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第3章~儲けの元②

例えばこんなことはどうでしょうか?

御社では既に対応策を打ち出していますか?


①営業力(物を売る力)の不足

長い高度成長期を通して、たいした営業活動をしなくとも商品が売れてきた。そのために、営業らしい営業をする担当者も居らず、あるいは居てもはなはだ心細い。

→こんな状況で、バブルがはじけた今日、商品が売れている方がびっくりです。

②商品力(他社商品との差別化)の弱さ

自社での研究開発など行ったことがなく、他社でも出来るような、面白みのない商品しか扱っていない。

つまらない商品など今の消費者は見向きもしません。インターネットを見れば あらゆる商品の比較ができ、どんどんおもしろい商品の方へ購買が集中してしまいます。まさしく、商品開発・商品企画に努力している会社が、ひとり勝ち状態 にもなりかねません。

③モチベーション(社員のやる気)が低い

社員のモチベーション、やる気は高いですか? 年功序列的な給与制度のために、優秀な若手のやる気がそがれている。頑張っているものが十分評価されていない。不平不満ばかり口にする。

不平不満を言う社員が多いのは、甘やかされすぎているのが原因です。本来活気のある会社では、社員が不平不満を言っている暇はありません。しかし不平不満の多い雰囲気を打開するのは容易ではありません。いろいろ手を打っても、結局もとの木阿弥ということにもなりかねません。何故なら、社員にとって、給与が十分でないことをだしにして、すべて社長のせいにしたり、上司のせいにしたりしながら、不平不満、愚痴を言いながら暮らしているのが最も居心地が良いからです。彼らは、本気で頑張って給与を増やしてもらおうとは、はなから思っていません。あるいは給与なんか増えっこないとあきらめているのかもしれません。


...心当たりはありませんか?


次回も、まだまだ「経営の5本柱」について、一緒に振り返っていきましょう。

分かりやすく経営に対する思いを伝えたい