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笑おうと決めた日。

♪〜「また君に会える 季節の訪れに
君が綺麗になって 戻って来る」
『また君に会える』byケツメイシ

最近どうも、夏ソングをフライング気味です。
RIP SLYMEの『楽園ベイベー』とか。

慌てて、ケツメイシの『さくら』を聴き直しました。笑

夏が好き。

楽しい事が沢山起きそうな、
その予感だけでお腹いっぱいになれる。

年甲斐もなく、少女漫画の主人公のような気分になっても許されるのは、夏だけのような気がします。

そんなキラキラしていたいと言う欲望を心の奥底に追いやって、長い間、本心とは別のルールで過ごしてような来た人生でした。

「笑わないと決めた日」。

若い女性が持つ武器を頼りにしたくないと、誓った日。

もっと笑いたくても、もっと感情を表に出したくても、もっと自分から話しかけたくても、そこはあくまでひた隠しにし、冷静さと落ち着きを前面に出して過ごす日々。

もちろん、冷静な自分も本物だけれど、本当はもっと、自然体で過ごしたい。

余りに私の演技が自然だったのか、私が「本心とは少し別のルール」で動いているとは、近しい人も含め、殆ど感じさせた事はないようでした。

そんな無愛想な私が何故か、昨年から、知人の紹介で、スナックでお手伝いをするようになったのが、昨年の6月頃。
勤めていた会社が、コロナの影響により休業が続いていて、時間があった事と、お金が必要だった事がキッカケでした。

素敵なお店だったので、お店の仕事に慣れてからは、友人・知人にも、お店の話をして、何人もの人に来てもらいました。

2月だったか3月だったか、プライベートで、初対面の方に会う機会があった時。

セールスのつもりではないけれど、いつもの如く、自己紹介がてら、自分が働いているお店の話をしました。

その時に、まぁ色々とあって、何となく、「もしかして、今日の私の態度を見て、お店に行ってみたいと思わなかったかもしれない。」と感じたのです。

その方の本心は分かりません。まさか、人が働くお店に「行ってみたくない。」なんて、しかも初対面の相手に対して、思っても口に出す訳はないだろうし、逆に、私の考え過ぎかもしれません。

でも、その時、悟りました。

「あぁ、こうやって、仕事を失うんだ。こうやって、人から求められなくなるんだ。」

そして、心の中で決意しました。

「自分に自信が無くても、せめて、自分と関わる人に、この人が働くお店なら、行ってみても良いかなと、思われる人でいないと。」

その時から、いつもニコニコ出来なくても、せめてにこやかに、感じの良い人であろうと、そう決めました。

「女は愛嬌。」その言葉の是非をどう捉えたら良いか、今はまだ迷子ですし、「媚びずに生きる」という信念は変わっていませんが、何も出来ないなら、少しぐらい笑顔でいようと、今は思います。

とある会員制の基礎化粧品のお店で、体験をした時。
店員さんから、こう言われました。

「◯◯さん(私)の笑顔は、人を幸せにする笑顔ですね。」

お世辞だと思われるでしょうが、勿論そうでしょう。

だけど、自分が何をする事で社会に貢献出来るのか分からない私は、今はこうして、誰かの言葉に耳を傾けて、せめて、私の笑顔が、誰かの癒しになってくれる事を願います。

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