2:The MallにはCELINEの上にTAX FREE LOUNGEがあるのでそこでもらった書類を提出して手続きをしてもらいます。

パスポートと返金用のクレジットカードも提出しないといけないのですが、なぜかアメックスは適用されないなのでVISAもしくはMASTERカードを持って行ってください。

他のアウトレットにも同じようなLOUNGEがあり同様の手続きをしてもらいます。

注意点がいくつかあるのですが

・アウトレットのTAX FREE LOUNGEの手続きだけで免税手続きが全て終了ではない。

→これは僕も最初危うく免税が適用されないとこだったのですが、TAX FREE LOUNGEで手続きすると一部ブランドの免税金額をその場で現金で返金してくれます。
「これで免税手続き終了だぜ!あとは何もしなくて良い!」

これは大きな間違いで3.の手続きをしないといけません。

アウトレットで免税手続きをして再度空港のTAX FREEのカウンターがあるのでそこで最終手続きをする必要があります。
ここで必要であればレシートと商品がきちんと合っているか確認されます。

ただ私は一度もその確認をされたことがありません。

ランダムでやっているようですがチェックされている人も見かけたことがありません。

このチェックをする意図としては、免税を効かせたのにEU圏内に持ち出さない人がいるためでしょう。

免税ができる人はEU圏外に住んでいる人のみが対象です。

そしてもう一点注意していただきたいのが
免税手続きは時間がかかるため空港に早めに行った方がいいということです。



空港での手続きはまずチェックインをしてから免税カウンターに行かないといけません。

どんなに時間がなくてもチェックインして搭乗券を見せないと受け付けてくれなくて門前払いなので気をつけてください。



ごくたまに搭乗券なしで手続きしてくれるスタッフもいますが、ほとんど断られるので先にチェックインすること強く推奨します。



最初にチェックインする際、預け荷物のスーツケースの中に商品が入っている場合スーツケースを預けずにチェックインをしないといけないので係員に説明しないといけません。



大量に買い付けをすると機内持ち込みのリュックやキャリーケースに入りきらないので、この二度手間をしないのです。

これが非常に面倒でチェックインカウンターに2回並ぶわけですが、混んでいる場合時間を取られるので少しでも早く空港に行った方がいいです。



仮に上記を知らないと


空港の免税カウンターに並ぶ→「搭乗券が必要だからチェックインしてこい」と言われる→1回目のチェックインのためチェックインカウンターに並ぶ→再度免税カウンターに並ぶ→免税手続き→2回目のチェックイン&預け荷物を預ける

と手間がかかる上に、人が多い場合待ち時間も増えます。


そして初めて行く空港であれば免税の場所やチェックインの場所に迷うのでプラスして時間がかかります。


大きい空港であれば特に時間に余裕を持って行かないと免税手続きできなかったり飛行機を乗り過ごしたりするので危険です。


免税手続きが初めてかつ初めて行く空港であれば3時間前に空港到着でも良いくらいです。



今回私はフィレンツェ→パリ→日本というパリ経由のフライトで帰国したのですが、この場合パリがEU最終国ですがパリで預け荷物を受け取らないトランジットであったためフィレンツェ空港で手続きをしました。



フィレンツェ空港はかなりこじんまりした空港で人も少なくかなり楽でした。ミラノ・マルペンサ空港は人が多く免税カウンターもチェックインも保安検査場も時間かかった記憶があります。



フィレンツェ空港での手続きを案内すると
まずこちらの免税カウンターに行って手続きを書類を提出しました。

イタリア語で免税カウンターのことを「Dogana(ドガーナ)」と言うので場所が分からなければ空港のスタッフに「ドガーナ ドガーナ」と連呼したら通じます。それか「TAX FREE」でももちろん通じます。



フィレンツェのドガーナの場所は空港の入り口から入って左に向かうとあります。以前は別の階にあったようですが今は地上階にあります。

ドガーナで受付した後、「荷物チェックするかもしれないからポリスチェックの場所に行ってくれ」と言われました。


これを言われたのはこの空港が初めてだったのですが、他の空港は免税受付と荷物検査場がセットになっているのかもしれません。



ポリスチェックの場所もすぐ近くで荷物の確認はされませんでした。

他の観光客も並んでましたが誰もチェックされていなかったので、行くだけでいいのかもしれません。



これを言われたのはこの空港が初めてだったのですが、他の空港は免税受付と荷物検査場がセットになっているのかもしれません。

ポリスチェックの場所もすぐ近くで荷物の確認はされませんでした。

他の観光客も並んでましたが誰もチェックされていなかったので、行くだけでいいのかもしれません。



この荷物チェックですが、前述したとおり私も確認されたことないし他の観光客がされているとこも見たことがありません。

本当にやっているのでしょうか。

仮に荷物チェックをされてレシート点数と手持ちの商品数が合わなければ免税は受けれないようです。



ーーーーー

以上がイタリアでの免税の手続きになります。

フランスの場合は、イタリアのように先にチェックインして荷物だけ取って免税受付して、、、という手順は必要ありませんでした。

おそらく国によっても違うかもしれないし対応するスタッフによっても言ってることが変わるのでしょう。

パリの場合は、免税手続きしてチェックインする手順でOKでした。

そして、気を付けてほしいのが複数の国で買い付けをする場合

国によって免税のルールが違うのか、微妙に手続き方法が変わります。

例えば今回、フランスとドイツの2カ国で買い付けを行ったのですが、フランスで仕入れたレシートは提出しないで良かったのにドイツのレシートは提出しなくてはなりませんでした。

提出すると何が嫌なのかって日本に帰った時の関税手続きです。

レシートの原本かコピーを見せる必要があるので手元にデータは絶対に必要です。

ですので、買い付けするときは必ずレシートの写真を保存しておくようにしておいて下さい。

関税支払いの時もそうですし売上管理のためにも役立つのでやっておきましょう。

2カ国以上で買い物をして免税を受ける場合は、国ごとに手続き方法が変わる可能性があるという点だけ認識しておいて下さい。

EU261法による補償

ここからは買い付けと直接関係ないのですが、もしかしたら皆さんも今後お世話になるかもしれない法律なので知っておいて損はないです。

EU261法とは飛行機が遅延/キャンセルした際に補償を受ける権利がある法律で、対象は以下の通り

  1. EU内を出発しEU内に到着するすべてのフライト

  2. EU内を出発しEU外に向かうすべてのフライト

  3. EU外を出発しEU内に向かう​ヨーロッパを拠点とする航空会社のフライト

のずれか。

つまりEU圏内に離発着する便であればほとんどが対象ということです。

今回僕が使った航空会社はエールフランスで到着もパリだったのでもちろん対象。

遅延に対する補償金は

600ユーロ:飛行距離3500km以上の便が4時間以上遅延した場合
  (遅延が3時間以上4時間未満の場合は300ユーロ)
400ユーロ:飛行距離1500km以上の便が3時間以上遅延した場合
250ユーロ:飛行距離1500km未満の便が3時間以上遅延した場合

https://www.eu261.jp/outline

キャンセルに対する補償金は

キャンセルに対する補償は遅延の場合とほぼ同様です。
異なる点として、キャンセル後代替便が提供されて目的地に到着した場合、たとえそれが当初予定されていた到着時間に対してわずかな遅延だったとしても、通常の補償額の50%を受け取ることができます。

https://www.eu261.jp/outline

追加で生じた
宿泊費・食費・交通費
​に対する補償

遅延・キャンセルに対する補償金とは別に、追加で生じた宿泊費・食費・交通費についても補償を受け取ることができます。
いずれも、請求にあたっては領収書またはレシートの写真/スキャンが必要です。
宿泊費・食費:一般常識の範囲
(高額な場合支払いを拒否されることがあります)
​交通費:空港⇔ホテル間

https://www.eu261.jp/outline

EU261補償金の
​対象とならない場合

遅延・欠航が航空会社の責によらない特異な事態を原因としている場合、航空会社はEU261に基づく補償金の支払いを拒否することができます。具体的な例としては
・霧/雷雨/強風/大雪などの悪天候
・バードストライクや航空機の被雷
・航空管制機関など航空会社以外のストライキ
・航空管制機関のトラブル
・航空路混雑などによる航空管制機関の出発待機指示
・上記によって生じた機材繰りの破綻
などは不可抗力とみなされ、EU 261補償金の対象となりません。

https://www.eu261.jp/outline

僕の場合、アゼルバイジャンに31時間も拘束されて何もできなかったわけですから600ユーロもらっても納得はいきません。笑

そうは言っても決まっているものは仕方ないので、補償金などを請求した結果

補償されたもの
・42,000マイル
・400ユーロ(約7万円)分のバウチャー
・800ユーロ(約13万円)分のバウチャー
・空港からのタクシー代:約3,000円
・ホテル代(取り直しで予約):約50,000円

です。

次回のパリ往復分は賄えるくらい補償していただきました。

42,000マイルに関しては遅延というよりも機内でモニターが使えなかったことへのお詫びのようです。ただし6,000マイルの贈呈が7回も来ていたので、もしかしたら、本来は6,000マイルだけ付与するつもりが誤って×7回送ってしまったのかもしれません。

400ユーロのバウチャーは乗客全員に配布しているらしく、謝罪のメールと共に請求しなくても届きました。

800ユーロのバウチャーやタクシー代、ホテル代は請求してもらうことができたという感じです。

これだけを見ると得したように見えますが、アゼルバイジャンという見知らぬ国で空港も出ることなく32時間過ごした経済損失の方が大きいです。

次のイタリア&パリ買い付けCAMPもパリ行き直行便ですが、無事にダイレクトに行けることを祈っています。笑

総括

フランス&ドイツ買い付けレポートいかがだったでしょうか?

渡航にトラブルもありましたが買い付け自体は上手くいき、売上も利益も確保できそうで良かったです。

このレポートにはあまり記載してないですが、フランスでおしゃれなカフェに行ったりドイツで美味しいビールを飲んだりと観光も楽しんだこの旅。

買い付けした利益で無料になるので、やっぱり「買い付け初めて良かったなあ」と思います。

無料どころか旅費差し引いて最低でも利益50万くらいは手元に残るので、旅行しながら稼げるって最高です。

以前は「海外旅行はお金がかかるもの」「何十万円貯めてからしか海外に行けない」とハードルが高かったのに、今では行きたいときに行けるようになりました。

これも買い付けのスキル身に付けた結果なので本当にやって良かったなと思います。

今後も買い付けの最新情報を発信するので応援よろしくお願いします!!!

各種SNS

 X(Twitter)
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YouTube
https://www.youtube.com/@KamechanAloha/videos


今後の買い付けCAMPについて

現在募集中のCAMP日程は

【ハワイ】
2024年6月29(土)〜7月1日(月):残り1名
2024年7月2(火)〜4日(木):残り1名

【イタリア&パリ】
2024年7月15(月)〜19日(金):残り2名

となります。

参加希望の方は公式LINEより問い合わせをお願い致します!
https://lin.ee/xe1PSXv

それ以降の日程は

2024年11月後半
ハワイ:11月18〜20日(仮)
アメリカ本土:22〜25日(仮)

2025年2月後半
ハワイ:2月11〜13日(仮)
ハワイ:2月14〜16日(仮)

2025年1月中旬
イタリア&パリ:1月11日〜15日(仮)

となります。

次回は初めてのアメリカ本土開催も予定しており、さらにノウハウに磨きをかけて挑みます。

買い付けのスキルを身に付けて無料で海外旅行したい方はぜひご参加ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。



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