KURUMICCO WALK 🚶♀️ Vol.18-➁「雨の鎌倉を楽しむ☔」
第18回のテーマは、「雨の鎌倉を楽しむ☔」。雨の日でも楽しめる鑑賞・体験型のおすすめスポットを中心にご紹介します🐾鎌倉散策の計画に、お役立ていただけますと嬉しいです♪
→Vol.18-①はこちら
（本記事の掲載内容は2024年6月時点のものです）
「若宮大路公園」から鎌倉駅方面へ向かって5分程歩き、道を曲がった先に木造の素敵な建物を発見🔍日本初の“しかけ絵本”専門店「メッゲンドルファー」さんです📚
店名は、150年程前にドイツで活躍していたしかけ絵本作家で、「しかけ絵本の父」と呼ばれているLothar Meggendorfer（ロタール・メッゲンドルファー）さんのお名前からとったそうです。
天井の高い広々とした店内には、国内外から集めた800種類以上のしかけ絵本がずらりと並んでいます✨
しかけ絵本といえば、“飛び出す絵本”をイメージする方も多いと思いますが、他にも、つまみを引っ張ると絵が動き出すものや光を当てて楽しめるもの、パペットや指人形がついており手を入れて遊べるものなど…バリエーションは様々！その時代の技術に合わせて次々に生まれているという仕掛けの種類は、アイデア次第で無限の可能性がありそうです😲
そんなしかけ絵本の魅力について、店長の嵐田一平さんは
「絵本だけでも成立するけれど、アイデアを加えてより楽しんでもらいたいという作家さんの想いが表れているのがしかけ絵本の魅力。ぜひ、仕掛けが加わることで生まれる“驚き”や“面白さ”を楽しんでほしい」とおっしゃいます。
現在では子どもだけでなく大人でも楽しめるしかけ絵本が充実しており、
花のしかけ絵本など、飾っておくだけでも美しい芸術性のあるものは大人にもおすすめだそう！
また、音を聞いたり触ったり、視覚以外の楽しみ方ができるのもしかけ絵本ならでは。お子様へのプレゼントや、入院している方への差し入れなど、特別感のある贈り物として幅広い方に楽しんでいただけるとのことです🎁
なかにはお店オリジナルの商品も。ジャバラになった本を延ばして開き、手前の穴から覗くと景色が楽しめる仕掛けになっています♪
・企画 嵐田晴代
・作 嵐田一平
・発行 メッゲンドルファー
・価格 ￥2,800＋税
写真ではお伝えしきれない景色が広がっているので、
気になった方はぜひお店でご覧ください！
メッゲンドルファーさんでは、しかけ絵本専門店ならではの取り組みにも力を入れており、土曜・日曜には、ワークショップ「しかけ絵本教室」を開催しています✂
見本を参考にしながら、自分好みにアレンジを加えて自由に制作できるのが人気のワークショップ。日本各地へ出張教室をしに行くことも多くあるのだそう！
＊はさみが使える年中さんくらいから大人まで参加可能です。日程については、ホームページをご確認いただくか、お店までお問い合わせください。
また、「ブッククラブ」というしかけ絵本の選書サービスも行っており、お客様に合わせたリストを作成して、毎月おすすめの絵本を送っているそうです。遠方に住んでおりなかなかお店に行けないという方や、何を選んでいいかわからないという方、出産祝いやお孫さんへの年間プレゼントなどに嬉しいシステムですね！
店長の嵐田一平さん、そして共同代表のお父様・康平さんとお母様・晴代さんが一緒にご家族で経営されているという「メッゲンドルファー」さん。日本初の専門店を開いたのは、康平さんから「しかけ絵本」の専門店がないと聞いた晴代さんが、「この力のある本の専門店がどこにもないのはおかしい！」と、もともと出版社で働いていた康平さんを説得しご夫婦で始めたのがきっかけだそうです。
「しかけ絵本は通常の絵本と比べて高価なものというイメージを持たれがちですが、ぜひ一度手に取ってみてほしいです。」とおっしゃっています。
ブッククラブを長年続けているお客様から〈本が好きな子どもに成長した〉という報告や、〈認知症の方がしかけ絵本を見て声を出して笑った〉という声をもらい、喜びを感じるという晴代さん。「しかけ絵本との出会いが、『本って楽しいものなんだ』と興味を持ってもらえるきっかけになったら嬉しいです😊」と笑顔でお話してくださいました✨
日本初の「しかけ絵本」専門店には、一つ一つの商品やお客様との思い出を、大切な宝物のように語るお店の方々の熱い想いがありました。ぜひ一度訪れてみてください！
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［店舗情報］
店舗名：メッゲンドルファー
所在地：神奈川県鎌倉市由比ガ浜2-9-61
公式サイト： https://www.meggendorfer.jp/
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次回は雨の日も晴れの日も楽しくなるグッズを紹介します🌂お楽しみに✨