嫌なことを言われた時、どうするか？
note勉強会なるものを開催し、
テーマを設けて記事を上げている方がいらっしゃったので参加してみることにする。
【概要】
テーマは、「嫌なことを言われた時」
内容は、「テーマに関するあなたの考えを教えてください」とのこと。例えば、「実体験や、対処方法、教訓」など。
期限は2023年3月31日までで、
指定された記事を貼り付け、「#note勉強会嫌なことを言われた時」のタグをつけることが参加条件。
さて、
「嫌なことを言われた時」について書いてみる。
私は幼い頃、よく両親に叱られた。
だから、嫌なことを言われる瞬間というのが家の中で多くあった。そこで見出したのは、お気に入りの歌を流すという対処方法だった。
当然、流すといっても実際にCDプレーヤーにCDをセットして再生するわけじゃない。
テンションの上がる音楽を頭の中で流すのだ。
そうすると嫌なことを話半分で聞くことができる。音楽の力が大きくなってくれば、もう楽しい気持ちの方が強くなってくる。
なんか怒ってるな〜と思いながら、曲をかけているとだんだん怒っている両親が滑稽に見えた。
だから、
思わずにやけてしまったりして余計に怒られた。
挑発したい時や聞く耳を持っていませんよと主張したい時は、頭で流すだけでなく、鼻歌をしたりリズムに乗って身体を動かしたりしたこともあった。もちろん、ちゃんと2倍力で叱られた。
小さい頃に私が見つけた対処方法は、
時と場合を選ぶし、炎上させる危険性があるから
得策とは思えない。
ただ、「嫌なことを言われている」という状況を自分でどうにか好転させようとしていた考え方はとても素晴らしいと思う。
あの時の私を見習いたい。
ということで、
改めて「嫌なことを言われた時、どうするか？」について考えたい。
最近私が強く感じている「嫌なこと」とは、
『で、なに？』である。
交際してる彼氏と、
今後にまつわるとても重要な話をしている、
けれども私は決断しきれない
というような状況の中で、
しきりに言われたのが『で、なに？』だった。
結論が聞きたいのは分かる。
結局、なにが言いたいのかはっきりしていない
という意思表示だと思った。
でも、、、それにしては冷たすぎる。
『で、なに？』で、
結論を迫るあの語調や表情もふくめて
とても嫌だった。
だから、「この言葉が放たれた時どうするか」で対処方法を考えてみる。
そうすれば私も克服できるし、冷たい『で、なに？』に困っている人は私にもいるだろうから少しは参考になるかもしれない。
前置きが長くなりすぎた。
『で、なに？』と言われたら、どうするか。
まず、嫌なことに出会った時に1番大事なことは自分を主体にして考えるということだと思う。そして、自分と他者の立場をはっきり分けて考える必要がある。
「嫌なことを“言われた”」は、受動的な表現だ。
受け身的で、被害感が強い。私が弱者の立場になったかのような印象を受ける。
でも、
「私は、相手が言ったことを嫌だと“思った”。」
と言い換えれば、
自分を主体にして物事を見ることができる。
「嫌なことを"言った"」のは相手であり、
言う、言わないは
相手の問題だから変えことはできない。
私が対処できるのは、
それをどう思うかどうかという受け取り方だ。
その上で、
反撃に出るとか、なにも言わないとか、
それなりの対処行動を取ればいい。
私の場合でいうと、
『で、なに？』と彼が言った。
私はその言い方が冷たく感じられて、傷ついた。
と捉え直すことができる。
じゃあ、
私ができる対処方法は何かといったら
『で、なに？』という言葉の解釈を変えるか、
そう言わせない話の展開を考えるか、
私の嫌な言葉を多用しそうな彼との縁を切るか、
そのあたりだと思う。
縁を切るにはこれまで情が深すぎて難しい。
とりあえずは、嫌な気持ちになる回数を
できるだけ減らす努力をしてみる。
だから、
私は『で、なに？』を彼に言わせない。
そういう話し方を習得しようと思っている。
そのために必要なのが作戦で、分析。
「なぜ、彼は『で、なに？』を使うのか」という謎を解き明かす必要がある。
要因はいろいろと考えられるから闇は深い。
でも私の中ではひとまず、「結論が早く知りたくて、急かしてしまうから」という答えを出した。
たぶん彼は、だらだらと続く私の話を最後まで聞くことができない。それは彼が短気な性分だからで、特に重要な話であればあるほど、結論を先に知りたがる。
ということは、
大事な話は結論を先に伝えてあげればいい。
それが解決方法だ。
なんであいつのためにこんな努力をしなくちゃならないという愚痴のひとつもこぼしたくなるけど、そこは我慢。お互いの平穏を保つために必要と思うのなら、気づいた私が動くしかない。
ということで、ようやく結論。
『で、なに？』と言われたら、どうするか？
答えは『で、なに？』を使わせない。
そのために、そういう人には結論から先に話す。
以上。
「嫌なことを言われたら、どうするか？」という問いに対しては、「あなたが嫌だと思うことを言われない環境をつくる」というのが私の答えだ。
note勉強会。
自分で考えて書いてみるだけで、とても学びを深めることができる素敵な企画でした。
きっと、シェアしたり話し合ったりしていくとより広がって、深められると思います。
こんな他愛もない話を議論し合える場が気軽につくれるといいなぁ。
