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2020年の時流予測と激変する広告業界について~


みなさまこんにちは!
株式会社さくら印刷のタカマサです。

セミナー等で学んできたことをまとめていきます。
本日は2020年の時流予測と激変する広告業界について書かせていただきます。

もし暇でしたら読んでみてください。


★2020年の時流予測~

2020年の景気は大きな変化はなく、現状維持であるもよう。
ただし、11月の大統領選、米中摩擦、韓国との関係性などの不安要素は引き続き注視していく必要がある。

2020年年表

1月~3月
景気は若干弱め
消費税増税やオリンピック前で消費が鈍る可能性がある
4月~6月
景気回復傾向
オリンピック直前となりマインドが高まるが、キャッシュレス還元策の終了など。その後の対策により、変動が予測される
7月~9月
年で景気は最高潮となり、ここでどれだけ上に伸ばせるかが重要になる
10月~12月
オリンピックロスや大統領選など、予測が難しい局面でありこの3ヶ月が
2021年に大きく影響する。

■2020年注目のバズワード

①次世代通信システム5Gの到来
➁デジタル、AI
➂AR(拡張現実)

5Gの1番のポイントは圧倒的な速さにあります。
3G→4Gに変わったときは通信速度が15倍に上がりました。
それでも革命的でしたが今回は4G→5Gで通信速度はおよそ100倍ともいわれています。

そのため、移動が必要なくなるのではないかと言われています。
場所という概念がなくなるのでコストが安い地方にもチャンスが回ってくる!
いやすでに都心のアドバンテージはもうないのではないかと思います。

また、米アップルのティム・クック最高経営責任者が「ARが次のコンピューター
プラットフォームになる」と言っています。

これからの動向を見つつ自社に取り入れられるものはないか常に考えていく必要がありそうだ。

■2020年の強化ポイント

①ビジネスモデルの再編
➁オープン化・見える化
➂組織改革
④コンセプト→コミュニケーション
➄リアル×デジタル

重要なものをピックアップして説明する

➁オープン化・見える化

オープン化・見える化をして全社員に会社の経営を自分ゴトとしてもらえる仕組みを作る必要があります。
これは、ずいぶん前から言われていることです。
弊社も「見える化実践委員会」というのを組織して見える化に力を入れています。

➂組織改革
現状の人員を配置した組織だけではなく
今後事業を発展していくため未来の組織体制を作っていく必要があります。

組織体制に重要なポイント以下の5つだ


・クライアント・事業を軸にした組織体制へ
・社内マーケティング担当の配置
・働き方改革を意識した配置
・補充採用ではなく、未来事業戦略採用
・パートナー活用

特に弊社のような印刷・広告会社はお客様の販促物やWEBサイトなどPRをお手伝いしているのにもかかわらず、自社のPR活動がおざなりになっていたりしていることが少なくない。


うちも全くそうでお客様のことで手いっぱいになり自社のマーケティングが後回しになっている。

これを改善すべく弊社でも昨年より社内マーケティング担当を配置しております。

安定的に仕事を受注し、営業レスができる仕組みを構築していきます。


また、弊社のような業界は働き方改革には敏感に対応していく必要があります。

まだまだ、いい環境とは言えないが昔に比べてはだいぶ良くなっている。
価値観が多用した現代にあった働き方を作っていきたいと思っている。


また、今までは人が足りなくなれば補充として募集をするというのが普通だったがこれからそのやり方ではダメです。特に中小企業は。
弊社も常に採用募集をしていて、優秀な人材がいたときは採用するというスタンスをとっている。


また、常に新しいことにチャレンジしていく前提なので採用も常にしておく必要がある。
なので、求人媒体を使うのではなく自社の採用メディアを持つことを強くお勧めします。


オウンドメディアリクルーティングと言いますが自社の魅力を自分たちで常に発信していくことが大切になります。


パートナー活用とありますが、自分たちにできなことはうまくアウトソーシングして
スピード感を持ってやっていく必要があります。
特に成功者の方は時間が限られている中で圧倒的なパフォーマンスを上げているのは苦手な部分は外注しているからだと思われます。
スティーブジョブズはパソコンを作れませんがパソコンを売るのがうまかったわけです。
なので自分たちの強みを明確にしてできないことは任せると割り切ってしまってもいいかもしれません。


私も以前WEB事業を立ち上げる際にプログラミングスクールに行きましたが、自分で覚えるには時間がかかりますし、プログラミングは私は苦手でした。(笑)

現在は、WEBのできる人間を採用し私は売り方を考え順調に受注をいただいている。

➄リアル×デジタル

そしてリアルとデジタルに関してですが、
オンラインとオフラインが融合した社会のことをOMO→online merges offline
と言います。現在ではソファに座ったままフードデリバリーを注文することや家の冷蔵庫にお茶がなければアマゾンでショッピングカートに追加すれば次の日には届く。
もはやオンラインでもオフラインでもなくこの融合された環境が当たり前になってくるということである。
常にオンラインの中にいるということを念頭にプロモーションを考えていく必要がありそうです。

激的な変化が今後もありそうですがいずれにしても私は、手法にとらわれずいかに消費者と向き合うかが大切だととらえている。


★広告界は激変している


■商品社会の成熟化

物にあふれている

世の中にはいいものが溢れかえっています。
機能の差別化で消費者に訴えかけるのはもう無理です!

さらに言えば消費者たちは新しいものに疲れて来ているのではないかとすら感じる。
むしろ私が疲れている。「アイホン○○発売「アイホン○○発売」だと新しいものがどんどん出ているが
新しい機能を使いこなしている人間がどれだけいるのだろうか?
使いこなしているのは一部のガジェット好きなマニアだけ何じゃないかと感じている。
私は機械とか商品の方が発達しすぎて人間が追い付けない状況になっているととらえている。

例えば、日々の日常を数秒の動画で撮影して投稿するスナプチャットというのが出てきたが
Instagramがストーリーズというのを展開して次の日にはスナップチャットは終了した。(笑)
こんな具合に新しいものではなく既に使い慣れたものを人は使い続けていくのではなかろうか…

■USPはもういらない!
上記でお話した通りで機能というよりはこれからは
使いやすさややブランドイメージで何となく買うかどうか決める時代になってきている。

そこで生き残っていくには
差別化よりもウィル(意志)やインサイトで勝負していくことが大事になります。
常に相手の本音に思いをはせてインサイトを追求すれば我々のような小さな会社も生き残れる。
むしろこれだけを真剣に考えれば生き残っていける。

それから、これからは
「ヒト」がキーポイントになるのではないかと思っている。
最近はインフルエンサーという言葉をよく耳にしますが自分が好きな人が身に付けてるから
買うとかすでに購買に至る導線はそのようになっていっている。

ですから、人を中心としたブランディングをしていければと思う。


■広告はわざとわかりにくく

ココ20年程度で触れられる情報が500倍に増えていると言われている。
なので、普通に商品の紹介をしてもスルーされてしまうようになってきている。
全てを語りつくそうとせずに『ツッコマレビリティ』を意識して
わざとわかりにくい情報にして消費者に突っ込ませることで目に留まります。


■まずは楽しませる!

商品の良さを説明するのは当たり前なので「まずは楽しませる!」を
心がけて!

楽しいから入って興味を持たせることで広がっていく


■ライブ感が人を引き付ける!
演出しない創りこまないライブ感こそ人の心を動かす時代になっています。
必ずしも「熟考」を善しとせず、時に「反射神経」で応えることにもチャレンジしてみる。
→世の中の動きに気を配って、リアルタイムな話題を取り入れる。

最近日常系YouTuberが流行っている。また、テレビでも一般人についていく番組が増えている。何が面白いんだかわからないがなぜか見てします。

これも親しみがわく共感できるといったところでリアル感、ライブ感があるんだろうと思う。

■商品とは全くっ関係ない映像で引き込む
「デイリー・ミルクチョコレート」

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「グラス1.5杯の生乳」のキャッチコピーとイラストで有名な、英国王室御用達のチョコレート会社、キャドバリーという会社がある。
この老舗の定番商品「デイリー・ミルク」のCMは、「ドラムを叩くゴリラ」という、チョコレートとは全く関連性のない内容
そして何の説明もない潔さとが相まって、2007年で最も強烈なインパクトを残したCMである。
デイリー・ミルクは英チョコレート市場の約7割を占めているという国民的なお菓子です。
こういった、伝統的なものはなかなか広告が難しくこれ以上売上を上げるのは難しいと言われている中
マンネリ化した広告ではなく、斬新な案を採用し売上を上げている。


■まとめ

2020年の時流と広告業界の変化について書かせていただきました。

時代の流れが速くついていくのが大変だし、情報が多いので踊らされてしまいがちだが本質を常に見極めて軸はぶらすことなく
その時代時代にあった手法を取り入れて行ければと思う。

また、自分の伝えたいことを社会課題と絡めて伝えてることも大切だと思う。
ミレニアム世代には社会課題というのが特に響く。
海外ではサスティナビリティを考えないブランディングはもうない。

兎に角、情報は常に取っていきアップデートしていきます。
甚だまとまりませんがアディオス。

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