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序章~ITを味方に②

 以前、会計士協会主催のパソコンセミナーに出席したことがあります。
参加者の多くは年配の方で、パソコンのいろはもわからず、操作の基本を習いに来ていたのですが、講師は非常に教え方がまずく、

 例えば、ウェブだとかモデムだとか、
専門用語を平気で使った解説をしていました。そのため、参加者の多くは余計にパソコンに対する恐れを持ってしまったのではないかと思います。

 参加者は、それこそパソコンの電源の入れ方もわからないような方々で、つまずくところもほんの些細な、スイッチの入れ方であったり消し方であったりするわけです。

  そこを親切に教えてあげることによって、何もとっつきにくいものではないことがわかってもらえるはずです。難しく感じてしまうのは、教える方にも問題があります。

 パソコンを使うことは、決して難しくありません。誰でも、いつでも利用することが出来ます。

 今では、簡単に使えるテレビ電話がありますが、これなどは簡単便利、かつ完全無料の驚くほどのツール(道具)です。現在でも、既に数千万人以上の方がこのテレビ電話を日常生活に利用しています。

 アメリカでもインドでも中国でも、どこへかけても無料です。しかもテレビ電話なので相手の顔も見ることができます。

 資料をその場でメール送付(データをインターネットで送付すること)すれば、同じ資料を日本とアメリカで同時に見ることができます。会議などには非常に有効ですね。従来の電話会社は大打撃を受けています。

 このテレビ電話ひとつをとっても、世の中がまったく様変わりしつつあることがわかります。 

「IT」を毛嫌いしている余裕はありません。 一歩踏み出して、十分に利用することが不可欠な時代になりました。

分かりやすく経営に対する思いを伝えたい