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シャニアニネタバレ感想 #4

どうも、かめちゃんと申します🐢

7/5より、全国の劇場にてシャイニーカラーズのアニメ2ndシーズン第1章が公開されましたねー!

2ndシーズンからはストレイライトが登場するということで、1stシーズンの雰囲気からどのようになっていくんだろう...という想いで、公開2日目の舞台挨拶に合わせて観に行ってきました!

今回はその感想note。ネタバレ全開でお送りしますので、未視聴の方はブラウザバック推奨。
それでは、よろしくお願いします🙇



1話

1stシーズンの簡単なダイジェストから導入。

各ユニットの1stシーズン(以降1期)からの更なる発展がうかがえるシーンの数々。1stライブからそう間もないようですが、それぞれの方向性で活動を広げていっていて嬉しいよ、ぼかぁ。

そして、次回イベントとストレイライト加入の知らせ。イベントの頻度もシャニっぽいわ。おかげで俺たちの財布は空っぽ。キャッシュレス時代に、キャッシュロスです。

その後にあさひが練習しているところに真乃が出くわすシーンと続きます。あさひが顔を近づけるシーンとかが可愛かったなぁ...今回観て思ったのは、あさひが可愛いということ。特に1〜2話はそういうポイントがいくつかあって良かったです〜

ここでは、あさひが真乃に目指すアイドル像を尋ねます。答えあぐねる真乃。ここのあさひのセリフは、ストレイライト加入直後よりは、ほんの少しだけ時間の進んだあさひであったことが後にわかります。故のセリフ。

今回のテーマの1つが、アイドルとしてどうあるか(アイデンティティの確立)であるということが提示されたのだと思います。

で、ライブを既存ユニットの面々が見守るような場面へ。
30数階のビル屋上で、ヘリコプターをも使いながらのライブ配信。既存4ユニットとはまた異なる鮮烈なインパクトを叩き込むのに十分すぎます。それだけでなく、都会のビジョンにも映し出したり、恐らく無料での配信もやっている。283プロダクション、そんなに金かけて大丈夫か...??やばいことやってる。

肝心のライブ映像ですが、1期以上に演出に力が入ってる感じがしましたね。レーザーなどの光のライブ演出が使われるなどだけでなく、映像的にも画面分割などを活用して引き込むような作りをしていて、単調さは感じません。
マルっと1番を披露した後、2番に突入。いや、そこまでやってくれるのか、と思えばここからが既存4ユニットが見守っているなどの場面でした。当時の我々が感じた衝撃を思い返せば、彼女らの反応も頷けるというか、すごく刺激的だったのだろうと推察します。

あさひが投げかけた真乃への言葉。
真乃にとってその言葉はこの先どう繋がっていくのか。


2話

1期よろしくのユニットお当番回でした。
とはいえ、今回はベースをStraylight. run()に置き、エッセンスを取り入れたような展開でした。

冒頭の「Straylight run().play back」の文字(うろ覚え)が見えた時、応援上映じゃないのに心の中のワイが叫んでいましたね。

時系列的には1話よりも前。ストレイライトの結成から描かれたものでした。
加入順は冬優子→あさひ→愛依。2話の段階で、冬優子は宣材か他の仕事かわかりませんが、撮影の仕事をしていました。この時すでにPにはバレている状況で、スタッフへの対応とのギャップを観客に伝えることで、理由はともかく二面性のあるキャラクターであることはわかるようになっています。

そして、あさひが合流。1期での果穂の如く、アニメとして動きがつくことで、あさひのペース感が立体的に感じられます。これまでのシャニアニがややターン制会話ぽく取られるような表現が多かったこともあってか、ここあたりであさひのペースが強調されたように思います。

その後、2人でenza版でもあった試供品配りの仕事をします。ちなみに、アイドル(の卵)に試供品配りで出会った記憶がありません。これって東京では普通なんでしょうか。もしそうなら東京への引越しを検討します。
で、そこで2人のスタンスの違いが明確に描写されましたね。

その後、愛依が合流。愛依が動いているのを見て感動しましたね、私は。それはそうと、ちょいとえちえちすぎませんか?あんなんで歩いてたら夜道が心配です。守ってあげたい。
愛依があさひのほっぺをぷにってするところ、良すぎたな...

メンツが揃ったことで、本格的にユニットとして始動するストレイライト。
先のライブとオーディションが主立っての予定のようでした。ぱっと見た限り、これ1ヶ月スケジュールですかね!?結成から1ヶ月で詰め込みすぎじゃないか!?と思ったことは秘密。

原作ではイベントでのエピソードであり、それをオーディションに置き換えた本作の展開。出来レースの噂を聞きつけるのが愛依から冬優子に変わっていましたね。
そして、あさひがそれを打破しようと、前のユニットのダンスを完コピするという部分。原作だとソロ披露の際の出来事でしたが、今回はWDC披露の時に入ったことで、2人の動揺が見えたので何かやばいことが起きてる感は増したかもしれない。ただ、ダンスが思いのほか楽曲にあってるのでアレンジとしてアリでは?と一瞬思ったのも本音。w

結果として、オーディションは失敗。ただ、これがきっかけとなって冬優子が2人に対して、「ふゆ」ではなく「冬優子」としての側面を見せるようになり、ライブに対しての3人の目線が揃うことに繋がったのでした。

これまでのユニット回で言うと、アンティーカと放クラ回のように、トラブルがあってそれを解決…に近くはあるものの、実は解決したわけではなくて、上手くいかなかった結果からのステップアップを描いたような回でした。それはそれでアツい展開で、アニメに向いているユニット回だったなという印象でした。

それに時系列的に、1話の真乃との会話における、あさひの言動に繋がる部分も見えたのは良かったですね~


3話

ストレイライトが合流した283プロ。本格的にハロウィンイベントに向けて動き出します。
衣替えされていて、差分があるの良すぎる。手描きアニメならともかく、3Dアニメの場合はモデル的な部分でやってくれることに感謝なんですわ。

で、ストーリー。今回はユニットシャッフルということで、アニメならではの展開でした。
そりゃデレやミリではそうした展開がありましたが、同じユニット展開のブランドであるSideMはユニット展開のままだったからさ…(今回のは告知で出てたけどね)。

ユニット編成としては、
①灯織・恋鐘・夏葉・あさひ
②摩美々・咲耶・凛世・甜花・愛依
③真乃・霧子・千雪・冬優子・智代子
④めぐる・結華・果穂・樹里・甘奈

という感じ。
原作では、「プレゼン・フォー・ユー」でユニット外での組み合わせが見れたりしますし、最近はリアルライブの方でセツナ・ムゲン以降で高頻度でシャッフルが見られていますね。ただ、今回の組み合わせは記憶の限りでは新規のもので、いわゆるカップリングの強いところを避けて新鮮味をとっているような印象です。

Pからは、各ユニットでイベントをどのように盛り上げるかを考えるようにというお達しが出ます。
そこで、各ユニットが目を付けたのは、
①ダンスを極める
②歌詞を考える(世界観)
③かわいい(魅せ方)を考える
④演出(盛り上げ方)を考える
といった感じでした。

各ユニットにおける交流を見ることが出来るのはやはり魅力的だったのですが、仲が良くてほほえましいだけではなく、真乃のようにどうやって自分の色を出していくか(→アイドル・アイデンティティの話へ)などの課題にも繋がっていきました。
そして、それに気づくようなメンバーの存在。先の真乃なら、千雪や智代子というように。3人が帰り道で話しているシーンはなんだか嬉しかったような(理由はよくわからん)。

3話で印象的だったのはやはり、少し笑えるようなテンポの良いユーモアがちりばめられていた点でしょうか。そういう意味で輝いていたのが智代子だったように思いました。


4話

さて、第一章の大詰めとなるハロウィンライブの開幕です。
3話で各ユニットが考えた工夫が凝らされたライブでしたね~

やはり、各ユニットに新曲が与えられたというのが良かったわね。
一期は新曲がOPくらいだったので、その変化に驚きましたよ、わしゃ。それに衣装も良かった。

まず1組目は先の①の面々。
楽曲名が「OPEN the New world」ということで、開幕にもってこいですね。ダンスもさることながらかっこよく乗れる感じの楽曲でした。
演出もオバケがゆらゆらしていたのですが、1stライブから演出の豪華さがだいぶ増していますね。これも283マネーが潤沢になってきている感じで良いっすね~

そして2曲目は「Midnight parade!」。セリフから入っているのですが、各方面から仮面をかぶったアイドルたちがセンターステージに集まってきます(個人的にはその仮面が元阪神の鳥谷敬氏を思い出したワイ)。衣装も光っててかっけえの。これ、シャニソンでも見たい。
そして、この曲に関してはセンターのせり上がりから出てきた和泉愛依ですよ!これ見た瞬間、ワイ大歓喜。かっこよく、そしてハロウィン感のある良いパフォーマンス。これライブで早くやってほしい。好き。好き。好き。

3曲目は「ねぇ、ねぇ、ねぇ」。これもかなり好きな感じ。今回の第一章の中でのかわいい枠。トロッコ使った演出で、一番現実感のあるすげえライブを感じました。トロッコ上での動き、ファンサが良すぎる。こんなんあの距離でされたらガチ恋勢になっちゃう。チョコも食べるかどうか迷う。でも溶けたら悲しくなるからなぁ。迷うわ俺。

4曲目は元気ハロウィンとかいうあんま見なかった楽曲である「CANDY UNIVERSE」。演出を考えていただけあって、カボチャに見立てたバルーンっていうんですかね?を使って客席を巻き込むタイプ。学マスでも見たな?
果穂が戻り遅れて、気づいてダッシュするシーンとかいいですよね、元気あふれての結果みたいな感じで、ライブ感があるというか。まさか、あれが演出…?果穂、嘘だよな…?

総じて、ライブとしてのリアリティと楽曲の出来、演出などが良すぎたので、この4話だけでも元が取れたような気分です。それくらい満足度が高かったです。
観客のペンラの振り方などに一律感が薄れて、人間味が出てきたのも良かったっすね、手を振る人とかもいてさ。ただ、あれリアルライブでやったら厄介だからね?あと、アリーナのある会場なのに、アリーナがオールスタンディングの椅子無しだったのは笑ったw(不満ではない)


感想

さて、今回の2ndシーズン第1章。個人的にはこれまでのシャニアニとはまた異なった味わいで、映画館で観れて良かったなと思いました。テンポも見やすくなっていて、アニメとして良作だと思いました。

4話で挙げたように、ライブの部分がかなり良くて、新曲もあるという新鮮味と合わさったことで、アニメとして求めていた部分が出てきたなと思いました。既存のものをなぞるだけ、となるとどうしても原作と比較されてしまうし、enzaの良さってアニメとはまた違う部分もあるだろうなと思うので、シャニアニとしての路線での良さが見れたのが良かったなという感想です。

あとはOPも良かったな〜
ユニットごとに描かれていて、1期はPVって感じだったのが、今回はアニメだ〜ってなりました(語彙力)

そして、次はノクチルですね。天塵ですかね…どうなるか。
予告ではアンティーカ感謝祭や薄桃色も匂わされていますが、これは5話以降でノクチル以外の各ユニット回もあって、ってことでしょうかね?1期にこれらは描写された部分もあったので、あれが伏線になっていたか…となるとやはり1期だけで判断すべきではない作品だったのだなとなりますね。次回も楽しみです。


気になったこと

ここからは、ネガティブなつもりはないのですが、人によって気分を害してしまうかもしれないので、ご承知の上で進めてくださいませ。

まず、やはり和泉愛依ですよ!
担当ということで、どうしても追いかけてしまいます。
ストレイライトにおいて、センターはあさひが担うことになりましたが、”真ん中”は愛依。まぁ潤滑油ですわな。愛依の人柄の良さがすごく出ていて良すぎた。というか愛依が動いているの見たら泣きそうになったのですよね。オーディション後に冬優子との会話で髪を撫でているシーンや、レッスン中に汗で髪がおでこに引っ付いているなど、細かくて良かった。

そのうえでなのですが、現状として愛依は「うち」としての側面が中心で描かれています。アイドルとしてのアイデンティティが1章で描かれていたテーマの一つですが、今回それを語るうえで焦点が当たったのは、真乃とあさひ、そして冬優子でした。
そして、愛依の描かれ方は、やや緊張している描写もあるものの、気の良い陽キャギャルの側面が強かったと思います。それ自体は愛依の大事なパーソナリティです。ただ、今回薄かったのが「あたし」の部分。二面性を描くのであれば冬優子が取り上げられるのはわかりますし、優先順位的には仕方ないかなという感想でした。


あと、季節感ですね。
今回の良かったところに、衣替えを挙げているのですが、それはそれとしてライブが10月だと仮定して、ちょっと諸々がずれている感じがしたというか。私服でみんなが厚着になってくるような感じがいいなぁとは思うのですが、そうなると愛依の薄着が少し浮く。まあギャルなのでそれは許容ですが…

例えば、季節がわかる描写としてはイチョウの木が挙げられます。植物に詳しくないのですが、東京近郊でのイチョウの時期って11月下旬~12月初旬らしいんですよ。そしたら、今回のライブの時期とややずれている感じがします。準備がその時期なら、ライブのコンセプトはクリスマスになると思うんです。
イチョウだと思ってはいるのですが、それが別の木だったとして、10月初旬でも東京の平均気温は20度弱あるはずなんです。そうだとしたら私服が厚着すぎるんじゃないかなとも…こればっかりはおしゃれもわからんので言いがかりかもしれませんが。

というか服装は正直、そこまでなんですが、やはり今回のコンセプトから考えるにあたって、かなりの時間が必要なことに対して、かなり短期間で準備していることになると思うのです。楽曲は、P側でユニットがわかっているので先に発注しておけますが、愛依たちのユニットは作詞をしてますし、それはメンバーの希望ですから、そうした提案がなければ作詞も依頼しないといけなかったはずなんです。経験豊富なアイドルならともかく、経験の浅いアイドルたちに任せる要素が多い割に、ハコは大きく、その割に準備期間が短いという。
まぁこの辺はご都合だと思うので、仕方ないのですが、ストレイ回でのスケジュールなどもそうですが、リアリティを表現する描写に対して突飛な印象もあったので、ギャップがあるかなと思ったわけです。

1期よりもライブにかかる準備を丁寧に描いてくれた点は大満足です。そして完成したライブのクオリティも良すぎた。だからこそ、短期間で突貫工事で作った感を抱く季節の描写を強調していたのが違和感だったという感じでした。
この辺はアイドルアニメあるあるなんですけどね。だから不満ではなく、抱いた違和感という感じです。それがあったからと言って視聴を辞めることはないし。

1期の感想はネガティブに寄りすぎたなと思いますが、今回はネガティブな気持ちになっているわけではないです。
ただ、そのように受け取られる可能性はあるなとも思うので、各々の範囲で楽しんでいけたらなと思います!お目汚し失礼しました💦


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