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アートめぐり スコットランド国立美術館 THE GREATS 美の巨匠たち

 東京都美術館で2022年4月22日(金)〜7月3日(日)まで開催されている『スコットランド国立美術館 THE GREATS 美の巨匠たち』に行ってきました。

 まず、スコットランドって国がどんなところかわからず、イギリスの辺りにあるくらいしかイメージがありませんでした。

 正しくは、イギリスの中の一つの国ということで、イギリスの正式名称が、グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国だということを今回の展覧会に行くことによってちゃんと理解しました。

 社会の授業で習ってるだろうに、大人になってちゃんと理解することがたくさんありますね。

 国立美術館の所蔵品ということで、ラファエロ、エル・グレコ、ルーベンス、ベラスケス、レンブラント、ヴァトー、ブーシェ、コロー、スーラ、ルノワールなどたくさんの有名な画家の絵が展示されています。

 中には、未完の作品もあり、描かれているところと、描かれていないところのギャップがすごく、驚かされました。

 絵画って、やっぱりキャンバスや板の上に描かれているだけで、どんなに写実的であっても、もともとは何もないまっさらなところから描かれているんですよね。

 そう考えると、絵を描くってやっぱり素晴らしいなと気付かされます。

 たくさんの画家の作品は、どれも素敵でした。でも、やっぱり1番気に入ったのは、エピローグに飾ってあった。大きな滝の絵、フレデリック・エドウィン・チャーチの《アメリカ側から見たナイアガラの滝》です。

 この作品はネットで見ただけでは伝わらないと思いますが、本当に大きくて圧巻です。そして大きいけれど、ちゃんと描かれていて素晴らしい絵でした。よく見ると小さな2人の人が描かれていて、滝の大きさをより一層感じさせています。

 音声ガイドのナビゲーターは、天海祐希さんです。天海祐希さんが好きなので、今回は借りて絵画鑑賞しました。

 最近は、混雑で解説を読むのが大変そうな時は、迷わず借りることにしています。絵を見ながら文章読むってなかなか疲れるので、音声ガイドは便利でいいです。

 グッズは、何も買いませんでしたが、スコットランドの名産もあってとても魅力的でした。タータンチェック柄は、やっぱりかわいい。スコッチウィスキーも美味しそう。

 あまりよく知らなかったものの、卒業式に歌う『蛍の光』はスコットランド民謡だし、シャーロック・ホームズの作者、コナン・ドイルはスコットランド出身と実はかなりなじみのある国なんですよね。

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