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日本酒 クラムボン

まだまだ暑い日が続いています。晩酌は涼し気なものを…と思い、選んだのは出羽鶴(秋田清酒株式会社)の「クラムボン」。

キレイな青色の瓶に惹かれて、つい手に取ってしまいました。

クラムボンは、宮沢賢治の「やまなし」に出てくる生き物(?)。水の中に泡や光が揺らいでいるような、幻想的な「やまなし」の物語をイメージしたお酒だそうです。
青い瓶と泡のような模様のラベルに、微炭酸と爽やかな香りのお酒がぴったりでした!


ところで、「やまなし」ってどんなお話だったっけ?と思い、改めて読んでみました。

…読んだ後、「クラムボン 死因」「やまなし 解釈」などとネットで調べ始めてしまったのですが、途中でやめました(笑)

物語の解釈や「正解っぽい」ものを求めてしまう私は、つい、あらすじやオチをまとめたサイトを検索してしまいます。
もちろん、他の人がどんな解釈しているんだろう?と調べるのは楽しいし、こういう見方もあるのか〜と新たな発見もあるのだけれど…

そんなこと調べずに、自分が感じたこと、自分が抱いた印象、自分の解釈をもっと楽しむ読書も良いなぁ、なんて感じた夜でした。

ちなみに私は、「クラムボンはかぷかぷわらったよ。」という一文が、可愛らしくて大好きです。
「かぷかぷ」なんて、なかなか思いつかないですよね。宮沢賢治の言葉の使い方、表現の仕方、ほんとに凄い!!

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