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アトツギとして経営をしていく上での考え方 ~令和の時代を迎えて~

みなさんこんにちは!

(株)さくら印刷のタカマサです。

皆さんは自分が働いている理由や生きている意味、自分の存在価値など考えたことはありますか?私はニート時代によく考えさせられたのを思い出します。(笑)今日は私がどんな考え方で生きていて、働いているのかを書いてみたいと思います。


そもそも会社をやっている意味や目的ってなんなの?

私は何のために経営をしているのか?働いているのか?ということを明確にする必要があると思っております。あとは経営していく上で何をもって成功とするのかその定義を持っていないといつまでたっても幸せにはなれないと考えています。これは私の尊敬する方から聞いたお話です。

そこで私が目指すべき成功というのが以下になります。

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功績の功が付く成功は社会的な評価が付く成功になります。例えば「売上が○○円」「従業員が何人いて」「上場しているのかなとか?」というようなものになるかと思います。そもそも経営者は何が目的で会社を経営しているのかを立ち返って考える必要があります。

例えば売上は10億円で利益もたくさん出ているだけど、全然自由な時間がなく、あまり幸福感も達成感も感じられない。もし、そういったビジネスを望んでないのであればそれは絶対に組み立てるビジネスではないですよね。

ですから、どんな時間配分で、どのくらいお金が必要で、周りにはどんな人が集まっているのかそして、どんなことをやりたいのか逆にやりたくないのかをきちんと決める。

または何を提供することが自分にとってまたは会社にとってやりがいとなるのか。何かの代理店をやって仲介手数料をもらうビジネスを本当にやりたかったのかどうか?

しっかりと考えた方がいい。

あとは健康ですね。この辺のバランスを見て自分や自社のサイズ感に合わせて事業を構築していくことが大切になるのかなと。

じゃあどうしていくのかってことなんですが私の頭の中では人生と事業と経営というのがイコールの状態というイメージになります。

では、これは何かっていうのお話いたします。


人生と事業と経営というのがイコールの状態

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人生っていうのは人それぞれ定義があるとは思いますが、どう生きてどう死ぬかだと思います。

経営っていうのは、昔の古典を紐解いていくと営みと経という字に分けられるんですが行動に道筋をつけるということが経営です。

多くの人が事業ベースでしかビジネスを考えていないと思います。

簡単に言うと『人生』こうしたいですというのがあって、『経営』そのために行動の道筋を作り、それを達成するために『事業』があるという立て付けなんですよね。

ここをイコールにしていこうとすると下の図のようなイメージになります。

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人生観があって『ライフコンセプト』経営『カンパニーコンセプト』があって『事業コンセプト』があってそれを達成するために何の商品が必要?ってなるわけですね。

これは必ずこういった構図になります。自分自身であれば何をしたくて何を達成したいのかどういうことを得たのかというのを決めたら一本筋が通っていきます。それを達成するために理念とかそういったものがあって、それを達成するためにどんな事業をやっていくのかっていう風に事業の領域が決まっていきます。

これがなぜ重要かって話を致します。


事業ベースで考えることがダメな理由

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例えばある飲食店が飲食業やってますとしますよね。

まあ一応理念とかで「食を通じて。。。」みたいなのがあったとしても飲食業ですと固定されていたら今時代のスピードも速いですし、もう日本においては人が減っていくことはほぼ確定している状態でそれだけやっていたら胃袋がちっちゃくなっていく話なんで経営厳しくなっていきますよねどうかんがえても。そう考えたときに一本の事業に頼り切っていたらきつくなってしまうので横展開していく必要があります。

なので基本的に多角化と言われますけど、やみくもに多角化をする必要はないのですが自分のコアの事業をベースにその同線上に横展開していくとあんまり新規のビジネスを作るというよりはコアの事業のリソースやベースをつかって仕事ができるので立ち上がりが早くなります。

全く関係ないビジネスを始めるとひとつひとつの事業が個々で売上を獲得していくというイメージになるので1+1=2になってしまいます。そうではなくて3にも4にもしていける事業展開を私は心がけております。若干跡付け感は否めませんが…(笑)

まだまだ印刷事業がメインではありますが、そこから軸が大幅にぶれることなくどんどん派生させて収益というのを複線化していくことがこの人生と経営と事業がイコールになるとできる状態になっていくと思います。そうすると今の時代こっちがきついからこっちを伸ばそう見たいなことができるようになると思います。または、こっちでかかわっていた人脈がこっちのビジネスでも関われてくるとかができるようになります。

なのでこの人生と経営と事業がイコールするというのはとても重要だと思います。

うちも印刷物が減って「大変だ!大変だ!」ってなっていてでもやはり多くの場合は事業の話にしかならないんです。どうすれば印刷物が増えるかとかってなっちゃうわけですよね。

そうではなくてそもそもうちの会社は印刷をするために会社をやっているじゃなくて目的はお客様の願をカタチにすることだよねって話なので仕事の幅が広がるし発想も固執しなくなります。


まとめ

最近、ご縁がありまして片山さつき大臣の地方創生に関するお話を聞かせていただきました。

SDGsという言葉を最近よく耳にしますけど実際に理解して行動に移せている企業は少ない。

これからはソーシャルな仕事が伸びていくと思っていますし、若者もそういった社会貢献をしている会社に就職したいと思い始めているようです。

単に給料が高いとかそういった金銭的な報酬よりもやりがいなどの意味報酬に重きを置いている人が増えています。

ですから、昔のように「業界シェアNO1をとる」とか言っても若者には響かないと感じております。

黒字でも後継者がいなくて倒産する会社も多いようですので、

理念とビジョンをしっかり持って社員がワクワクして働ける会社を作ることが必要かなと考えています。

まずは、理念浸透と評価制度を構築していきます。

ではまた!

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