"いま”は過行くもの。"これから”が未来を築く。
『今をトキメク』という表現があうのなら
『これからをトキメク』視線をいま持つ
『今を時めく新進気鋭の…』
なんて呼ばれる日がきたらいいな。なんて憧れを持つこともあるでしょう。
でもこの状態を維持するのは、とても難しい。なることすら難しいのに維持するなんていうのは至難のわざでしょう。
それこそ
兵どもが夢のあと…
がせいぜいかもしれません。
事を起こすにあたり、目標って決めますよね。短期、中期、長期と決めておく良さは、言うに及ばず。
そこで今回考えるのが、
段階を追って目標を決めるのはいい。でも『今を時めく』状態で終わっちゃマズいよね
ってことです。
なぜ思うかというと、調子に乗るからです。今が華と思ってしまうからです。
成果がでたから長期目標を達成できたわけではありません。それを維持し発展させることが本来の目的であるはず。
素振り、バッティング練習を繰り返し、一発ホームランが打てたら目標達成ではないのと同じ。
安定的に打てる。チームの勝利につなげていける。シーズンを通して…。来季を見据えて…。と続くわけです。
「そんなことは当然!」
と思うのが普通。それなのに出来ない。
これまで仕事を通じて、沢山の兵がこうして消えていくのをみました。
浮かれまくって、担ぎ上げられて。
その後の努力も、更なる高みを目指すのも、すっかり忘れてしまう。
焦りを感じたときには、時すでに遅し。
人生はいつからでもやり直せます。きっと挽回もできるでしょう。
ただし、努力の量は何倍もかかるのが普通かと。
それならばどうするのか。
いまのトキメキは一過性のもの。目標はさらに高みにある。
と思うのが取るべき道でしょう。
勝って兜の緒を締めよ
よく言ったものです。目標はさらに高みに。今ある景色は今の実力のもの。今成し得たのではなく、これから始まる。そんな決意と共に、まだ見ぬ世界に想いを馳せてみるのも良いのではないでしょうか。
さいごに
未来を見据え、高みを目指すだけがすべてではありません。
成果を求めるあまり、疲弊してしまうことだってあります。
しかし、筆をおくにしてもやり切った感の先にみえる景色の方が、自分が望むものにより近い世界だと思います。
どんな未来をみるにせよ、すべては
これからをトキメク
ことができるように。
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