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焼酎のイメージアップデートvol.4【焼酎の美味しい飲み方】

こんにちは!コミュニティスナックかくれ架BASEを運営しているさきぴーです!(スナックをオープンするまでの私のストーリーはこちら)週に1回noteを更新するマガジン#週1noteに参加していますが先週は更新できておりませんでした...><

気を取り直して今回は焼酎の美味しい飲み方について!

その前に先日蔵にお邪魔してきた鹿児島の霧島市にある国分酒造さんについて少しご紹介できればと思います^^

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(↑写真右が安田杜氏、写真左が代表の笹山社長)

国分酒造さんは私の焼酎のイメージを変えるきっかけにもなった蔵元さんで、米麹でつくられている焼酎業界の中で初の芋麹の焼酎や、大正時代の芋を復刻した蔓無源氏という芋をつかった焼酎をつくったり、さらに熟成した芋と酵母の力でライチのような香りや柑橘系の焼酎を生み出したりと歴史を継ぎながらも探求と革新を続ける蔵元さんです。

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その中で安田杜氏は特に原料の芋や酵母の力、そして蒸留器に着目しているそうで、独自で研究と焼酎づくりを続けています。驚いたのが、焼酎は江戸時代くらいまで鹿児島の各家庭でそれぞれつくられていたというお話!

主に黄麹を使って小型のブリキの蒸留器で焼酎造りをしていたそう。その頃の記録はほとんど残っていないのですが、今の焼酎とは違う味わいだったのではないかということ。焼酎が古くから大衆的に飲まれていたお酒だったということがうなずけます。そして、安田杜氏は今、その昔の焼酎の味わいを復活させるべく試行錯誤を続けているとのお話で、明治維新で活躍した西郷さんや大久保利通が飲んでいた焼酎はどんな味だったんだろうと思いを馳せた蔵見学でした。

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蔵元さんにお伺いするとそこでしか聞けないストーリーやこだわり、歴史に毎回気づきと感動があって焼酎への思いが深まるばかりです...!

さて、今日の本題である焼酎の飲み方について!

これからの季節や焼酎はじめての方、アルコール強いのが苦手な方にオススメしたいのが炭酸割り

焼酎を4:6くらいの炭酸で割ると香りがふんわり華やかにはじけて、夏場や焼酎初心者の方にオススメしたい飲み方です!(炭酸割りと水割りは先に焼酎を入れてから割ります)特に、白麹系の焼酎やオレンジ芋、紅芋系のフルーティーな焼酎は香りが引き立ってよく合います◎

割るときのポイントは、炭酸を入れた後に氷を叩くように上から下へサクッと混ぜること。炭酸が抜けずに程よく混ざります。最後にレモンやライムを添えても爽やかで美味しい!

まずは最初の1杯や乾杯でも炭酸割りがオススメで食事にも合わせやすいです。

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↑写真は国分酒造さんのフラミンゴオレンジという焼酎で炭酸割りがとても美味しい!これ飲んで焼酎のイメージが変わったという方は多いです。

ロックに少し水を足す"ちょい水"でよりなめらかな味わいに

ロックが好きな方やちびちび味わいたいという方にオススメなのがロックに少し水を足すちょい水ロック!長期熟成ものや黄麹の焼酎など芋の香りが豊かな焼酎が特にオススメで、少し水を足すだけで香りがまろやかになって甘みもより感じられます。

ロックにちょい水ってウイスキーみたいでちょっと通っぽいですよね!笑

ほんとにそれで変わるの?と思うかもしれませんが、騙されたと思ってぜひ一度試してみてください。ちなみにある蔵元さんによると右回りでかき混ぜるか、左回りでかき混ぜるかによっても飲み口が変わるそう!

でも、、やっぱりお湯割りも美味しい!

焼酎といえばなんと言っても昔から定番の飲み方!

私も炭酸割り、ロック、水割りなどその焼酎に合わせていつも飲み方を変えるのですが、最後はやっぱり...お湯割りでほっこりシメるのが好きです。

鹿児島ではロクヨン(お湯:焼酎=6:4)で割るのが日常で、お湯割りグラスには割る目安のメモリがついています。どんな焼酎でもお湯割りはオススメで、体調に合わせて焼酎の量を調整できるので寝る前の晩酌にも体が温まって良いですよ!

ちなみにお湯を先に入れて焼酎は後から。熱湯ではなく70度~80度くらいのお湯で割ると焼酎の香りを程よく引き立たせてくれて熱の循環で自然と混ざり、美味しく飲めます。(熱すぎるとアルコールの香りが強くなって本来の香りが飛んでしまうので注意!)

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かくれ架BASEでも好みや焼酎に合わせた美味しい飲み方をご提案しています^^

他にも焼酎を前日から割っておく前割りを黒千代香という酒器で温めたり、鉢で割って氷で冷やして飲む鉢割りなど美味しい飲み方はたくさんあるのでまたご紹介しますね!

それでは今日も、おやっとさあ〜!


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