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キャリアアドバイザーの葛藤?

KAMEです。よろしくお願いいたします。今回は人材紹介業のポジション「キャリアアドバイザー」について書いてみようと思います。
一般的に馴染みが薄い職種だと思いますがこのポジションは常に闘い続けなければいけないポジションだと個人的には思っています。そんな苦悩や葛藤といったところを少しでも理解いただけたらという思いを持って書いてみたいです。


キャリアアドバイザーの仕事とは?

まずは人材紹介でキャリアアドバイザーとは何なのか?という所からですね。CAとも言われたりもしますが一般的には
求職者と面談、仕事を紹介し内定までのサポートを行う
仕事になります。
それをしながら売上管理をするのも仕事になります。

キャリアアドバイザーの仕事は常に訪れる?

キャリアアドバイザーは求職者とやり取りするのがメインです。極端なお話になりますがキャリアアドバイザーから連絡が来た時には仕事になるわけです。
そこで考えなければいけないのは「求職者」はいつ頃連絡が来るのか?
仕事しているのであれば仕事終わった後に連絡をしてくる場合もあれば深夜で働いている人であれば朝の時間帯に連絡が来る可能性もあるわけです。
休みの日が土日であれば連絡は土日になる可能性だってあるわけです。
今はどこも働き方改革というのもあるため難しいところはあると思いますがキャリアアドバイザーで会社の個人携帯を持っている場合は直接連絡してくる場合があれば、その場で対応をする必要も出てくるでしょう。
その時の連絡は別にいいのもあれば悪いのもあります。このオファー引き受けますという内容もあれば今の仕事を辞めたい、紹介された入った会社で悩みがあるという場合もありますので多種多彩です。
そのため、話を伺いアドバイスを送る平日に仕事を紹介する等予定を立てたり対策を講ずるわけです。

優先順位の難しさ

この優先順位の難しさというのは様々なパターンがあります。大枠ですと「どの人から仕事を紹介しようか」というパターンもあれば「この人に紹介する仕事をどれからにしようか」もあれば「複数エントリーしたい場合はどの企業からアプローチをかけるのか」といった優先順位もあり一概にコレというのがないのが難しいです。
また、その優先順位には「売上」の要素もあるわけです。
つまり、求職者にも優先順位をつける必要もあれば求人紹介も会社の事を考えると「売上が高い仕事」から紹介する場面が出てくる可能性があるわけです。

売上が要素に入ると葛藤が始まる

人材紹介は0か100のどちらかで間は存在しないビジネスです。そして会社は利益を追求しなければいけません。そうなるとこの葛藤が出るわけです。
例えばこんな事があったとしたらどうしましょうか。

例 3社内定をいただいて内2社は自社から紹介してもらい1社は他で受けています。すべてほぼ同時で内定をもらった状態と仮定とし以下の状態です。
会社の立場からと求職者の気持ちは以下になります。
A社 会社の売上は100万円、本人は第二志望
B社 会社の売上は80万、本人は第一志望
C社 他で受けているため会社の売上はなし 第三志望と言っているが3社の中で年収オファーが一番高いらしい。
さて、キャリアアドバイザーとしてはどのように求職者にアドバイスをするべきか?エージェントを使っている場合は他で自分で動いている場合がありその際は「すべて話してくれるとは限らない」わけです。なのでC社は「らしい」という表現を入れております。
そのため、これは正解のない状態になると思います。
本来であれば本人にヒアリングをして会社に入りたい理由・悩んでいる理由を棚卸させて決めてもらうのが筋だと思いますが、同時に会社の利益を考えるとA社に入ってほしいというのも本音です。更に人材紹介会社で「インセンティブ制」を導入しているとダイレクトに自分の給料に響きます。
また、B社が第一志望と言っていたのにも関わらずC社に決める!となってしまう場合は工数をかけて売上0円になるわけです。そうなると求職者としては後悔のない人生を送れる決断ができてキャリアアドバイザーとしては喜ばしいことですが会社の売上がゼロで完全にまくられたわけで営業成績もあがらないのです(汗)。
そしてB社が第一志望というわけであれば意思を確認して先方企業にお伝えする必要があるわけです。ある程度、求職者と会話は必要ですね。ただ、確実に入ってもらえるかというのが必要なのでここで落としたらアウトになりますしタイミングによってはトラブル発生になります。

営業マインドは常に持つべきか

このような展開もあるためどうしても営業スキルは求められます。キャリアアドバイザーとしては一番のギャップってここなのかもしれませんね。何回か言っていますがエージェントによってはキャリアアドバイザーはマネジメントスキルも求められ営業出身が出世でキャリアアドバイザーになる場合もあるわけです。
また、キャリアアドバイザー単体で仕事をすることは少なく営業の方と仕事をするので彼らの気持ちを汲み取りながら進めていく必要があるのです。やはり営業スキルを持っていたほうがコミュニケーションも円滑になると思いますよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回はコレを書きたい!と思いながら後半がグダグダ文章になっているような気がしますが…
言いたいのは「キャリアアドバイザーはラクな仕事じゃないぞ」だけです。周りからみて何しているんだろうと思われそうで…。人の人生を背負っている仕事なので適当にはできないですし、それを思いつつ売上も考えるわけです。その中で最適解を求めるのでこんな葛藤があるんだよーーっていうのを思っていただければ幸いです。

以上になります。よろしかったらイイネやコメントお願いいたします。

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