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「若さ」って何だろう。


私はよく、実年齢より若く見られます。

現在26歳ですが、大体21・22歳に見られる事が多め。

酷い時には、「高校生でもいけるよ!」なんて言われます。

子供っぽいと言われているようで、非常にコンプレックス。

自分より年下の落ち着いた女の子を見て、
溜息をつく時があります。(笑)

しかも、年をとっても若く見られるかと言うと、
それはまた別の話って所が悔しい。

篠原涼子なんて、10代の時から、30代のような大人っぽさがあったのに、
今も、30代のように若々しいまま。

今若く見られる事を我慢する分、
老けるのが遅ければプラマイゼロなので文句なしですが、
どうしてこうも、平等じゃないのでしょう。

兎に角、そうやって周りに、「若い」「若い」と常に言われ続けるので、
私の頭にも、「自分は凄く若い」という意識がインプットされるようになりました。


「あぁ、私って若いんだ。。。!!!」

「若い」と言われると不思議なもので、自分自身が永遠に若いかのような、
錯覚に陥りがちです。

先日、街を歩いていて、女子高生を見かけました。

膝上のスカートに、カーディガン。

ロングスカートが流行している世の中ですが、
制服のスカート丈の流行は、私の時代とあんまり変わってない。

ただ、靴下が短めな所が、ハイソックスが主流だった私の時代と大きく違うところ。

そうやって、自分が高校生だった頃を思い浮かべながら、
女子高生は眺めていた時に思ったこと。

「あぁ、高校生って若いなぁ。」

私も「若い」けれど、高校生の方が、うんと若い。

肌ツヤも、キラキラした目も、10代そのもの。


その時、目が覚めました。

私だってまだ若いかもしれないけれど、それでも着実に年をとっている。

いや、年をとっているというよりか、年齢を重ねている。

同じ「若い」でも、10代の「若さ」と26歳の「若さ」は同じではない。

女子高生から見た私は、きっと若くなんかない。

「若い」と周りの年上の方々に言われる事で、
自分が10代のように若い気がしていたけれど、
全くそんな事はなかった。

今日で26歳。

若さは永遠でないことが、段々実感として湧いてくる年齢になった。

終わりに近づく若さを噛み締めながら、
今日は踊ります。








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