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アートめぐり ルートヴィヒ美術館展 20世紀美術の軌跡―市民が創った珠玉のコレクション

 国立新美術館で2022年6月29日(水)〜9月26日(月)まで開催されている『ルードヴィヒ美術館展』に行ってきました。

 ルードヴィヒ美術館というのは、ドイツのケルン市にある美術館です。コレクションは、市民のコレクターたちによる寄贈を軸に作られているそう。

 ドイツ表現主義や新即物主義、ピカソ、ロシア・アヴァンギャルド、ポップアートなど、現代アートの絵画、彫刻、写真、映像を含む代表作152点ものアートを見ることができました。

 有名な巨匠の作品をこんなにたくさん見たのは初めてで、圧倒されました。私だけかもしれませんが、現代アートって作品のパワーが強い気がします。作品が若いからでしょうか。

 気に入った作品や名前は知ってるけれど、初めて見るアーティストの作品がたくさんありました。

●『青いカップと赤いボウルのある静物』マリア・マルク
 赤と緑と青と黄色で描かれている、色だけで聞くと目がちかちかしそうな色合いですが、うまくまとまっていて優しい綺麗な絵です。なんとなくシャガールっぽいと思いました。

●『月夜のヴァルヒェン湖』マックス・ベックマン
 荒々しい岩と澄んだ湖水がとても綺麗でした。月夜の静寂さが、見ているこちらにも伝わってくるようです。

●『女の肖像の楕円皿』パブロ・ピカソ
 ピカソって絵だけではないのだと、初めて知りました。ピカソの作品にしては珍しい?ミルキーな色彩が優しくて素敵です。

 他にもいろいろあったのですが、たくさん作品がありすぎて・・・。覚えていられませんでした。

 写真が撮れたのは、カーチャ・ノヴィツコヴァの近似(ハシビロコウ)だけ。かなり大きい作品です。ハシビロコウって独特だからアートにしたくなる気持ちもなんとなくわかる・・・なんて勝手に思っていました。

 グッズは、ドリップコーヒーとティーパックにしました。なんだかすごいお茶したい気分だったので。

 ドリップコーヒーのパッケージは、写真アートが使われていて、もったいなくて飲めないと帰ってから思いました。
 ティーパックは、ドイツにあるお店、ロンネフェルトのものです。

 日本ではあまり見ないタイプのパックで、カップの持ち手に引っ掛けて使うようです。バラ売りもしていて、お土産にぴったりだと思いました。

 美術館やアートのある国の物産が、グッズコーナーにあるのをいつも楽しんでいます。ちょっとした旅行気分にいつもなれますね。

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