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建設業はなぜ夜のお店に行きがちなの?

あけましておめでとうございます!さて今回のテーマはSESと全く関係ない話題です。建設業の人はなぜ夜のお店に行くのか?というのを書いてみようと思います。
というのも、客層がどうしても建設業にありがちなようで建設業の知り合いから聞くと「あるある」のようです。
他のお店ではなくなぜ夜のお店を選ぶのかといったところも書いてみようと思います。

1.本当にあるあるなのか?

さて、そもそもこの事例は「あるある」なのかといったところから始まります。最近ではコロナの影響でその文化は一時的になくなっている気はしますが、なんだかんだ建設業の方は夜のお店に行くことは多いようです。
しかも、これに関しては「社内の人」と行くだけでなく「取引先」の人とも行くため、経験をする機会が多くなりがちなわけです。
社内の人であれば断れる可能性がありますが取引先から言われてしまうと会社内で了承は得る必要があるとはいえ断ることも難しい可能性があります。

2.なぜそういうお店になるのか?

取引先と一席設ける場合は基本夜のお店になるようです。他に選択肢はあるでしょうけど、こういう所へいくらしいです。
知っている事例はこんな感じです。
・元請けを接待するために用意する
・(ゼネコン目線だと)工務店から誘われるときは基本こういう店になる
・社内で飲みに行くとき、最終的にここに落ち着く。
基本的に工務店(職人さんが多い会社)が接待する時にはこういうお店になりがちかなと。その理由としては下記になるかと思います。
・職人さんは肉体労働、作業着でも違和感なく取引先といけるお店
・大声でも周りに迷惑をかけないようなお店
・お互いのモチベーションを上げられそうなお店(特に職人さん)
などがあげられます。もちろんそれ以外もあると思いますが・・・。
そもそも彼らは「作業着」で仕事をするわけでそこから夜飲みに行くとしてそこら辺の居酒屋でできるのかと言われると簡単なことではありませんし、建設業だと移動手段は「車」になるためお酒を入れる際には徒歩圏内でも問題ないようなお店にせざる得ないです。作業着でも問題なく車を一度置いてから移動しやすいお店かつ周りに迷惑をかけない、作業着でも問題ないようなところと考えるとかなり選択肢が限られます。
そう考えると夜のお店が発達している街であればそのお店ですし、運転代行とかのノウハウのあるお店ってチェーン店の居酒屋よりこういうお店のほうが運転代行頼みやすいでしょうし・・。建設業だと喫煙率も高いでしょうからそういう所も叶えられるところってこういうお店になるのかもしれませんね。

3.取引先が誘う理由とは?

さて、取引先と行く理由に関して書きたいと思います。選択肢としてそうせざる得ないという風に書いたのですが、取引先が誘う場合もありそれに参加している人も少なからずおります。その理由を考えてみました
・引き続き取引をお願いしたいため職人さんも含めてと一緒に飲む
・たまに無茶なお願いをするときの布石
・現場では職人さんのご機嫌をとってもらっているため、取引先の人を労わる
もちろん、他もあると思いますが元請けさんやゼネコンさんの苦労を労わる機会が必要なのも事実です。もちろん職人さんも機嫌損ねてはいけませんが、彼らの仕事量は多いですからね。
建設業は本当に大変なことが多いです。もちろん肉体労働なので大変なこともありますが様々な要因が含まれています。
・雨だった場合現場が流れる&工程が変わる可能性がある
・外的要因による作業時間の限定(例えば、〇〇の日は地元でイベントがあり交通規制があるからできる作業時間が決まってしまう、今日は学校が臨時休校になったため音が出せない、テナント側の臨時出社による作業変更や指定時間の設定等)
・今年の夏のように酷暑で作業する場合、冗談抜きで休みを入れないと命の危険や事故の可能性が多くなる。
正直、いくら計画たてても当日いきなりひっくり返される事例は頻繁に発生します。そのような苦労をしつつ、職人さんの手配やら作業指示が発生するわけでそういう苦労を労わりこれからもお願いしますという感じでやっている場合があります。
また、天候によって現場が飛ぶこともあります。そうなると職人を抱えている会社としては「売上0」になりますからその時に「他の現場に入れてほしい」や「空きがあるか」という話を持ち掛けて何とかして現場に入れてもらおうとしています。そういうお互い様の事を今後も円滑に行うために色々話せるお店となるとこういう店になるのかなと思います。

4.まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は夜のお店に行きがちな理由を書いてみました。建設業は独特の世界だと思います。DX化がいくら叫ばれても解決できない領域があるのが建設業です。
その彼らのコミュニケーションの取り方の一つとして夜のお店に行くことになります。普段現場で対面でやる仕事のためこういう会社間のやり取りもネットではなく対面でないと釣り合わないと思います。そのうえで作業着でも支障がなく大きな声を出しても大丈夫な所を考えると上記になるのかなと思います。
この文化はいづれ終わるかもしれませんが、しばらくは続くような気がします。やはり、対面で現場で仕事をしている業界なのでそれ相応の付き合い方を求められるのかなと思いますのでね・・・。
ただ、彼らがいなくなったら日本のも事実です。今回の地震のように道路や建物が崩壊した際、作業するのは彼らです。我々も彼らを労わるときがいづれ来るのかなと思います。いつもありがとうございます!

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