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元気が出ないとき。

 元気が出ない時、元気を出すためにいろいろとやってみるけれど、それで疲れてしまう。元気が出ない時はどうしたらいいんだろう。

 スマホで「元気が出ない」とか検索してみるのだけれど、それも結果として疲れちゃう。旅行に行ってみましょうとか、音楽を聴いてみましょうとか、それで元気が出る人もいれば、そういうことすらできなくなってしまうときもある。「とにかく休養です!」とアドバイスされるけど、なぜかそういう時は気持ちが急ってしまってゆっくりすることもままならない。

 自分はどうしてるかなー。コロナ禍でやっていたことは、ストレッチをしていました。気持ちを落ち着ける、瞑想というけれど、大変な時はなかなか頭の中をすっきり何も考えない状態にするというのも難しいです。そういう時は身体を伸ばしていました。普段縮こまっているところを伸ばしたり、ストレッチの時だけでも胸を開いてお腹をひらいた感じにすると少しずつ変わっていきます。
 動けるときは軽くエアロビクスやダンスをしていました。今は検索すればいろいろな動画が出てきます。一定のリズムに乗って身体を動かすことで、少し身体が楽になるときもあります。

 自分の経験を通して、つくづく身体と心はつながっているなー、と思います。ゆったりと身体をひろげて伸ばすことで、気持ちもゆったりと落ち着いてくることがあります。

 安心して穏やかに眠ったり休んだりできる場所や環境があれば1番いいのですが、それも難しい時はありますよね。でもとにかく自分を1番大事にして、背負っているものを一度置いてしまうというのも、私にとっては大事でした。「もうできませんから!」というような宣言メールを関係者全員に送って、(やってみればできるものです。(笑))、横に置けるものはすべて一旦置きました。人には迷惑をかければいいんです。自分が元気でいれば、いつかお返しできる。
 また、そういう時に周りの人の本当のところに触れられたりします。自分の弱い部分を見せてからが人付き合いだなと実感しました。悲しいことを言われる時もあるけど、できない自分でも付き合ってくれる人だけが残ってくれました。

 いろいろとありますが、1番大事なのは自分自身だと思います。それでいいんじゃないでしょうか。自分が穏やかでいられることで、はじめて周りの大切な人を愛することができます。きっと忘れた頃に、穏やかで、安らかな日常がやってくるような気がします。なんだか人生ってやつは気まぐれですね。だが、それがいいのかもしれません。

 写真は以前千葉に行ったときのものです。なーんにもないですが、だからこそ大事なことはいろいろありました。

 (今日はおしまい)

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