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焦り、片付け始め、私は緑茶をすする

タイトルの通りだが、この状況は私の望む通りなのでかなり嬉しい。

奴の家は汚い。

付き合い始めた頃、私はなかなかパートナーの家に入れてもらえず『家に何か隠してるんちゃうか!?(妻子持ちか!?彼女が住んでる!?)』と想像で死にかけていたが、事実はシンプルで、ただただ、本当に家が汚いから見せるのが恥ずかしかったらしい。

パートナーは色々と事情があり、祖父母の家に1人で住んでいる。その家は祖父母の遺品や彼の兄が住んでいた時に残していったもの、パートナーの大量の靴と服、とにかくたくさんの大きなゴミに溢れていた。多分トラック何台か呼ばないと片付かないくらい。

その上パートナーは片付けへのモチベーションが異常に低いので、今まで一度も大掃除しなかったようだ。

そんなパートナーだが、今度父上がこの家にしばらく滞在することになって、最近急にやる気を出していた。その甲斐あって、まだまだ片付けるところはあれど、前と比べたら見違えるほど物が減って綺麗になった。

やればできるじゃねえか!ていうか、私のためにもっと前にやる気を出してほしかっゲフンゲフン

ちなみに私はといえば、生活スペースで絶対に衛生を保つべきところは日々掃除していたけど、大掃除は手を一切出さないようにしていた。1年以上本件に関してはひたすら見守ってきた。歯軋りしながら。

なぜ片付けをしない上、とりあえず物を床に置くのか?その場で処分できるゴミを捨てないのか?その辺にビンカンペットを転がしておくのか?などなど数えきれない疑問を圧縮して海の底に沈めておいて本当によかった。

今日は父上が来る前に片付けができる最後の日だったので、いつも以上に頑張っていた。

次のゴミの日が来れば、ダイニングテーブルセットが入るくらいのスペースは空くだろうな。今までちゃぶ台でご飯食べてたから、机を椅子が置けるようになったらQOLがめちゃめちゃ上がっちゃうな。その次は、ベッドを買って、床敷き布団から脱出だ!

などと妄想しながら、今日私はのんびり緑茶をすすりながら、一生懸命片付けをする背中を眺めていたのであった。

私が勝手に掃除してもよかったけど


あまりの粗大ゴミ量に圧倒されて「生活できてるし」くらいで見ないふりをしてた。大の大人の部屋掃除なんて私は母ちゃんじゃないから面倒だし。本人も「自分でやる」と言い続けてるし。

それくらいの距離感でいたから喧嘩もしないで1年間ゴミ部屋生活できてたのかも。はち切れて「勝手にお掃除妖怪」になっちゃってたら危なかったな。

本人も部屋が綺麗でスペースがあるうちに新しい家具を入れたいと言っていたので、私も今からお金用意しとかなきゃ。

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写真は今日パートナー氏と食べたハンバーガーです。パートナー氏はアメリケーンなものが好きだからとても喜んでいました。

以下パートナーです。

Tmkー4720

サポートしていただいたお金は私の緑茶代にしようかなって思ってます。