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仲間ができた協力隊合宿。〜生業づくり研修@奥出雲〜

7/13~7/14(金)で生業づくり研修@奥出雲に参加した。
しまね協力隊ネットワークさん主催の1泊2日の合宿形式の合宿研修だ。

協力隊のOBOGで作り上げたもので、卒業後のキャリアを描く上で重要だと感じ、参加した。

今回は、私が普段活動している地域ということもあり、『参加者側』と『受け入れ側』、両方の視点を持って研修を迎えることができた。

その時のことについて振り返ってみたい。


まずはアイスブレイク、講話、その後のワークへ。

場所は、普段自分が管理を務めている古民家シェアオフィス。みらいと奥出雲。

まず初めに研修開催にあたっての挨拶と自己紹介を交えたアイスブレイクがあった。印象的だったのは、「もし誰?ゲーム」で、もしも自分が別の人になれるなら誰になりたいかというもの。

歴史上の人物を挙げる人もいれば、好きなスポーツ選手、経営者、アーティストなど。

それぞれが自分の推し人物を挙げた上で、司会者が一言。
「この研修期間は『その名前』で呼び合ってもらいます!!」


この研修期間は、自分の推し人物名でお互いを呼び合うことに。。笑


その後、研修は着々と進められた。協力隊OBで不動産会社を立ち上げられた方の、これまでの話や事業について伺ったりしながら、自身の今後のキャリアについて考えるワークなどが行われた。

行政書士の方のお金に関するお話を伺いながら、自身の事業についても考えたり。

フィールドワークでは、みざわの町を盛り上げようと立ち上げられたNPO法人代表のお話を伺ったり、町のにぎわいを作ろうと地域みんなで作り上げたチャレンジスペースを見学した。

夜は懇親会があり、ざっくばらんに色々なお話ができた。宿に戻ってからも、お酒を飲みながら深くて楽しい話ができた。

合宿だからこそ、より芽生えた仲間意識

合宿という位置付けもあり、自分たちが動く部分も多くあった。
特に印象に残っているのは朝ごはんで、野菜切る担当、味噌汁担当、おにぎり担当などに分かれて、一緒に作った。

机なども自分たちで準備することで、協力しながら進める部分が多く存在した。

そこで強く感じたことは、過程を共有することで濃いコミュニケーションが生まれるということ。

今回でいえば、朝ごはんが完全に用意されていたら、机が予め準備されていたら、生まれなかった「共有する時間」と「協力するためのコミュニケーション」。

その時間やコミュニケーションがあったからこそ、より深くまでその人のことを知ることができた。1泊2日の研修で自然と芽生えた仲間意識はそこから来るのかもしれない。

まさにここがこの研修の一番の価値なのかもしれない。

過疎地域だからこそのポテンシャル

今回改めて、過疎地域だからこその研修の可能性を感じた。
便利を突き詰めた先にある都会と、その反対側に位置する過疎地域

都会は便利だからこそ、人とコミュニケーションを取らなくても生きることができる。

一方で過疎地域は、足りないものを補うためにコミュニケーションをとらなければならない。だからこそ、過疎地域では自然とコミュニケーションが増えて、1人1人と濃い関係を築きやすい。

『チームビルディング』や『コミュニケーション研修』など、過疎地域だからこそ作れる研修のポテンシャルを感じた。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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