見出し画像

【前編】Life Quest~釜石で〇〇する人たちの多様な生き方〜第13歩目「寄り添い型MC」×Mc.さのりえ

本記事は、岩手県釜石市で人生を探求し生き方を自分でつくることに挑戦し、様々な活動に取り組むゲストの生き方に迫っていくイベント型オンライン番組『Life Quest』の内容をnoteに転載しています。         
今回は、2020年11月30日に実施された第13歩目「寄り添い型MC」に取り組むMc.さのりえさんをご紹介します。実際の放送については、こちらよりご覧ください。

画像1

Mc.さのりえ 
<プロフィール> 岩手県出身。大学3年時に盛岡で東日本大震災を体験。被災地の復興プロセスを研究しながら、ボランティアを開始。JICA,WWF,UN日本代表部などでもインターンを経験。2015年、国際協力による災害復興や貧困解消をテーマに米国大学院「環太平洋圏における持続可能な発展」コースで修士号を取得。被災地で見た「公的な生き方」を世界に発信すべく、帰国後は釜石市の復興支援員に着任。マネジメント・広報として活動効果の可視化や外部への発信を担う。2016年からフリーアナウンサーとしてWワークを開始し、2019年夏には「寄り添い型MC」として独立。司会業、エフエムラジオのパーソナリティ、ナレーター、動画クリエイターの他、(一社)未来を創るどうぶつ医師団・事務局長、NPO法人もりねこ・にゃんぶ藩士として、動物愛護活動にも力を入れている。犬派・猫好き。漫画好き。youtubeチャンネル▷https://www.youtube.com/channel/UCCbNdmnN9tt_U3E2zscRVbQ?sub_confirmation=1

寄り添い型MCとは?

さのりえ)私は、岩手県を拠点としてフリーアナウンサーとして活動しております。その中で寄り添い型MCというのを肩書に掲げております。今日はその寄り添い型MCの説明をさせて頂きます。

MCとは?

まずMCとはなにかということですが、実はMCとは会を司る者という略称なんです。イベントで「プレゼン時間何分です」「次の方どうぞ」などと仕切ったりします。MCの3つのポイントがあります。

①台本・シナリオに沿って進行する                  
②お客さんの心を読み会場の空気を操作する              
③ゲスト・スタッフが力を発揮できるようにフォローする

一言で言うと、MCというのは、会を成功に導くコーディネーターであると思います。ゲストの立場にも立つし、主催者側の気持ちを汲み取ったり、お客さんとゲストの間を繋いだりします。

寄り添い型MCとは?

さのりえ)寄り添うとは=とことん、キャストの気持ちに共感するという意味で寄り添い型MCというものを私は目指しています。イベントが終わった後にキャストの人に「さのりえさんってこちらの気持ちをよくわかってくれた」と言っていただけたら、わたしとしてはお仕事が成功かなと思います。具体的には、ポイントが2つあります。

①とにかくよく話を聴く                       
ついイベントだと目の前のことにいっぱいいっぱいになってしまうことが多いと思うんです。でも、そんな時、ゴールや背景の確認や不安なことがあるかどうかを聴きます。

②準備からご一緒する                        
ここが正直大切なポイントになるのですが、イベントの準備からご一緒するということです。司会者はイベントの当日だけ来られる方が多いのですが、企画会議や一番大変な集客、イベントの後の広報であるレポートっていう手作業の部分もご一緒出来たらと思っています。

画像2

以上から、寄り添い型MCとは、会への想いと作業の大変さに共感するMCであると思います。終わった後に、「司会者なのに、色々手伝ってくれたわ~」といっていただけるようなMCを目指しています。


次に、その寄り添い型MCを拡大中とのことで、最近は動画づくりも始めました。今年のGW明けにYouTubeで「MCさのりえ放送局」というチャンネルをつくりました。いくつかシリーズを作っていまして、動物園の園長さんや、盛岡の有名なカフェの店長さんにお話を伺ったりしています。でも、MCなのになぜ動画なのかということですが、直結ですとコロナの影響ということもあります。イベントの司会の仕事がなくなったりしたため、それをきっかけに動画をやりはじめたのですが、一番のモチベーションは、「公」の為、利他的に頑張っている人のサポートがしたいという気持ちからです。

画像3

後半でお話しますが、私は復興支援員の広報をしていまして、支援員だけど支援員をバックアップする立場にいました。元々、人や社会、世界の為に頑張っている人を応援したいという気持ちがありました。イベントというのはPRのチャンスになります。それもあり、司会を始めました。その中で地方の非営利団体などのイベントを見ているといいことをやっているのですが、人手やノウハウが足りないという現状をみて、自分の経験を活かした寄り添い型MCを始めました。独立と同時にコロナもあり、動画でのPRに注目が集まってきたので、動画づくりを始めようという流れになりました。そして、動画は最高のPRツールだから作れるようになりたいと思いました。

画像4

戸塚)進行からありがとうございます。とても聞き入っていました。

ー後半は、さのりえさん自身の人生を深掘っていきます。

ーーーーー

▽隔週月曜配信! ”釜石で〇〇する人たちの多様な生き方”はコチラから!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?