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一人暮らしキッチンの排水口問題を改善してみた ※改善3か月後の使用感について追記あり

料理する上で洗い物はつきまとうわけですが、何かとストレスが出てきます。汚れものを相手にするだけに、ストレスやダメージは減らせるなら減らしたいです。

ちょっとしたストレスになっていた排水口に関して、改善した結果と選定したあれこれをまとめてみます。気になる点も出てきたので、もし購入される方は参考にしてみてください。

商品宣伝ではないため、商品名は載せていません。「排水口カバー」などでググればヒットします。


現状と問題点

我が家キッチンの流しです。

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● 流し場のつくり
・ 狭い
 (大人一人分の幅)
・ 平らな部分が少ない
 (水と共に洗い物も排水口に向かって流されやすい形状)

狭い賃貸物件のキッチンはこんなものです。

排水口は長らく賃貸備え付けのものを利用していました。問題点を洗い出してみます。

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● 問題点
【機能性〜洗い物をする時】
 ・ 箸やスプーンが落ちる
 ・ 鍋の蓋にある取っ手がすっぽりハマってしまう
【機能性〜流しを使う時】
 ・ ゴム製の排水口に油膜が張ると水の流れが悪い
【メンテナンス性】
 ・ ゴム製の排水口は油分を吸収しやすく洗いづらい
【見た目】
 ・ 生活感が出る

悲しいかな、いいとこなしでは…。(売りは後ほどわかります)


改善後:ステンレス製排水口に交換

ステンレス製の排水口を購入し、取り替えてみました。すると先ほど挙げた問題点が解消したのでした。びっくりです。

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● 問題点
【機能性〜洗い物をする時】
 ・ 箸やスプーンが落ちる
 ・ 鍋の蓋にある取っ手がすっぽりハマってしまう
 → 多数の小さい穴が空いているため、洗い物類は落ちなくなった

【機能性〜流しを使う時】
 ・ ゴム製、水の流れが悪い
 → 油膜は張らなくなり、水の流れが良くなった

【メンテナンス性】
 ・ ゴム製で(ステンレス製に比べて)油分を吸収しやすく洗いづらい
 → ステンレス製なので洗いやすくなった

【見た目】
 ・ 生活感が出る
 → シンクのシルバーとマッチした


改善案:取り除く or 買い換える

考えた対応案は2つでした。

1. 取り除く
2. 買い換える

ふたを取り除くと新たな問題が生じてしまうので、今回は買い換える選択を取りました。

● 取り除いた時の問題点
・ ゴミ受け(排水バスケット)が丸見えになってしまう
・ 排水溝の臭いが上がってきてしまう

「排水トラップ」という仕組みのおかげで封水され、排水管の臭いが入ってくるのを防ぐ仕組みにはなっているようです。

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買い換えの検討

● 製品を調べる

買い換え候補にはいくつもあることが判明しました。素材別だと主に4種類、形状別だと主に5種類ありました。

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【素材別】
・ ゴム製
・ プラスチック製
・ ステンレス製
・ 銅製(銅イオンによるヌメリ防止が売り)

【形状別】
・ 菊割れ
・ 半口
・ メッシュ
・ パンチ
・ 回転式

今まで使っていたものは「菊割れ」というみたいです。そして、銅製なんてあるんですね〜。

さらに、日本の台所では主に2サイズ展開。大きめサイズ(直径13.5cm〜14.5cm)に対し、我が家の小さめサイズ(直径8cm)では選択肢が狭まりました。(回転式は大きめサイズのみでした)


● 価格を考える

価格は素材つくりで決まるようでした。全体的な傾向はこんな感じです。

価格高: 銅製 > ステンレス製 > プラスチック製 > ゴム製 :価格安
価格高: 回転式 > 穴あき :価格安

いい素材、高機能であれば価格は上がりますね。

Amazonと楽天でざっと見た感じ、銅製の高いもので4000円程度でした。100円均一でも展開されており、安いものは100円(100均)程度で買えそうです。


重視したポイント

問題点を踏まえて、何を重視するか優先度をつけました。

価格 > 機能性 > メンテナンス性 > 見た目
・ 価格:2000円以下
・ 機能:食器類が落ちない・水はけがいい
・ メンテナンス性:油汚れも掃除しやすい
・ 見た目:シンクで悪目立ちしない

これらを全てクリアするのがステンレス製・パンチ型の排水口でした。

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・ 価格:2000円以下
  → 店頭で1000円
・ 機能:食器類が落ちない・水はけがいい
  → パンチ型
・ メンテナンス性:油汚れも掃除しやすい
  → ステンレス製・パンチ型なので洗いやすい
・ 見た目:シンクで悪目立ちしない
  → シルバーでシンクと一体感

ちなみに100均でもステンレス製のものが売っています。しかし穴の大きさや形状に微妙な違いがあり、いまいちピンとこなかったので、今回は大手スーパーで1000円程度のものを購入しました。

ちなみに備え付けのゴム製排水口は「安さ」が売りだったことが判明!なんと100円で買えます。


3か月ほど使ってみた(10月追記)

◎よかったところ:より清潔に保てるようになった

一通り、問題がきれいに解消したのでした。

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使ってみて気付きが1つ。

以前はゴミのサイズによらず、どんどん排水口下のバスケットにゴミが溜まっていました。取り替えた後は、大体のものが排水口に溜まります。そのままだと気になるので、洗い物の度に溜まったゴミを別の生ゴミ入れに捨てるようになりました。

こういった手間が気になる方は面倒かもしれません。

私はといえば、よりメンテナンスしやすくなった(清潔に保ちやすい)印象があるので今のところは改善してよかったかなと思っています。


△気になるところ:固定しておらずズレる(でも許容範囲)

私が購入したものは、いわゆる上に「置く」タイプだったため、斜めに力が入ると簡単にずれてしまいます。ゴムならずれにくいでしょうし、そもそも「蓋」構造のはめるタイプがよかったのかも、です。盲点でした。

いわゆる「蓋」の構造になっているのは、菊割れ・半口・回転式です。それか、メッシュやパンチ型ではいわゆる「浅型」のバスケットになりますね。

ただ、シンクに大量の洗い物を溜め込まず、シンク内に遊びのスペースがあれば気になりません。我が家のように狭いシンクであれば、洗い方に注意する(少量ずつ洗っていく)ことでクリアできるものでした。

最悪、シンクに埋め込まれている排水バスケットにゴミはたまっていきますし、そこまでシビアにならなくていいと感じています。


【まとめ】備え付け品は見直しの価値あり

当たり前のように備え付け品を使い続けていましたが、取り替えることで快適さが上がりました。自分が使うとはいえ、水回りは衛生面が気になる部分なので見直してよかったです。

同じようにお風呂や洗面所も、備え付けとは別のものに取り替えてみたら快適です。ぜひみなさんもお試しあれ!ですよ。


おわりに

ご覧いただきありがとうございました!

普段はだいすきなサラダ作りについて、このnoteブログを通してお届けしています。排水口問題に関連して、生ゴミ対処法についてはこちらにまとめていますので、ご活用くださいませ。


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