第1章~経営は意志がすべて①
人は心が常に考えている通りのものになる
ビジネスの世界でも、毎日の生活の中でも、自分の心の中の考えがそのままその人の限界を決めている、ということが言われます。
大きな事を成そうと思えば大きく考えることが必要ですし、必ずやり遂げようと思うならば、「必ずできる」という自信を持ってスタートすることが不可欠です。
不安を持ってスタートすれば、その不安のイメージが心の中に焼きついてしまい、行動をみすみす失敗へと誘導する力が働いてしまうのです。
潜在意識は自分の心の一部ですが、意識する心とは違って決して眠ることがありません。
潜在意識に向かって自分は具合が悪いと伝えれば、潜在意識は同じことを身体に伝えます。その結果、身体は具合を悪くします。
心の中でしゃべった言葉は、そのまま潜在意識に焼きついてしまうわけです。ですから、心の中でつぶやく言葉には十二分に気をつける必要があります。
できないと思えばできません。どうしても成し遂げる必要があるのであれば、何の自信の裏付けがなくとも、「できる」と信じることから始めなければ成功はおぼつきません。
まずは、自分自身をできると信じ込ませる、信じ込んだふりをすることでも構いません。自分ができると思わない以上は、何事も進まないのです。
そして、できたときの「よいイメージ」を繰り返し繰り返し心の中に焼き付けることが必要です。
人間はその心が常に考えている通りのものになります
だから、我々は、自分がどうなるかと想像する、その想像の実体に十分注意しなければならないのです。
自分自身に関するその人の心像が、 他のいかなる要因にもまして、その人の達成の最終的な限界になるということについては、たくさんの科学的な証拠があります。
分かりやすく経営に対する思いを伝えたい