キャンプ in 静岡県富士宮市
人生で最後にキャンプしたのは、こども会だろうと思います。アウトドアなんてまったく興味がなく生きてきたのに、キャンプに行きたいと思うなんて、人生何があるかなんてまったくわからないものです。
朝早く起きて向かったのは、静岡県富士宮市。今回のキャンプ場は、『アーバンキャンピング朝霧宝山』です。
在住の神奈川からは車で向かい、高速を降りて、まずは腹ごしらえということで名物の富士宮焼きそばを食べることにしました。訪れたお店は、『さの』さんです。
アットホームで開店直後だったのか、L字のカウンターを広々4人で使わせてもらえました。メニューもシンプルで頼みやすかったです。しぐれ焼きと富士宮焼きそばを食べました。
●しぐれ焼き
●富士宮焼きそば
普通の焼きそばより麺がもちもちしていて、魚粉がかけてあって美味しかったです。驚きのリーズナブルな価格で、お財布にもやさしい。この日は、赤紫蘇のジュースをサービスでいただきました。実家でよく作っていたので、懐かしい味でした。
ご飯の後は、有名な富士山本宮浅間大社に行きました。晴れていれば鳥居の右側に富士山が見えるらしいのですが、あいにく雲で隠れていました。
駐車場が30分無料ということもあり、足早でお参りをしました。広い境内、赤くて美しい境内が印象的でした。新しくて、とてもきれいです。
御朱印をいただいたところ、参拝記念をいただきました。富士山が描いてあってとてもきれい、もったいなくて使えないです。
参拝後は、スーパーやコンビニ、道の駅でバーベキューの準備をして、キャンプ場へ。あさぎり高原のセブンイレブンでは、まきやスウェーデントーチが売っていて驚きました。
スウェーデントーチは、ヒロシのぼっちキャンプで見ていてとってもやりたかったのです。簡単に手に入れることができて、うれしかったです。
キャンプ場のグランピングの向きは、富士山とは反対方向でしたが、高原が見れて眺めは最高でした。
グランピングテント内は、広くてベットが4つもあり、扇風機や空調機まで完備。一緒に行ったよくキャンプする人いわく、キャンプを張らなくていいのは楽で最高とのことでした。
敷地内では、ヤギを飼っていて、エサをあげられます。
16時くらいからビールで乾杯し、焚き火を始めました。
ソロキャン経験者は、ヒロシと同じ火吹き棒を使っていて、私はいちいち興奮してしまいました。焚き火の香りは、本当に癒されますね。
お肉も海老も野菜もたくさん焼いたのに、なぜか牡蠣の写真しかありません。きっと食べることに一生懸命だったからでしょうね・・・。
このキャンプ場では、ピサ窯を借りられるので、ピザにもチャレンジしました。おいしかったのですが、これも写真なし・・・。
ご飯も半ばで、スウェーデントーチに火をつけました。スウェーデントーチってまるたに切り込みが入っていて、かがり火のように燃えるのです。別名は、木こりのろうそくです。
これがなかなか難しくて、かがり火のようには火がつかないのです。
それでも辛抱強く、火吹きしたところ、うまく火がついてくれました。
内部からよく燃えてくれて、全部燃やし切ることができました。経験者いわく、以前やった時は全部燃えることはなかったとのこと。木の状態にもよるのでしょうか?
その後は、花火をしてキャンプを満喫です。
この日は、台風の影響のため雨予報で、天気に期待できず、焚き火もできないかもと落ち込んでいたのです。ここまでできるなんて、本当にラッキーでした。
そのためか空は曇っていて、月が見えたり隠れたりで、星空は諦めていたのです。ところが22時過ぎの消灯後、同行者のひとりが星が見えることに気づき、見上げると満天の星空が広がっていました。
しばし、4人で寝転んで天体観測。天の川もはっきり見えるくらいの素晴らしい夜空で、流れ星を3つ発見。こんなに流れ星を見つけたのは、人生初です。
しかし、星空って高性能カメラじゃなくては撮影できず、あらためて人間の目ってすごいのだと実感です。
キャンプの割には夜更かしで、24時くらいに就寝しました。翌朝、5時くらいに目が覚め、トイレに行ったところ、富士山がとてもきれいでした。
高原で空気が澄んでいて、とても気持ちいい朝。少し寝不足でも、元気いっぱいです。
ただ事件があり、タープの下のテーブルに置いていた、朝ごはんのパンとスナック菓子をカラスに奪われ、急遽コンビニへ買い出しへ。自然は、時に厳しいものです。
撤収して、キャンプを後にし、向かった先は日帰り温泉です。富士山天母の湯という薬湯のある温泉で、1時間410円の破格の安さです。
キャンプ場には、シャワーや露天風呂があったのですが、充実していて入るタイミングがなかったのです。
お風呂は、ちょうどよい大きさで、混雑してましたが、ゆっくり入れました。
その後は、夫が月曜日から出張ということもあり、東名の渋滞に巻き込まれる前に帰路に着きました。
途中の駿河SAで、海鮮丼を食べました。駿河湾って高速から見ると湖に見えるんですよね。行きも帰りも河口湖?なんて馬鹿なことを言っていたのは、私です。
月末の忙しさの後で行ったので、多少疲れていましたが、キャンプの非日常性でリフレッシュできました。
やりたいことを全部やれて、大満足。誘ってくれた夫の同僚にも感謝です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?