タクシー運転手の知恵 ー クリエーターとして顧客奉仕するかしないか？
香港に住んでいるときは、タクシーをたくさん利用しました。それは贅沢なものではなく、親密な体験です。
私が一番楽しかったのは、タクシーの運転手が車の中どんな音楽 / ラジオを聞いていることです。私はそれをサービスの一部として見ています。
非常に古いスタイルのカントンポップをかけるタクシー運転手もいれば、ラジオ番組を聴く人もいます。クラシックジャズををかける運転手に出会うこともあります。まるで、タクシー運転手がDJであり、タクシーが彼らのプライベートな小さなラウンジであるかのようです。音楽が気に入らないこともあれば、驚きを感じて何か新しいことを学ぶこともあります。
誰かの空間に入って何か違いを体験するようなものです。
日本ではそんなにタクシーに乗らなかったのかもしれませんが、そんなタクシー運転手は日本では一度も経験したことがありません。
ここでのタクシー運転手は、絶対的な「中立」環境の構築は「クライアントサービス」であると考える傾向があります。ここでは、ニュートラルは快適と見なされます。
この考え方は、クリエイティブ業界にクライアントワークすると一般的な常識です。ただし、快適とは反復性を意味する場合があります。ユニークな体験をすることは、最初は不快な気持ちになることがあります。
キャンプに行くようなもので、フルサービスのビジネスホテルに行くほど快適で便利な体験はできませんが、何か違うことを体験できます。
香港スタイルのドライバーが日本で生き残ることができるかどうかは、時が経てばわかるでしょう。 私は今後も香港運転手スタイルのままクリエイターとして活動を続けると思います。
香港のドライバーによる「ドライブ・マイ・カー」を体験したい方は、ぜひご連絡ください！
ちなみに、私はタクシー運転手ではなく、映像を作っていますね。：）
ちなみに、今日の話題とは関係ないかもしれませんが、世界のタクシー運転手のライフスタイルを語る「地球タクシー」というNHKの番組があります。彼らから何かを学ぶことができますね。
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