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誰かの言葉は誰が言ったか忘れたらそれは自分の言葉

「あのねぇ〇〇さん、あなたこの会社を良くしたくないの?」

これは私が会社の愚痴ばっかり言っている同僚に私が言った言葉だ。
言った後に私はふと思い出した。

「あれ…?これ誰かが言ってた言葉だよな、誰だっけ…?」

結局思い出せないままその日の仕事を終え、家に着いた。ドアにカギをかけ、上着を脱いだところで何故か思い出した。

「あ、××さんか…」

××さんとは前の会社に勤めていた時の私の上司だ。
もう15年以上前の話だ。会社の愚痴ばかり言っている私に××さんは冒頭の言葉をかけてきた。

言われた私はハッとしたものだ。こんな事ばかり言ってて会社が良くなる訳がない、売上も上がらない、回り回って自分の給料も上がる訳がない。
私は現在売る物は違えど店舗を運営する立場になり、この言葉は大きな軸になっている。

パクれ!

もしかしたら今若い人の中で、「自分がない」「自分の軸がない」「キャラがない」と悩んでる人がいるかもしれない。
どこかのドラマや漫画、周りの友達や先輩が使っていた言葉をそのまま使ったってそれは自分の言葉ではない、と…

しかしそんな事は気にせずガンガン使って欲しい。前述した通り10年も経てば誰が言っていたか忘れてしまう。
そうなればそれは完全にあなたの言葉になるだろう。

ただし周りの人に元ネタがバレた時はとてもとてもとても恥ずかしい。特に有名人の言葉はしばらく寝かせた方がいいだろう(経験者談)笑

「インプットはアウトプットして初めて完成する」と誰かが言っていたが、(ホラこれもパクりですよ)どんどん使っていかないとあなた自身が忘れてしまう。せっかく印象に残る言葉に出会えたのにもったいない。

「若者の葛藤」

私はいつの時代も若者が抱える葛藤というのは一緒だと思っている。今偉そうにしゃべっているおじさん、おばさん、おじいちゃん、おばあちゃんも元をたどれば誰かが言っていた言葉だろう。
大人なんてそんなもんである。

#日記 #大人 #若者の葛藤 #言葉





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