24時間考え事。

考え事し過ぎな女の身辺雑記。たまに本や旅の感想。

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最近の記事

自己愛≠自己肯定感。自己愛は、自分の短所を隠し、自分の長所を卑下し、そんな自分を人に受け入れてもらいたいと思うこと。自己肯定感とは、自分の短所を素直に受け入れ、自分の長所を素直に伸ばせること。後者でありたい、だがまだまだ前者。

    • 行き場のない思いが宙を彷徨い、積極的な行動を制限される時。それは逆境に立たされ、何でもいいからがむしゃらに行動してみる事を強いられる状況より、うんと辛いのかもしれない。

      • 幸せになりたい。でも、そう"簡単には"、幸せになりたくないような気もする。

        • 日曜夜の電車内、真向かいに座る女性が泣いている(泣きそうな顔になっている)。傍らには、一輪の小さな向日葵。送別会の帰りか何かなのだろうか。安達祐実に似た、可愛い女性だった。誰にだって、何歳になったって、人目も憚らず、泣きたい時はある。もちろん、私にだって。

        自己愛≠自己肯定感。自己愛は、自分の短所を隠し、自分の長所を卑下し、そんな自分を人に受け入れてもらいたいと思うこと。自己肯定感とは、自分の短所を素直に受け入れ、自分の長所を素直に伸ばせること。後者でありたい、だがまだまだ前者。

        • 行き場のない思いが宙を彷徨い、積極的な行動を制限される時。それは逆境に立たされ、何でもいいからがむしゃらに行動してみる事を強いられる状況より、うんと辛いのかもしれない。

        • 幸せになりたい。でも、そう"簡単には"、幸せになりたくないような気もする。

        • 日曜夜の電車内、真向かいに座る女性が泣いている(泣きそうな顔になっている)。傍らには、一輪の小さな向日葵。送別会の帰りか何かなのだろうか。安達祐実に似た、可愛い女性だった。誰にだって、何歳になったって、人目も憚らず、泣きたい時はある。もちろん、私にだって。

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        • 2022年
          47本
        • 2021年
          81本
        • 2020年
          20本

        記事

          繰り返す転職、非正規雇用、少ない給料。親への甘え。大人気なく人を傷つける恋愛、結婚はまだしたくない。29歳にもなって何なんだ。一生懸命勉強して、良い高校、良い大学に入って真っ直ぐに生きて来た私の人生はどこへ行ったんだ。いや、違う。この周り道の方が、私の本来の人生なのだ、きっと。

          繰り返す転職、非正規雇用、少ない給料。親への甘え。大人気なく人を傷つける恋愛、結婚はまだしたくない。29歳にもなって何なんだ。一生懸命勉強して、良い高校、良い大学に入って真っ直ぐに生きて来た私の人生はどこへ行ったんだ。いや、違う。この周り道の方が、私の本来の人生なのだ、きっと。

          沢木耕太郎の『心の窓』に、中学生くらいの年頃の異国人少女を「自分の美しさに気付いていないという美しさ」と表現している箇所がある。彼女が「自分は美しい」と悟った時、その美しさは、以前とは違う美しさに変化しているのだ。若さの魅力は、"無自覚"にあるのかもしれない。

          沢木耕太郎の『心の窓』に、中学生くらいの年頃の異国人少女を「自分の美しさに気付いていないという美しさ」と表現している箇所がある。彼女が「自分は美しい」と悟った時、その美しさは、以前とは違う美しさに変化しているのだ。若さの魅力は、"無自覚"にあるのかもしれない。

          家族しか知らない私がいて、会社の人しか知らない私がいて、友人Aしか知らない私がいて、友人Bしか知らない私がいて、恋人Aしか知らない私がいて、(恋人Bしか知らない私がいて)、そして私しか知らない私がいる。

          家族しか知らない私がいて、会社の人しか知らない私がいて、友人Aしか知らない私がいて、友人Bしか知らない私がいて、恋人Aしか知らない私がいて、(恋人Bしか知らない私がいて)、そして私しか知らない私がいる。

          明日への希望。

          いつも閉めっぱなしの寝室のカーテン。 日曜の夕方、ふと開けてみると、虹が出ていた。 縦に伸びる虹。 そう言えば、虹が消えるところって見たことないと思って、そのままベッドに座って虹を眺めた。 しばらくすると、虹の横に、うっすらともう一つの虹が出てきた。 ダブルレインボー。 誰かに教えてあげようと、珍しくスマホのカメラを向けたけれど、全然上手く撮れなかった。 並んだ二つの虹。 色の残像と重なり合って、視界が揺らぐ。空が揺らぐ。 混ざり合った色たちは、やがて曇りの

          明日への希望。

          同い年の大谷翔平君が実家にやって来て、一緒におしゃべりしたり料理したりする。心の中で、「あぁ、彼が真美子さんと出会う前に私の家に来てくれてたらよかったのに…」と思う私。何だかもう、どう切り取っても馬鹿みたいな、今朝の夢の話。

          同い年の大谷翔平君が実家にやって来て、一緒におしゃべりしたり料理したりする。心の中で、「あぁ、彼が真美子さんと出会う前に私の家に来てくれてたらよかったのに…」と思う私。何だかもう、どう切り取っても馬鹿みたいな、今朝の夢の話。

          オフィスを掃除して下さる方、宅急便を届けて下さる方、私に仕事を振って下さる方、私に仕事を教えて下さる方。たくさんの方のお仕事があるからこそ、自分も働かせて貰えるんだと今更気付いた今日。誰かが働くから私も働ける。職業に貴賎など、あるはずがないよなあ。

          オフィスを掃除して下さる方、宅急便を届けて下さる方、私に仕事を振って下さる方、私に仕事を教えて下さる方。たくさんの方のお仕事があるからこそ、自分も働かせて貰えるんだと今更気付いた今日。誰かが働くから私も働ける。職業に貴賎など、あるはずがないよなあ。

          数年前と同じやり方で誰かを傷つけてしまったと気付いた時、「私の人格は何も成長していない」とがっくり来た。そして、誰かを傷つけるという事は、自分自身をも深く傷つけるのだという事を、あの時の私はまだ、ちゃんとは分かっていなかった。この苦しみに免じて、許してもらえはしないだろうか。

          数年前と同じやり方で誰かを傷つけてしまったと気付いた時、「私の人格は何も成長していない」とがっくり来た。そして、誰かを傷つけるという事は、自分自身をも深く傷つけるのだという事を、あの時の私はまだ、ちゃんとは分かっていなかった。この苦しみに免じて、許してもらえはしないだろうか。

          「世界では戦争も起こっているというのに、私は何をやっているんだろう…」などと思うのである、飲み過ぎた日の翌朝に。この虚無感と情けなさは、下戸の人には味わえない感情だと思います。そんな今朝から読み始める本のタイトルは「悪女について」。

          「世界では戦争も起こっているというのに、私は何をやっているんだろう…」などと思うのである、飲み過ぎた日の翌朝に。この虚無感と情けなさは、下戸の人には味わえない感情だと思います。そんな今朝から読み始める本のタイトルは「悪女について」。

          すごく怖い夢を見た。バタバタ人が死んでいく夢で、映画みたいだった。でもその恐怖の中でなぜか私は、韓国人だか台湾人の好青年に恋をしていた。生き延びてまたこの人と会いたいと思っていた。忘れていた感情をありがとう、睡眠中の私。

          すごく怖い夢を見た。バタバタ人が死んでいく夢で、映画みたいだった。でもその恐怖の中でなぜか私は、韓国人だか台湾人の好青年に恋をしていた。生き延びてまたこの人と会いたいと思っていた。忘れていた感情をありがとう、睡眠中の私。

          私の記憶からはすっかり抜け落ちているけれど、2.3歳の時、「アルプスの少女ハイジ」の映画を見た(らしい)。ハイジの心中を思って泣く娘を見た母親が、「感性が強すぎるんじゃないか」と心配したそうだ。真面目な優等生に育った私だけど、変な所で親に心配をかけていた(いる)んだろうなぁ。

          私の記憶からはすっかり抜け落ちているけれど、2.3歳の時、「アルプスの少女ハイジ」の映画を見た(らしい)。ハイジの心中を思って泣く娘を見た母親が、「感性が強すぎるんじゃないか」と心配したそうだ。真面目な優等生に育った私だけど、変な所で親に心配をかけていた(いる)んだろうなぁ。

          眠れなくなった日。

          初めて「眠れない」という感覚を覚えたのは、小学校4年生の頃だった。 夏だったか冬だったかの休みに、いつも泊まりに行っていた親戚の家。 六畳二間の部屋で、私、母、親戚のおばさん2人くらいが、布団を並べて眠る。 その日私は、キティちゃんの赤いパジャマを着て、大人より先に布団に入った。 テレビの音が漏れ聞こえて来て、それを小耳に挟みながら、いつもはいつの間にか眠っていた。 親戚の家には、昔の家によくある、30分ごとに鐘がなる時計があった。 00分にはその時間の回数、毎30

          眠れなくなった日。

          本が好き。大好き。毎日読んでいる。年間百冊は読んでいる。積読がないと落ち着かない。こんなに沢山本を読んでいるのに、今の私は、読者として以外に、本と関わる事はない。それならば、私の体中にインプットされた数々の文章たちは、どこに吐き出されるのだろう。行き場はあるのだろうか。

          本が好き。大好き。毎日読んでいる。年間百冊は読んでいる。積読がないと落ち着かない。こんなに沢山本を読んでいるのに、今の私は、読者として以外に、本と関わる事はない。それならば、私の体中にインプットされた数々の文章たちは、どこに吐き出されるのだろう。行き場はあるのだろうか。