アートめぐり メトロポリタン美術館展
ニューヨークのマンハッタンにあるメトロポリタン美術館。メトロポリタンは、コレクションの幅がひろい私立美術館です。膨大なコレクションがありながら、私立というのがとてもすごいですよね。どれだけお金があれば美術館を開けるかなんて、想像したこともないです。
その所有の美術品から、西洋絵画の500年に焦点をあてて開催されている、メトロポリタン美術館展2022年2月9日(水)〜5月30日(月)に行って来ました。
大学時代に受講していた西洋美術史に出てくる有名な画家の絵画がたくさんあり、勝手に頭の中の写真と答え合わせをしていました。
やっぱり写真と実物はまったく異なり、迫力があります。
チケットにも使われているジョルジュ・ド・ラ・トゥールの『女占い師』。お金持ちが占いに夢中になっている間に、周りの女たちが盗みを働くという、なんとも言えない人間のやましさが描かれています。
右から2番目の女性のじろりんちょって感じの視線の描写が素晴らしいです。
オノレ・ドーミエの『三等客車』は、白黒でしか見たことがなく、本物の色合いを初めて目にしました。思っていたのとは、まったくイメージが異なり、やっぱり本物を見ないと作品の良さはわからないものです。
館内は混雑緩和のためか、どの順番で見てもいい展示になっていて、とてもよかったです。ただ、私は見るのに一生懸命になり、館内で少し迷ってしまいました。
アートの中でも、西洋の絵画がとても好きという方にはとてもおすすめな展覧会です。
グッズは迷いましたが、今回は何も購入しませんでした。
こちらは国立新美術館の前に特別公開されている、ガラスの茶室ー光庵。ちゃんとにじり口もあります。
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