精巧に作られたサスペンスマンガ『サマータイムレンダ』
水曜日ですね、今日のマンガは『サマータイムレンダ』です。
こんなに精巧で面白い作品は、なかなかないと思いました。
ジャンプ+で連載されていますよね。久しぶりに王道なマンガのことを書いてみますが、これでも読んでるんですよ、ちゃんと。
ただ、1巻から面白いマンガだったとしても、10巻くらい発売されたあとに読むのがぼくにとってはちょうどいいんですよね。
マンガは単行本で読むことが多いんですが、前に『サマータイムレンダ』を読んだのは4巻くらいまで出ていたときでした。
いまは12巻まで発売されていますよね。
読み直してみて、あれ、これっておれの好きなタイムリープ的なやつだったなと思い出したんですよ。「僕だけがいない街」「東京卍リベンジャーズ」の部類であることは間違いないなと。
そのなかでも『サマータイムレンダ』は同じ時点に何回も戻る、ループする作品なんです。
少し話がそれますが、ぼくはわかりやすく予想できてしまう展開にはあまり興味を持てません。でもこのマンガを読んでいるときは、どこかでぼく自身が、マンガというと芸術を勝手に妄想して限界を感じていたとしたら、申し訳ないなと思うような感覚になりました。
それぐらい精巧に作られているんです。
1つだけ後悔したこと
ただ、noteを書くには早すぎたかもしれない。
そこだけは後悔しました(笑)。
あと少しで完結しそうなんですよね。
特に9巻からは新しい事実がどんどん明らかになるんですが、久しぶりにどう終わるのか気になったマンガでした。
ぼくのなかでは結構な高い評価になっていて、もしかしたら『サマータイムレンダ』はこれまで好きだったマンガを超えるかもしれません。本当に面白いんですよ。
ハッピーエンドで終わってほしい反面、うまく整ってほしいとも思っています。完結してから、また読み直すことになりそうです。
ここがすごい!
本編のあとにある、記録というおまけのページが凝りすぎていてすごかったんです。そもそも、ループの何周目?というのがまとめられているんですよね。
ーーーここからはネタバレを含んだ感想です。
『サマータイムレンダ(2)』(田中靖規/集英社)より引用
このあとに続くメモがすごいんですよね。手書きのルーズリーフなんですけど、◯週目で慎平が考えたことが分かるようになっています。1週目のメモと比べるとループごとの変化が分かるので、もっと面白くなるんです。
あとはここですね。
『サマータイムレンダ(6)』(田中靖規/集英社)より引用
レンダリングの意味がはっきりと分かる1ページ。もうこれ以上でもこれ以下でもなく、良かった。
まだ読んでいない方はぜひ!
(ヘッダー画像引用元:ジャンプBOOKストア!)
それではまた明日。
最後に。
読んで頂きありがとうございます。
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