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ミモザPJ始動

こんにちは!広報のシライです。
いよいよ秋本番の気候になり、朝晩は冷え込むようになりましたね。
夜が長くなり、秋の味覚も楽しめる季節になり……ついつい食べすぎないように注意しなければと日々誘惑との戦いです(自戒の念をこめて)

今回は、この度かましんで新たなPJ「ミモザPJ」が始動いたしましたので、PJメンバーであるヒエダさんにお話を伺いました。

ヒエダさん
2020年入社。現在、アセットマネージメント事業部のWEB・マーケティンググループにてマネージャーとしてご活躍中。2児のママ。

PJ発足のきっかけ


―ヒエダさんよろしくお願いします!まず今回のPJ発足のきっかけを教えてください。

よろしくお願いします。Fさん(小林社長)や人事からもありましたが、かましんセンサス(※)で年々、女性たちから”女性の管理職が少ない”といった声や働き方についての意見をいただくことが増えていたのと、執行役員からも”執行役員が集まると男性だけ、ここに女性がいるべきだと思う”という声があがるなどしていたことがきっかけとなっています。

”女性が活躍するために何がたりないのか”
”女性から意見を聞き働きやすい環境を作ろう”

という観点で、諮問機関みたいな立ち位置で自由に意見が言えるPJです。

※かましんセンサスとは、鎌倉新書で働いている方の意識や感じ方、また人事/組織施策のインパクトなどを継続的に観測し、活用することを目的とした半期に一度の社内調査です。寄せられた回答については、取締役より全社に向けてフィードバックを行っています。 

 ―ありがとうございます。たしかに今年のかましんセンサスでは女性のそういった意見が多く見られましたので、センサスをきっかけにPJが立ち上がったというのは同じ女性として嬉しく思います。PJメンバーはどういった方がいらっしゃいますか。

今回はFさんや人事を除くと、ママ社員が多い構成になっています。生活経験が豊富で活躍している女性社員を中心に選ばれたようです。

―実際にメンバーで集まってみていかがですか

実は自身を除く4人のメンバーのうちママだと知っていたのは2人だったので、社内の知らないところにママ社員がまだいるのだなと思いました。他にも選ばれていない方でもママが結構いると聞いているので、逆に今まで社内のママ同士のつながりが薄かったことに気がつきましたね。


PJ名の由来


―話は変わりますが、今回この「ミモザPJ」というPJ名がとても素敵だなぁと個人的に思ったのですが、こちらのミモザPJの名付けはヒエダさんが行ったということで、由来についてお伺いできればと思っております!

PJ発足時に”女性の活躍推進”と聞いて真っ先に思い浮かんだのがミモザの花でした。というのも3月8日は国際連合が定めた国際女性デーで、別名「ミモザの日」とも呼ばれます。この日は女性のためを思う特別な日として、いつも育児や仕事、介護など誰かのために頑張っている女性に日頃の感謝を伝える日とされて、イタリアでは、この日にミモザの花が贈られることから名づけられました。現在ではヨーロッパを中心に世界各地に広まっている習慣です。

前職からママ同士でママを支援するPJに関わっていたり、自身も2人の女の子のお母さんなので女性の活躍を推進したい思いが強く、関心も高かったこともあって、そういった情報にアンテナを張っていたこともあります。日本でも”そういうことがあるんだ”というのがやっとニュースで流れはじめたので、このPJをやるんだったらミモザかなと思い、候補としてあげました。

―そういった習慣がヨーロッパにあるとは知りませんでした!私の中では、花を贈るといえば母の日にカーネーションのイメージしかなかったので・・・

そうですよね。あとは実は毎年買っているカレンダーがあって、3月のイラストにミモザのリースと鳥が描かれていて印象に残っていたのもあるかもしれません。

ヒエダさんのご自宅のカレンダー。かわいいですね。

 
―すごく素敵なネーミングだったのでみなさん満場一致だったのではと思ったのですがいかがでしたか。

他にも意見があったのですが背景をしっかり説明したところ、支持いただいてこちらに決まりました。


現在の活動内容


―現在の活動内容についてお伺いしたいです。

これまでに3回くらい集まって意見交換をしていて、制度面、業務のことなど自由に問題点をブレストしました。意見をフォームなどに記載し、人事がファシリテーターをつとめそれぞれの意見を深掘りしていき、改善ポイントなどが浮かびあがったため、現在は新しい人事制度などに反映できるかどうか検討している状況のようです。

―みなさんの意見はまとまっているような状況でしたか?

みなさんの意見がまとまっているというよりは、みなさんの思っていることがテーブルに出たという感じですね。同じママでも意外といろいろな意見が出て面白かったです。


今後の展望


―今後の活動についてお伺いしたいです。

ルールや制度に関していろいろと意見を出していくのとは別に、人事と一緒に社内のママをつなげる活動ができたらいいなと思っています。例えば前職ではママが集まったランチ会、励まし合っていく場があったのですが、鎌倉新書もやっていったほうがいいのではないかという意見が出ており、そういった企画に携わっていきたいですね。ママという輪を一回つなげてあげれば、あとは自然とみんなつながっていくのではと思いますし。

―私もママ1年生のド新米ママなのでみなさんから学びたいです。

お子さんの月齢や年齢が近いママのほうが、より共感しやすい話もあると思うので、そういったつながりも作っていきたいです。例えば、私はある程度子どもが大きくなっているので、今、ベビー用品などのことを聞かれてもなかなか困ってしまうんですよね。シライさんも妊娠しているママからすれば先輩ママなので、後輩ママをゆるく支援していただき、その後輩がまた先輩ママになって・・・と、どんどんつながっていければいいなと思います。  

―実は私も別の社員さんにうちの子がすでに使っていないベビーベットを送ったことがあります。たまたま、同じ部署にいたので状況がわかっていたのでそういうことができたのですが、たしかにもっと横のつながりが生まれるといいですね。

ママ社員はもちろん、20代・30代の若手社員たちが「子どもを産んでも安心して働き続けられる会社だな」と思えるようになるといいなと思います。そのためにも、まずは今いるママ社員たちがいきいきと働けることが重要です。子どもを産んでも当たり前に戻ってこられる職場であること、子育てしながら活躍している人が身近にいること、私のようにママでもマネージャーは出来るんだよという姿を見せることで、他の女性社員が「私も頑張ろう」という刺激になるような、会社がそんな場にもなればいいなと思うんですよね。
私自身いろいろな方に背中を押してもらって働き続けてこられたので、今度は私が若い女性たちを応援して、背中を押せる存在になりたいなと思ってます。
 

―あとは、ファミリーデーを計画しているというお話もききました。

過去、コロナの前はやっていたのですがコロナで中断してしまったので、ぜひ再開したいと思っています。職場に同僚の家族が来ることで、実際パパやママが働いている職場を見ることはもちろん、例えば小さいお子さんがいる社員だったら「あの子が熱を出して大変だから帰っていいよ」などと声をかけることもできるようになるかと思います。人にやさしい職場になればいいなと思っています。
 

―最後に展望を教えてください。

子どもがいる人を前提に話が進んでいますが、子どもの有無にかかわらず女性の活躍に焦点を当てたいと思っていて、具体的には色々なタイプのロールモデルを作りたいです。子どもを産んでも働いてマネージャーになった人もいれば、子どもを産まないで仕事に打ち込んで専門職でマネージャーになっていく人もいたり、いろんな形を若い方に見せたいです。10年後、20年後をぼんやり考えて”あんな人になるのかな”、”こんな人になっているのかな”というときに具体的にイメージできる人がいるのといないのとではすごく違っていて、いろんなタイプを示せる機会をもっと若手のみなさんに作ってあげられたらいいなと思っています。

このPJをきっかけに育児だけでなく介護にも焦点をあてたいですし、最終的には女性も男性も関係なくみんなが働きやすくなる環境が作れればと思っています。働きやすいことが長く会社で働いてもらえることにもつながり、それは会社にとってもメリットがあるはずなので、このPJをきっかけにそういった側面でも貢献したいと思っています。

編集後記
ヒエダさんが女性マネージャーとして活躍されている背景には、熱い思いがあることを本インタビューを通じて理解できました。ミモザPJの活動もより一層楽しみになりました。ロングインタビューにお答えいただきましたヒエダさん、本当にありがとうございました。

それでは皆様また会いましょう!


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