読書の記録 僕の姉ちゃん的生活 明日は明日の甘いもの
益田ミリさんの『僕の姉ちゃん的生活 明日は明日の甘いもの』を読みました。益田ミリさんの作品は本というより漫画なのかもしれませんが、とっても深いのです。
僕の姉ちゃんはシリーズ化していて、これは4作目なのですが、これから買ってしまいました。この本を立ち読みして読みたいと思ったので、迷いましたが、良いと思ったものから読むことにしたのです。
姉ちゃんと弟のふたり暮らしの記録、何気ない日常の会話のショートストーリーなのですが、姉ちゃんの発言が深すぎる。
例えば、2千円というタイトルのお話では、お金っていくらあれば、安心できるのだろうかという弟に対し、2千円と答えます。
弟に2千万円ではなく?と言われると、財布に2千万円もあったら不安になると即答。
2千円あれば、とりあえず夕飯はお腹いっぱい食べられる。とりあえずタクシーでどっかの駅には行ける。クイックマッサージ受けられるなどなど、思い浮かぶことが秀逸。
達観した姉ちゃんの言うことにハッとさせられてしまいます。私はこんな悟ったような生き方は真似でないので、憧れてしまう。
シリーズの他の本も、そのうち読みたいと考えています。
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