アートめぐり ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展
あまりアートに興味がなく、詳しくなくても、ピカソの名前は、老若男女知らない人はいないのではないでしょうか。
それぐらい有名で、偉大なアーティストであるピカソの展覧会に行ってきました。長い休館後、久しぶりに訪れた国立西洋美術館は、やっぱり素敵な美術館です。いつも、何階を歩いているのかわからなくなってしまいます。
今回の展覧会の見どころは、まだ見たことがないピカソ35点が日本初公開ということです。よくよく考えると私は、ピカソに特化した展覧会を訪れること自体初めてでした。数点を見たことありますが、こんなにたくさん見たことはなかったです。
写真を見返すと、なんだかピカソらしくない作品が多いです。たぶんピカソもこんな作品を制作することがあったのだと、新たな発見をしたものを中心に撮影していたんだと思います。
●ヴァイオリン
木炭と鉛筆で描かれていて、シンプルで素敵でした。家に飾るならこれくらいがちょうどいいです。
●窓辺の静物、サン=ラファエル
ブルーとピンクの色合いがとてもかわいくて綺麗でした。
●ミノタウロマキア
こんな童話の挿絵っぽい絵も描けるなんてとびっくりした作品です。
●鶴
ブロンズも制作していたなんて、本当にピカソは作品の幅が広いです。目の大きさや身体の模様にインパクトがあります。
展覧会には、ピカソの他にもパウル・クレーやマティス、ジャコメッティなど有名な作品が数多くありました。
パウル・クレーの作品はかわいくて色合いも好きです。優しい感じのものが多いです。
ジャコメッティは、久しぶりに見て、すぐ誰の作品がわかりました。このフォルムが独特なんですよね。
展覧会を見た後、常設展もまわりましたが、何点か新しく所蔵作品が増えていて嬉しかったです。国立西洋美術館は、常設展のボリュームが多く楽しめる、日本でも数少ない美術館のひとつですね。
今年も残すところ、1ヶ月を切りました。後悔しないようにアートめぐりをしたいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?