1度では感情の整理ができないマンガ『東京喰種 トーキョーグール:re』
水曜日ですね、今日のマンガは『東京喰種 トーキョーグール:re』です。
ついにきた、以前書いたマンガ作品の続きものnote。若干ネタバレも含みますが、ひたすら好きなところを書いていきます。
そのまえに、実は最近"すごいなこのマンガ"と思う作品を読んでいたんですけど、きっとこれをかいたらnoteがめっちゃ暗くなっちゃう気がして。
例えば
とか
というところから、たどり着いたのが『東京喰種 トーキョーグール:re』でした。そもそも、この記事を読んだのがきっかけで、読みたくなっちゃったんですよね。
まずは最終巻の16巻を読んで、そのあとに1巻から10巻までを読みました。そして、感極まって昨日ツイートしています。
白の使い方が好き
改めて『東京喰種 トーキョーグール:re』はきれいだと思います。
マンガには出版社ごとのカラーがあると思うんですけど、ヤングジャンプの世界観のなかで、効果的に白色を使われていると思うんですよね。強姦、虐待や殺人などいろんなシーンもありますが白の使い方が好きです。
例えば、有馬さんとカネキくんの戦闘シーンでの白。"なんか独特だな"という感じがします。
『HUNTER✕HUNTER』の冨樫義博さんと『東京喰種トーキョーグール』の石田スイさんが対談された企画で、石田スイさんが描かれたヒソカのネームを見たときも同じことを思いました。
文字が好き
ぼくが『東京喰種 トーキョーグール:re』で、"これうまいな"と思う表現の1つが文字の選び方や意味です。特にこの3つが好きですね。
すごいかっこいいですよね。言葉の選択として上手いなぁって思います。フォントというよりは、その意味に惹かれますね。
登場人物の変化
『東京喰種 トーキョーグール』のカネキくんは、『東京喰種 トーキョーグール:re』』では琲世になっています。普段は温厚なメンターなんですけど、
仲間の死をきっかけに黒くなって単独行動に走るんです。そんな、先生じゃなくなるカネキくんもぼくは好きで。
もちろん有馬さんと戦ってるところも好きで。最後なんてもう、体が原型をとどめてないじゃないですか。東京喰種って本当に人が変わっていくんですよね。
六月もそうでした。
最初は中性的な雰囲気だったのに、流島のあたりでは全然違いますよね。
そこから、恋をきっかけにどんどん変わっていきます。六月の変わりぶりったら半端ないですよ。
あとはニムラも最高ですね。
最初は琲世と一緒に、敵対するエトの家に捜査にいくんです。なんてことないサブキャラのように登場するんですよね。こうして相手を油断させておいて致命的な傷を負わせます。
ここで、やってて良かった嘉納式って言うんですよ(笑)。
で、これが9巻の最後です。
変わっていきすぎ。やばいですよ。
『東京喰種 トーキョーグール』はそもそも、カネキくんが鉄骨を落とされるところから物語がスタートします。それを落としたのが実は...という部分も『東京喰種 トーキョーグール:re』では明らかになります。
すべてが綿密に計算されていて本当にすごい作品なんですよ。まだ読んだことない人はぜひ読んでほしい。そしてツイートしたシーンのことを想像してほしいです。
ぼくは多分、もう10回近く読んでいるんですけど、まったく感情の整理が追いつかないんですよ。
もちろん大枠のストーリーは理解しています。
ただ何回も読むたびに、この人はどういう気持ちだったんだろうと思う部分が変わります。感情移入する相手が変わっていくんでしょうね。結末を知っているからこそ、いまこの人はどういう感情で生きているんだろうと。
最初に読んだときは全容を知らないじゃないですか。
亜門鋼太朗にしても、こんなことになるなんて想像もしていなかったんです。最近はやっと、ぼくのなかでの東京喰種というパズルのピースが少しずつ埋まっていっているような感じですね。
本当に『東京喰種 トーキョーグール:re』を作られた、石田スイさんは天才だと思います。
(ヘッダー画像引用元:石田スイ / Twitter)
それではまた明日。
最後に。
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