読書の記録 変な家2 〜11の間取り図〜
雨穴さんの楽しみに待っていた『変な家2 〜11の間取り図〜』を読みました。今回はタイトルにあるように11の間取りの謎について考察していきます。
11って多いなと思いましたが、共通点はあるものの、その物件に住んだり、利用するいきさつはすべて異なっており、謎が解けるとなるほどと感心させられます。
予想できた部分とそこは気づかなかったという部分がありました。ミステリーを解くってなかなか難しいです。なんとなくわかるんだけど、うまく言語化できない時があり、毎回コナンくんや金田一少年にはなれないなと思います。
事件の背後には、哀しい事情が隠されており、そういったことがないと事件にはならないのでしょうが、やりきれない部分があります。
でも辛口の栗原さんと雨穴さんのやりとりも変わらずあり、和ませてくれますね。
行き先のない廊下だけ、YouTube化されていますので、興味のある方はぜひご覧ください。
前作の『変な家』は漫画化もされ、来年には映画化もされます。雨穴さんはもう売れっ子作家ですね。
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