九頭竜川打波川カサバノ谷 20200621

遡行メモ

〇出発まで
 march_hare3さんから「この日に行きましょう」と声をかけてもらった。サナちゃんから「富山から近いとこやったら行きます」とゆわれてたので、行先は、ここにした。去年、これまた長野県の人から 紀伊半島よりも白山など なるべく近いとこなら行く、とゆわれて計画していたが、雨予報で他所に転戦して、そのままになっていた谷。それが このカサバノ谷。
 hayappe2さんと「男女七人夏物語にしよー!」と女性も誘い、途中からどんどん人が増えてきたが、一人減り、また一人減り、で5人に。
 金曜夜は、斎藤さん壮行会で呑み過ぎ、終電乗り過ごしてエラい目に遭い、土曜の朝も二日酔いで完全にダウン。「もう この体力では無理やな」と、断りの連絡をしようかしまいか随分と迷った。
 日曜合流する二人は土曜も別の日帰り沢に行っている。若いっていいなぁ。
 結局、夕方になって、少しは二日酔いがマシになり、そっから準備。
 川西池田駅北口ロータリーでmarch_hare3さんを拾い、豊中市緑丘で給油後、秘密の花園と呼ばれるhayappe2さんとのランデブーポイントへ。この駐車場が第一の核心部となった。1日350円で茨木ICまで2km弱の好条件だったが、Google Mapの案内で行くと、やたらと狭く、曲がり角も狭い道を案内されるという。。。で、駐車場にとめて戻ってくるというhayappe2さんを近くで待ってたが、10分経っても戻ってこない。しばらくして「脱輪したー。駐車場みつからなーい」と戻ってきた。一体どうなっているのか?! 近くのはずなので、歩いて一緒に行くと、駐車場は見つかった。Google Mapに頼り過ぎるといけないというケースやった。akippaで安い駐車場は、安いなりのワケがある!というのが今回の学び。
 そんなこんなで30分以上余計にランデブーに時間がかかったが、気を取り直して出発。残り二人との現地近くのランデブーポイントである道の駅 禅の里に23:30頃ついて、すみっこにテント張って寝た。
 朝、タオチャンサナちゃんコンビと合流し、ファミマに寄った後、上小池Pに向かう。上小池Pはだいぶ手前から路駐されていて、念のため駐車場まで行ったが やっぱり満車で、少し離れたところに止めた。(ルートでスタート、ゴール地点になっているところ)ここよりも離れたところに路駐している人も居たし、下小池Pにも まぁまぁ駐車されていた。

〇出発から二条滝まで
 7時出発。登山道を見送り、最後、地形図に載ってたであろう堰堤への道を橋わたってから左岸側で探したが、見つからず、沢床へ。少し歩くと右岸側に道がみつかったが スグに切れていた。
 3つくらい堰堤を越え、川原歩きを続ける。快晴のもと、川に水を浸して歩くのは気持ちいいな、って思ってたら、足先がチベたくなってきた。奈良のお山の水よりは水温低い気がする。枝沢が入るたびに、方角と高度計、場合によってはスマホのGPSも見て現在位置を同定していく。二条滝というのか、間にインゼル(中の島)があるような滝があり、写真を撮っていると、hayappe2さんがフリーで左岸側を登り始めた。途中までは大丈夫と思うが、落ち口のところイケんのかなぁ、あの人がイケても、他の人 無理かもなぁ

画像3

なんて思ってると、「一歩が出ない」とのことで詰まってしまった様子。で、急いで、march_hare3さんと俺、taoちゃんとで右岸側のガレルンゼから巻き始めた。sanaちゃんは、「なんかあったらどうしましょう?下にいときましょうか」というので、hayappe2さんを見ておくために下に居てもらった。
 ガレはすぐ詰め上がり、少しトラバって、木が続くところを降りて、すぐに滝の落ち口。hayappe2さんの姿は見えないが、声をかけると返事があった。巻き始めてから ここまで5分くらい。何か支点になる木はないかと探すが見つからない。石にぐるりと巻いて、それでフィックスにした。hayappe2さんに「フィックスしたからゴボウかアセンダーとかで登ってー」というが、あまり通じていなかったのか、「引っ張ってー」と言われる。で、支点はそのままにして、安定した場所で足で突っ張ってボディビレイをした。間もなくツトムクルーズ上がってこれて、おしまい。下に居るsanaちゃんには この20mロープだと距離ギリギリか足りないくらいで、簡単に渡せそうにないし、支点もなくて、滑って振られて水流側に入ってしまうとややこしいので、巻いて登るようにお願いした。

〇二条滝から黒滝まで
 少し休憩してから、川原歩き再開。シャワークライミングを楽しめたり、なめっぽいところもあったりして、綺麗な癒し渓で気持ちいい。何より水量がたっぷりというのがいい。割と川原歩きが長くて、標高1550mで10:00という足きり設定の時間もあったので結構とばしめに歩いていると、少し待って、の声がかかる。sanaちゃんがバテたみたいで、ここから引き返すと言ってるらしい。「だいぶ前に見かけた記録では癒し渓っぽいし、多分 足きり時間過ぎても大丈夫やから ゆっくり一緒に行ったら?」と言ってみたが、「やっぱり帰ります」とのことで、タオちゃんと二人でピストンで帰ることに。10mの細引きだけだと、あの巻いた滝が心配なので、8mm20mを持ってってもらった。昨日、お二人で行かれた沢登りが今年の初沢とのことで、若いとはいえ、日帰り連ちゃんはキツかったのかも。(勝手な想像です)
 そこからも川原歩きが続く。若干傾斜が出てくるが悪場はない。
 いくつかの枝谷を見送り、いよいよ傾斜がきつくなってきたなってところで、

画像4


標高1750m付近の崖マークのところに該当する滝が出てきた。marchさんの話だと黒滝と呼ばれてるらしい。
 そういえば、去年ネットの記録をググった時に こんな感じの写真を見かけたような気がした。

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