複業WEBライターが朝活に集中するために断続的断食「16時間ダイエット」を1週間続けてみた
2020年12月から複業WEBライターとしての活動を始め、同時に朝活を開始しました。もともと早起きは得意なのですが、耐え難いのは朝活中の空腹感です。 でも朝食を食べるとお腹がいっぱいになってすぐ眠たくなってしまい、午前中から昼寝ならぬ朝寝となってしまいます。
そこで「朝活にいい朝食を教えてください!」とツイッターでつぶやいたところ、10人以上の方からさまざまなアドバイスをいただきました。中でも、@ehonecomama さんが実践なさっている断続的断食「16時間ダイエット」は前から興味があったので、早速挑戦してみることにしました。
期間は最低でも1ヶ月といったやや長めの期間にするのがいいのかもしれませんが、目標を高く持ちすぎると挫折しそうだったので、私にもできそうな1週間に限定してみました。
断続的断食「16時間ダイエット」とは
欧米で人気の断続的断食(Intermittent Fasting)には、週末に2日間だけ断食をしたり、期間限定で断食したりする方法もあります。最近人気なのは、一日のうち10~16時間だけ断食するというものです。
では、この断食の間に体内では何が起こっているのでしょうか。まず、食事を終了してから10時間経つと、肝臓に蓄えられていた糖が使い果たされます。その後、糖に代わって分解された脂肪がエネルギーとして使われます。つまり、脂肪燃焼によるダイエット効果が期待できるというわけです。
さらに、この空腹状態が続くと「オートファジー」という仕組みが働いて、人間の古くなった細胞を新しく生まれ変わらせます。不要になった細胞内のタンパク質を分解して、新たな細胞を作る自食作用によって体内からの若返り効果を得ることができるのです。
朝活で眠くならずに生産性の向上を目指すための断続的断食でダイエット効果や若返り効果を得られるとなると、一石二鳥ならぬ一石三鳥です。なんだか得した気分になりました。
断食する16時間は、1日のうちの何時から何時でもよく、個人の生活習慣によって決めることができます。在宅ワークの私は、自分の睡眠時間と朝活の時間帯を考えて、午後8時から次の日の正午まで断食することにしました。
断食中とはいえ、水やブラックコーヒーでの水分補給は忘れないようにします。また、どうしても空腹を抑えることができなければ、少量のナッツなら食べていいことになっています。ナッツもよく噛んで食べると、食べてから10分後には十分な満腹感を得ることができます。
毎日続けるために心がけたこと
1週間の短期間とはいえ、1人で密かに始めると1人で密かに断念するという懸念があったので、ツイッターで「始めました!」と宣言しました。そうすると、「修行僧みたい」とか「がんばって〜」とか「ゆっくり痩せるからリバンドしにくいよ」といった励ましのメッセージをもらって、ますますやる気が出てくるではありませんか。
と、同時に「発表しちゃったら、後には引けない!」という状況に自分を陥れたことに気づきました。朝活中にパンケーキが食べたくなっても「あ、ツイッターで公表したし」と、食べるのを我慢している自分がいました。
とはいうものの、決してダイエットのために始めたことではなく、朝活の効率向上のために始めたことですので、あまり頑張りすぎないようにもしました。友人と夕食に出かけて、午後8時過ぎまで食事をした次の日の食事開始時刻は少し遅くしました。また、どうしても正午前にお腹が減れば、1時間程度は誤差とみなして食事をしたりもしました。
1週間で得たこと:学びと気づき
まず、朝の目覚めがスッキリしていました。以前は、夜遅くになんだかんだと食べて飲んでいたので、目覚めると胃が重たいことがよくありました。前夜午後8時以降に食事をしなくても、空腹で目覚めるということはなく、気分よく朝を迎えることができました。
そしてなんと言っても、朝活中にしっかりと集中して仕事に取り組むことができ、以前のように昼寝ならぬ朝寝をすることもなくなりました。午前4~5時に起きて、大体10時頃までは空腹を感じることがありませんでした。もしかしたら、空腹感を忘れて仕事に集中できていたのかもしれません。
10時過ぎになってお腹が減ってくると、生のアーモンドをポリポリとかじっていました。あとはお水を飲んでいると、結構満腹感を感じます。
朝の断食が終了する正午が楽しみで、毎日しっかりと昼食を食べました。昼食をしっかり食べると、午後にお腹がすくこともあまりありませんでした。そうこうしているうちに、おやつもそこそこに夕食の時間となるわけです。
そして、これは朝よりも夜に頻繁に感じたのですが、執筆が進まない時や仕事でイライラした時に無性に何か食べたくなることがありました。それもヘルシーなナッツとかフルーツではなく、ポテトチップスとかチョコレートなどといったしっかりとした味の高カロリー食品が食べたくなったのです。空腹ではなく、不安定な精神状態が食欲を増進させていたことを今さながら思い知らされました。
また、喉の渇きを空腹と勘違いすることもありました。乾燥した部屋で仕事をしていると、喉が乾くのですが、それをなぜか空腹と勘違いして、台所に行って冷蔵庫を開けたりしている自分がいました。
正午から午後8時まで、何をどれだけ食べてもいいと言われても、たった8時間ですから限度があります。つまり、食事の総量は通常より減っていたのではないかと思います。そのせいか、体重も少し減少しました。最初の4日間は毎日0.5kgずつ減って、「お〜、このままいくと1週間で3.5kg減か?」とも思いましたが、そんな奇跡は起こることもありませんでした。結局その後は現状維持でしたが、合計2.0kgほどのダイエットになりました。
まとめ
私にとって、朝の活動時間はとても大切です。午前4時から正午までの間に、ほぼ1日の仕事を終わらせようとしているので、断続的断食「16時間ダイエット」は私の生活習慣にぴったりです。あれを食べちゃいけない、食べる物の重量を量ってというような煩わしさもないので、手軽にいつでも始めることができます。食べ過ぎた時の軌道修正にも手軽に使えるダイエット法だと思います。
ダイエット効果を期待せずに、朝活の充実を目指して、しばらくはこの断続的断食「16時間ダイエット」を続けようと思います。もし何か劇的な変化があれば、またnoteに書きますね。
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