見出し画像

スカウト媒体がすごい理由

こんにちわ、KAMEです。今回はスカウト媒体がすごい理由!という話をさせていただきます。
最近「ダイレクトスカウト」というCMを多く見かけませんか?登録するだけでスカウトが来て転職できますよ!って感じのサイトです。恐ろしいのはYouTubeとかの媒体ではなくテレビ広告もやっているという点です。
さて、なぜこんなにCMをやっているのか?このスカウト媒体そのものはどうなのか?という所も話していければと思います。

1.普通のエージェントとは違うの?

いわゆる人材紹介業は求職者と企業の間に入って双方の希望に沿って交渉していくのがメインになっています。スカウト媒体の場合、多くは「企業から直接スカウトが来る」状態が多いです。中にはエージェントがスカウトしている場合もありますが、媒体によっては拒否できたりするので普通のエージェントと違うことが多いです。

2.媒体との違いは?

媒体との最大の違いは「とにかくスカウトメインになる」可能性が高いのと「プレイヤーポジション以外に出会える」といったところでしょうか?
求人媒体になってしまうとどうしても課長級を出すよりかはプレーヤー(もりとん幹部候補生とかはありますが)のポジションが多く未経験の職種を探したければ求人媒体のほうがいいと思いますが、ピンポイントにそのポジションを探すのであればスカウト媒体のほうが効率がいいと思います。

3.なんでこんな広告が多いの?

さて、このスカウト媒体。なぜ、広告が多いのでしょうか?
これは「新しい業態」というのが大きいです。求人媒体では「新卒就職活動
」で就職課なり説明会でほぼ強制的に登録されているかと思います。
そこで考えられるのは求人媒体というのはほぼ取り切っていると考えられるんですよね。少なくとも大学は媒体登録させているし、専門学校もある程度登録者がいるのであれば、残るのは転職者なんですよね。
そして、過去に新卒で一度でも登録していれば転職専用の求人媒体があるのは想像しやすいと思います。つまりそこからの流入はある程度見込める可能性があるわけです。(大手だとデータくらいはとっているでしょうし)
一方、スカウトは「新卒用」のデータベースがあるわけではないため0からやらなければいけない。また、今の求人媒体やスカウト系に言えるのは「いかにして違う(差別化できる)データベースを取得できるか」の競争なのです。なので、彼らは大量の広告を打って流入するのが一番効率がいいわけです。
本当ならば戦略うってターゲットを絞る必要があると思いますが、大手だとそれをかける工数より集める工数のほうが得策なため、大量に広告をうつわけです。
また、スカウト媒体のターゲットは若手より「ミドル層、ベテラン層」ターゲットにしていることが多いです。ミドル以降の層はどんなメディアを見るのかと考えるとまだ「テレビ」のほうが高いのかなと考えられます。なので、テレビにもCMを出しているのかなと思います。

4.今はデータベース商売

スカウト媒体の場合、CMを打つ理由を色々書いてみました。要は「データベース」を取り入れるための施策なわけです。正直言うと「転職希望者」はそんなに大量にいるわけではないと思っています。また、転職希望者というパイは限られていますし、景気に左右され求人も転職者の心も「生き物」と言われています。ある程度の繁忙期閑散期はありますが、景気に左右されやすいためずっと広告を打つ必要が出てしまうわけです。
そうなると、こういう年末年始のような休み期間に一気に広告をうつのが一番いいし流入を見込もうとしているわけです。ブランディングしつつ流入させるのがそのスカウト媒体の一番の効率のいい方法でしょうからね。
とにかく今はデータベースの「質」で勝負するのか「量」で勝負するかの差になります。

5.まとめ

さて、いかがでしたでしょうか。今回はスカウトについてお話しました。求人媒体とは違い新たな媒体になりつつあると思います。その使い方はまだ手探りの方も多い気がします。
市場的にはこれから伸ばしていこうという感じかなとも思うのでこればっかりは双方成長していく必要があるかもしれませんね。

以上になります、よろしかったらイイネやサポートをお願いいたします。

もし記事をご覧いただいてサポートをしたい!という方がいらっしゃいましたら是非ともサポートをお願いいたします!