かすんだ毎日に横たわって本を読む
私、小説を読むことが唯一の趣味なのですが、今までずっと生きてきたこの現実の世界よりも、本の中の方がずっと現実味あるよなーと思って、この記事を書いています。
本の中の食べ物は実際に食べるよりも美味しいし、香りはダイレクトに伝わって体中に蔓延する。
現実世界では一つのことだけに集中して全意識を向けるってのはなかなかできない。手を伸ばしても触れないし、そこにあることさえ疑いたくなる。
美味しいだろう、いい香りだろうと期待しても、そうでもなかったなんてこともよくある。
本の中では本当に食べたり嗅いだりするわけではないから、期待しても幻滅することはない。
とっても過ごしやすいですよね。できることならずっとそっちにいたいな。っていう話です。
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